けものフレンズ スタッフインタビュー、コメント掲載媒体一覧その2

その1
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20170411/
文字数限界のため分割。

けものフレンズ』インタビュー どうぶつビスケッツが振り返るいままでとこれから

http://kai-you.net/article/47168

Editors' Lounge #11 〜「けものフレンズ」と「DOMMUNE」の編集メソッド 福原慶匡(ヤオヨロズ取締役)×福岡俊弘(Editors’ Lounge 発起人)

  • 例の件は今出ている情報が全てでまだ話し合いの最中。途中経過報告は井上専務と合意の上で出したいので見守っていてほしい。三田祭でも爆弾発言はない。
  • 来年3、4月にプロデューサー頑張れ的な卒業制作の本を出版予定。
  • 川上へ工程を戻すのは本来時間、お金、仁義の面でコストがかかるが兼任している本人がやるのであれば問題ない
  • 少人数制は意図した訳ではない。大人数なら休めるし
  • 吉崎先生とのやりとりは一般的な工程が増えるロスよりもプラスが多かった
  • ヤオヨロズの制作スタイルだと途中工程が少ない分、中間データも本人の作業用しかなく、製作委員会へチェックさせる素材がないことも。場合によってはチェック用のデータ作成というムダがある。また製作Pにクリエイティブ素養がなければ見てもムダではないか
  • けものフレンズ制作中、たつき監督はスタジオとAR現場以外に外界との接点がない世捨て人みたいな生活だったので視聴者反応にピンと来てなかった
  • たつき監督が言った様にラッキーパンチはひとつもなくウケたのは狙い通りだが規模が違った
  • たつき監督はニコニコへの10年間毎月投稿という蓄積があるから反応への勘所がある。たつき君がすごいと思うのはコメントを打つための間が映像中にある
  • 映像中への気付きに対する二度見とシークバーとコメントありなしという機能がマッチした
  • けものフレンズ攻殻の様な作品と違ってスマホサイズで見ても毀損される要素が少なく現在のメディアに向いていた。
  • 劇場アニメをいつかはやりたいが、ヒットさせられるかと劇場でかける必要性を出せるかが不安
  • 今は海外向けも面白そう
  • たつき監督は先を見すぎているからスタッフが理解するまでにディレイがある。制作Pには各所への翻訳者としてクリエイティブ能力が必要
  • たつき監督曰く、たつき監督がP寄りのディレクター、福原PがDよりの制作P。
  • 来年は他大学の博士課程に進みたい
  • 今後ビッグヒット作品は言語化しにくいのではないか。定量的価値にしないと一般にはウケない(何万ヒット等)。制作Pもプレゼンしにくい。けものフレンズも一言で説明できない。デジハリ進学はプレゼンにおいてハッタリを利かせるためでもある
  • アメリカではPの教育機関が数多くあるが、日本にはデジハリしかない。日本のPはポンコツが多い
  • アニメの制作費は1本(クール?)2億4、5千万かかる(一般論?)
  • 日本のテレビ局は出資額の少なさに対して権利を持ちすぎている。職権濫用ではないか(海外配信権など)
  • とにかくたつき監督には他の仕事をさせたくない。納期を気にせずとにかく楽しいものを作ってもらいたい。
  • たつき監督は正社員ではなく作品契約を5年継続中。
  • アニメ業界は契約書より業界慣習の方が優先される変なところがある。僕は異業種出身なので気がついた。

