IGLOOムック2種立ち読みメモ

電撃

  • 竹書房より設定・CG画稿は大きく、点数も多い(しかし、設定・CG全てが掲載してあるというわけではない。)。逆に描き下ろしCGはこちらの方が少ない。
  • 新解釈はない。当時の模型誌・DVD及びBDブックレットを読んでいれば必要ない内容。
  • 一応、電撃のみの新設定として、戦車兵の服の型番がM-187、という情報がある。それ以外はパッと見、見受けられない。
  • 徽章解説にて、ジオンにおける「名家」の基準として、「ジオン建国に功労のあった家の子孫」といった意味の一文掲載。勿論これのみではないのだろうが、結構重要な記述。カスペン家もこれに含まれるようだ。そうすると、「フォン」がついたのは割と最近?
  • ヨルムンガンドの項でレガシーの事件にも触れている。しかしオッゴの項ではレガシー、幻陽共にスルー。

竹書房

  • 電撃より設定・CG画稿の総数は少ない(電撃とは逆に、こちらは全種が掲載されている。が、各点数は少ない。)が、各戦闘の解説・図示がある。文字設定目当てならこちら…と言いたいが、各設定に対する注釈は電撃の方が点数の関係上、多くなっている。
  • IGLOO1第6話に登場する偵察ザクが「MS-06F ザクII指揮官用」と、当時のガンポンと矛盾している(S型ザク)。
  • バックパック付きゲルググの型番がアルファベット抜きの「MS-14」なのは、バックパックがB型と同一と断定できないから(似ている形状だが全く同じものではない)。
  • C型ジムは初期型ジムのデータをフィードバックしたもの。一説にはルナツーのジムが関与。
  • アリーヌが関与していたのはRTX-44が復活して440に改装する間。
  • 陸戦型ジムの型番に[]抜け。たぶん誤植。

一応、当時からあったものも再確認ということで羅列してます。
IGLOOの設定資料の完全版…というにはどっちもどっちな内容。電撃の項にも書いた様に模型誌とブックレットを読んでいれば十分。440においては、MG ガンタンクの内容は一切掲載されず。
しかし設定画稿のスキャンがおそろしく汚い。多分二重コピー以下のものなんじゃないだろうか。立ち読みの私が言えた義理じゃないですが、購入者を舐めている。原版からスキャンし直せよ。
あと、どっちか忘れたけど「アリーヌは奇跡的に車外に投げ出された」という一文で吹きかけた。そりゃねぇよ。試写会で監督自らが2も劇中劇であることを匂わせたらしいので、そっちの方向で考察をして欲しかった(電撃の死神論も面白くないわけではなかったけど)。