安彦インタビュー
- お台場の実物大は奇跡のように素晴らしい。間違いなく大河原さんのであり、僕のガンダムだった。
- 当時ガンダムに専念したかったので、ヤマトの会議中に1話Aパートを西崎氏に見せた。
- 「ジ・オリジン」はテレビ版をより分かりやすく伝えることに努めている。テレビ版がなかなか一般に理解されていないと思う節があった。
- UC原作の福井さんに、ガンダムはもうやらないよと最初は固辞し続けていたんだけど、熱意に押し切られて(笑)。いざやってみたものの、福井さんの書くガンダムと僕が思っていたガンダムとは少し違っていたんですけどね。とにかく、ファーストガンダムが僕のすべて。だから、「ジ・オリジン」も、ファーストのスタッフの一員としてやっているんです。
関連:大河原サイン会にも来ていたらしい
仕事で行けなかった…。
- 私個人に限ればフロンタルは逆シャアからの3年間を踏まえた上でのシャア本人という気持ちで描いていくつもり。
- ニュータイプという存在に対して、非常に分かりやすい答えを提示した物語にするのが目標。
- 福井さんには脚本だけでなく、リクエストやアドバイスを取り入れられる体制で様々な工程を確認・納得してもらうようにしている。小説との差別化も図り、お互いが独立した作品として楽しめるようになれば最高、努力します。
- お台場の実物大の塗装には、高層ビルの外壁と同じぐらいのコーティングを施しているから色落ちしない。プラモでいう「スミ入れ」も、立体感を出すために黒一色ではなく窪みの奥に行くほど濃くグラデを入れている。
- 「Real-G」カメラマン山口氏オススメポイントは櫓。東京タワーとレインボーブリッジが入る。もう一つのポイントは右肩なめの後姿。ホテルと比較できる。
- バンダイミュージアムの「From First」は再設置の際に監督自らが足を運び、ポージングや配置を徹底的にこだわって再調整した。