アニメカルチャー研究会2017年度三田祭イベント『たつき監督・福原Pトークショー 〜ふれんずと考える、アニメについての"ヤオヨロズ"〜』

基本的にたつき監督の発言。

  • 神イベントだった(ノルマ達成)
  • 例の件の話はなし
  • スライド紹介のたつき監督のけものフレンズ役職に美術デザインが追加されていた(以前からあった?)
  • てさぐれで福原Pに「1クール3キャラ」という話をもらったが実際はだいぶ違った。たつき「地獄アンド地獄」。2クール目の話を局Pからもらったがスケジュールが1年違った
  • コンテンツを作るとは
    Q.楽しいことと辛いこと
    たつき 楽しさと辛さの比率は変わらないが絶対値は変わっていく。農業感がある。楽しいだけの作品はそれはそれで危険な気がする。
  • Q.スタッフ募集について
    たつき (アニメ制作は)やらない方が良いと思う。雑誌募集の数十倍見てもらってありがたい。昔はオペレーター呼称もあったが、サンライズはしっかりアニメーター扱いしてくれた。
  • Q.海外意識について
    たつき 全然ですね。段々狭くなっていってる。自分たちが見たいものに寄っていった結果、大勢に見てもらえるという逆転が起きていますね。
    福原 普遍的なテーマは共通なのでは。おもねったアプローチはしない。海外は予算がデカいので、どの道海外となんとかやっていかないと。
    たつき kawaiiなどが通じる圏は日本に近い国から伝播するという話を聞いたことがありますね。
  • Q.P育成大学について
    福原 日本のPはクリエイティブ面に明るくてもビジネスは弱い(たぶん制作Pのこと)。大学を作るのはすげー金と土地がかかる。博士課程はマジで慶応を考えています。
  • Q.今一番作りたいアニメ
    たつき 作りたいのはたくさんありますね。
    福原 同時にやってるよね。
    たつき 最近気付いて、小ネタが数百、シリーズに進められるのが10いくつ。福原さんや伊佐が面白がってくれるものが次作に転がっていく。数に溺れるのも危ないのも分かっているのでバランス感ですよね。
  • Q.ネットフリックス展開について
    (加入サービスのアンケートしつつ)
    福原 契約による。
    たつき お声がけによりますね。
  • 司会 お二人の銀行口座を教えてくれという質問もありました(会場笑)
    たつき 永く応援してくれればそれで(笑)
  • たつき スタジオとコンビニにしかいないので、去年友達に会った日が思い出せない……。
  • ヤオヨロズCGアニメーション徹底解剖
    たつき CGWorld級の質問が20時間分来てますね……。
    C4Dについて
    たつき 色々触って、起動が早いかで。ツールには拘ってないのでフラッと替えるかも。
    福原 デメリットは他で使ってないから、外から応援を呼べない。どんどん内製になる。
    たつき フローもそうなってますね。
  • Q. 同人と商業の違い
    たつき 商業はお客さんと依頼者の要望かつ面白くが重なっているかをしっかり見ていかないと。同人は作りたいところだけ合っていれば良い。
  • Q. irodori結成について
    たつき 最初に伊佐に、大学の飲食スペースで、このまま就職するのかとか話をして、白水を入れて気付いたら今。福原 3人の結束はすごいよね。俺も入れない聖域。
    たつき 狂気ですよね、そうさせてるんですけど。淡々と仕事をするだけってのはたぶん無理で。この10年やってきたことの蓄積の意味が今になって半分わかってきた。
    福原 同人時代に培ってきたことが役立ったって言ってたよね。
    たつき てさぐれはアニメ業界のフローだと落ちるんですよ。irodoriのやり方をソケットで付ける感じ。
  • Q. リアルとデフォルメの良し悪し
    たつき 状況によりますが、うちのスタジオではデフォルメを目指してます。浮世絵の線と形状のデフォルメが僕は好きですね。ただどっちの良いところも見ておきたいですね。サンライズ時代の作品もセルなんでデフォルメなんですよね。そしてゴールが見えている。各人で基準は違うけど日本人は中にだいたい同じ物差しを持っているはず。本当に上手いキャラデの人はメディアごとの情報量ができますね(線数)。
  • Q.カット割について
    たつき FIX寄りなんですけど、堅気の質問じゃないですよね(会場笑)。3Dはカメラもキャラも動かしやすい(楽ではない)ので演出時増やしてしまいやすいんですよね。CG臭いのがあんまり好きじゃないんでFIXの方が伝えやすい。
    福原 最初に会った時、この線が良いって話したよね。
    たつき 結構良いとこつっかかるなぁと。のべ100人くらい声かけてもらいましたけど安く作れるかとかで。ドヤっと出すのではなくお客さんが知覚できないくらいのを徹夜して出すのが良いなと。
    福原 V編で差し替えるCutがあるんだけど、違いがよくわからない。Pの楽しみではあるんだけど。
    たつき レコードの聴こえない音と同じで。
    福原 今のところV編落としたことないんで。
  • Q.アニメ仕事と趣味の線引き
    たつき ありがたいことに重なることが増えているし、そう生きたい。
    福原 CGじゃない趣味ってあるの? 散歩好きじゃん。
    たつき そうですね。喫茶店とか。
    福原 中野の喫茶店だいたい行ったよね。
