DENGEKI Re:Play VOL.9 富野インタビュー

  • キンゲで当初考えていた「遊び」の要素をスタッフがマジメに考えすぎてザブングルのような方向に進められず、自分のパワーの衰えを感じた。
  • 今のアニメはマジメに作りすぎているものが多い。メイドが登場するにしても、出しただけで安心しきっていて「萌え」の先が無い。人として成長するのか、ダメになるにしても堕落を究極的に描けるならば作品として成立する。要はキャラを物語の中でどう特化させるか。
  • ∀は以前の作品だろうが以降の作品だろうが、時代の前後関係は分からないけど全肯定。∀の時代にたどりつくまでにはあと100本ガンダムを作っても余裕がある時間を作っているので、∀以後のガンダムを描くとしたら自分で作るつもり。だからロランとディアナについてはEDを迎えたが、ガンダムについては触れていない。
  • ∀は焦点をロランとディアナの物語にしていまったので、ガンダムの構造やギンガナム視点を放置してしまった。「監督、ガンダムのアクションは?」と言ってくれる、パヤオに対する鈴木みたいな人がいれば…。

書き起こす気力がなかったので超意訳。
3番目は「黒歴史」について「『月の風』で書かれていたからC.E.も入る」とか言ってるバカには特に読んで欲しい。

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大月インタ

  • ザンボットは徳川御三家が黒船と戦うイメージ。最終回は日本はまだ眠っている、明治維新は成功したけど開国は中途半端と意味。この話を一年前に御禿にしたら「そうだったのか」と言われた。