コンプティーク94年06月号 富野インタビュー

Vガンダム』で描いたのは、今の皆さんの年代の男と女の関係です。そう受け取ってくれればいい。それだけの物語です。
女はね、男を必要としているんです。必要としている男が、仕事のうえでも、私生活においても、あまりにも頼りにならないので絶望しているんですよ。男性が、女性に対して“男であること”を示すことが少ない。たとえば、テレビゲームに出てくる女性って、オタク少年が喜ぶタイプの女の子ばかりじゃないですか。“そんな女性観しかもってないようじゃ、お前ら、女とセックスなんかできないよ!”ってことです。男が、どうあらねばならないのか、見ている人に考えてもらうためにも、“女性というものの実体”をちゃんと描こう。それが『Vガンダム』の一番大きな狙いでした。
あなたたちも、テレビゲームばっかりやっていると、今にまわりの女の子が、カテジナみたいになっちゃいますよ!
(「おそろしい拷問」について)あれは、嫌いな女にセックスを強要されたようなもの。

インタビュアーは小黒氏で、過去に言及
また、同時期のVガンダム大事典のインタビューについて、過去に「空っぽのい理」と評しており、今回についても判断が分かれるか。
コンプティークに関わる御禿については、以前こういう話を紹介しました


めぐりあい京都が終わらないので……。サーセン。