    たつき 書けない時、行きましたね。
    福原 行き付けって業界人の来ない寂れた喫茶店だからよく潰れてる。
    たつき 中央線と西武新宿線はヤバいですね。
  • Q.普段の学習、情報収集について
    たつき (フレンズの会の雨季の隆起などは)たまたまですけど。雑食な方です。ザッピング感覚で日常を取り込んでる感じ。近所のファミマの立ち読みとか。見る本はマンガの方が多いですね。
    福原 最近switch買ったんでしょ?
    たつき 購入する権利に並びました。
  • Q.音響について
    たつき 最初の人を決める時点でほぼ決まるんで、(音響監督を信頼して)あまり口を出しませんね。
    福原 けものフレンズも後半になるほど音響から提案が増えたね。
    たつき なんか言うのは鍵括弧でいうと"」"の部分の調整ですね。
    福原 阿吽の呼吸だったよね。
    たつき マイナスな直したいポイントは先に音響監督からリテイク言ってくれたので、ブラッシュアップの部分に集中できましたね。
  • Q.作りたいものについて
    たつき (お客さん、依頼者、自分の)重なりの範囲が広い方だから割と作りたいものができてる方。
    福原 締め切りが無限にあったらどうする?
    たつき 出なさすぎて腐るのも良くないんで。色んな視点がありますね。
    福原 兼任してるしね。
    たつき アニメーターのたつきはぶち切れますね。演出のたつきは、そんなこと言うからあかんねん、と。
    福原 (先日の金、時間、仁義の話)
    たつき 仁義にはめっちゃ気ぃ遣いますね。遣わない様に人員を配置するしかないですね。監督としてはリテイクを言わなくてはいけないんですが言えないので自分で引き取ったり伊佐と白水に明日までと言ったり。
  • Q.修羅場の必須アイテム
    たつき 脳のエネルギー残量には気を付けてますね。打ち合わせに出ても脳に入ってこないので。あとすぐ寝られる様に机の下にふとん敷いておきますね。こういうイベントに来ていただけるのは個人としても嬉しいんですが、業界としても嬉しいですね。ちょっとでも興味を持ってもらえるのは嬉しいです。過剰にですぎるのも良くないですけど。
  • たつき監督、福原Pの素顔に迫る!
    Q.ケニアの思い出
    たつき 犬とずっと遊んでましたね。治安上ジャーマンシェパードを飼っていました。友達は家が滅茶苦茶遠いんで月一で。弟か犬か亀と遊ぶか。カメレオン探しが熱かったですね。
  • Q.ケニアの影響
    たつき 犬まわりのところの影響に最近気付いてきましたね。あと関西のノリの影響も。犬と遊ぶとアフレコするじゃないですか。
  • Q.最近食べたもの
    たつき バナナですね。セロトニンを採って元気になろうと。ほっとくと鬱っぽくなるので肉を食べるようにしようと。食べ物でコンディション変わるのでそこで遊ぶ様にしてます。闘争心煽るカットなので肉食べようとか。
  • Q.冬コミ新刊は?
    たつき いつも通りまったり頑張ります。
    福原 当選したの?
    たつき みたいです。最近はお客さんの方が先に見つけてくれるんで。
  • Q.趣味もCG?
    たつき 寝る前に趣味の作業とか。休日祝日…祝日ってよく分からないんですよね、仕事してから休んでないので。おかげさまで仕事させてもらってます。
    福原 アニメ制作に無関係な趣味ってないよね。
    たつき そういうのを選んでいるので。
  • Q.新海氏について
    たつき 全然レベルが違うと思いますよ。DoGA時代の作品から見ています。新海さんは王道を求められてると思いますけど、僕はゲテモノの方で変わり種で、何か変だぞと言われる方ですね。
  • Q.福原Pの強いメンタルを保つ秘訣
    たつき メンタル強くないですよね。
    福原 俺メンタルそんなに強くないよ。酒飲んで寝るくらい。
  • Q.アメリカ視察で得たもの
    福原 クリエイティブについてはそんなに差がないと感じましたね。自戒を込めて言うと日本はPがダメかな。予算を出せない。1年間の研究費など、1作品に専念できる様なお金が出せない。
  • Q.異性の好み
    たつき 制作中に見たTVアニメの惨殺されたるけど後でなかった事になる子ですかね。あんまり現実を見てないのかもしれないですね。
    福原 橋本環奈。
  • Q.好きなアニメ
    二人とも 答えづらい。
  • Q.今一番食べたいもの
    たつき ハラミ。この前初めて食べて衝撃的でしたね。これまでホルモン好きじゃなかった。
  • Q.来年の目標
    たつき 今の進展で研究がもう一段奥深いところに行ければなと。
    福原 目標と現状の差は?
    たつき 6、7割行ってると思いますけど、10割の目標のベクトルも都度変えていった方が良いと思うんですよね。映像を見て「たつきっぽい」と言われると、気が楽になりますね。
  • Q.毎日やること
    たつき アニメ……ですかね……。
  • Q.老後までに叶えたいこと
    たつき なるべく長くやっていきたいですが、趣味でも長くやっていきたいですね。
  • Q.尊敬する人
    たつき ひとつ特定って考え込んでしまいますね。
    福原 あんまいないなー。
  • たつき 今回こんなたくさんの人がいるとは思わなかったですね。13、4人かと。
    福原 それ学祭として失敗でしょ。

上原あかり」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/interview/413481/a/

できうる限りロジカルに。『けものフレンズ』などのデザインワークを手がけてきた株式会社Y'sの考えるデザインとは

https://www.pixivision.net/ja/a/3056

【インタビュー】『けものフレンズサーバル役・尾崎由香×アライグマ役・小野早稀が2ndシングルとアルバムについて語る!「今回も間違いなく“神曲” です!」

https://cho-animedia.jp/music/31854/

舞台上で支え合うふたりは実はチワワ&うさぎ!? 来月再演する舞台「けものフレンズフェネック役・本宮佳奈さん、アライグマ役・小野早稀さんが出会いから今までを振り返る!

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1512982424

【写真満載】ウラ話満載! 舞台「けものフレンズ小野早稀×本宮佳奈インタビュー“顔以外は汗だくです(笑)”

http://ure.pia.co.jp/articles/-/135943

舞台「けものフレンズ」再演 本宮佳奈小野早稀インタビュー「さらにどったんばったん大騒ぎ!」

https://enterstage.jp/interview/2017/12/008619.html

舞台「けものフレンズ」、サーバルやPPP(ペパプ)らも参加のとってもなかよしなフレンズたちの稽古場をリポート

https://spice.eplus.jp/articles/164055

二次元未来峰会 たつき監督講演翻訳

http://www.acgdoge.net/archives/23250
北京現地のレポートを翻訳していただきました。

質問1:
けものフレンズ』のストーリーの一貫性には驚かれていました。このアニメの制作工程はどういったものでしょうか。また、実在の動物に関する資料はどうやってメインストーリーに落とし込んでいたんでしょうか。

たつき
私達のアニメは、シナリオ作りの面では少し異なったものなんです。通常では一気に完成するシナリオに対し、『けもフレ』のシナリオは書きながら随時に加筆修正する形になっています。実在の動物に関しては、その資料はあらかじめ準備していたため、シナリオを書く時はやはり書き進めながら削除したりしていました。この点においては、ほかのアニメ会社とはちょっと違うかもしれませんね。

(答えを受けて、アニメ会社の副社長は、ほかのアニメの違いとして、『けもフレ』は本編の合間に実在する日本や海外の動物園の飼育員による動物解説を挟まれていたことを挙げたという)

たつき
動物園の飼育員さんに本編の合間に解説してもらうというのは自分のアイデアで、『けもフレ』には視聴者が現実の動物園に足を運んで頂き、実際に動物たちを鑑賞して頂けるきっかけになってほしい、という思いがありました。

質問2:
けもフレ』では、あれほど視聴者の共鳴を引き起こした伏線は、どのように構想したんでしょうか。

たつき
これは先程の質問と少しダブった所があります。創作する過程の中に伏線を構想することですが、共鳴に関しては、アニメ好き・漫画好き・ゲーム好きという受け手の視点から入り、自分だったらどういう要素が好きかと考えて、入れるわけです。『けもフレ』という作品も、やはり自分が作りたい内容を作ったまでのもので、最初はこれほどの人気が出るとまったく予想できませんでした。やはり、自分もアニメや漫画、ゲームが好きで、作り手であると同時に、作品に対する受け手でもあるわけです。

質問3:
てさぐれ!部活もの』から『けものフレンズ』までは、たつき監督は全てCG技術を用いて制作したわけですが、CG技術が好きという原因とはなんでしょうか。また、CG技術に関しては、監督はどういった強みをお持ちでしょうか。また、生産性についての特徴があるんでしょうか。
これからの日本アニメにおいては、CGはやはりそのまま補助的な手段に留まるか、それとも日本アニメ制作において不可欠な技術になると思うのでしょうか。

たつき
アニメを作るという意味では手書きでもCGでも構いません。自分は手書きアニメが大好きですが、自分が作りたい作品は、CGでの制作に向いています。
CG技術というのは、実は使うという意味ではなかなか大変なもので、自分も未だに試行錯誤中で、自分の色と言えるほどのものを持っていません。しかし、どうも自分はCG技術とは相性がいいようですね。
すでに50年以上の歴史を持っている、日本の伝統的な手書きアニメの制作に比べて、日本はCGの画作りの生産性においては、まだまだ改善できる余地が大きく残っています。CG技術自体は伝統的な手書きの助けにもなります。例えば、監督や制作者の参考になれるように、立体なモデリングを作ることなど。
CGは果たして補助的な技術、それとも重要な制作技術に関しては、自分も未だに考えていますが、補助的な技術であると同時に、重要な技術でもあると思っています。ここ数年間の作品にもCG技術で作られた画面がたくさんがあります。アメリカのアニメ作品がCG技術を多用しているように、日本もいつかアメリカのように、どんどんアニメにCG技術を導入ようになると思います。
それでも、日本ではやはり従来的な手書きアニメが依然として多くあり、また日本のアニメーターはとても優れた技術を持っていることを鑑みて、これからはCGアニメと伝統的な手書きアニメは半分半分になるのでしょう。自分も手書きアニメの一つ一つのコマ感が大好きですので、CGアニメの作り手としては複雑ですが、いつか日本のCGアニメが良い意味で手書きアニメに脅かすほどの存在になってほしいですね。

(補足:たつき監督は今日のイベント会場を回った時、中国のアニメにはアメリカ風の3DCG作品と日本風の手書き作品が同時に存在すると気づいたため、たつき監督はここで副社長に、中国では3Dアニメと手書きアニメのどちらかが多いと訊ねた)

副社長:
今までの中国では、CGアニメのほうが多かったんですね。元々国内のテレビ局に流れたアニメは児童向けでオモチャを売れる作品が多かったため、そういった作品は制作コストや周辺の開発コストにおいては比較的に把握しやすい3DCGを好んでいました。ここ数年では、特に中国の配信アニメでは、手書き技術のほうがだいぶ増えていましたが、全体的に、中国アニメはハリウッドやディズニーの影響を大きく受けているため、アメリカ風の作品が多いですね。

たつき
こうした状況のなか(中国のネット配信アニメでは、手書き技術で作られた作品のほうが多い)、『けものフレンズ』というちょっと特別なCG作品は中国でも受け入れられていたことには、自分も意外だと感じていました。なにせ『けもフレ』のCGは、今まで言うCGの大作に比べてやはり違うわけですから。

質問4:
たつき監督は以前、毎月定例的にサークル制作の自主動画をアップするという時期がありましたが、どうやって制作時間は割り振っているんでしょうか。チームの中ではどういう協力体制を取っているんでしょうか。
また、『けものフレンズ』のアニメ制作においては、制作を早めるためにはどういう手法で使ったんでしょうか。

たつき
今まで毎月に一つの短編動画を作る理由は、テレビ局に放送されるアニメと違うようなアニメを作りたいと思い、短時間で作れる短編をインターネットにアップするわけです。動画短編といっても、その制作の工程は普通のアニメとほぼ変わらないですが、短編ではチームに合わせるために、ディテールに関しては時間と縮める、もしくは逆に時間を伸ばしたりします。
けものフレンズ』は制作するのにあたって、作画監督は業界のベテランに、アニメーション制作は各所から集められた制作者にお願いしていたため、制作や意思疎通の効率は前者より良いです。

質問5:
けものフレンズ』はたつき監督のデビュー作ですが、このアニメの制作においては、どのような挑戦や困難に直面したんでしょうか。

たつき
アニメ監督というのはアニメーション制作における管理・統括する立場ですが、一番忘れてはいけないのは「いかにしてアニメをより面白くするか」ということだと思います。アニメの制作には膨大な工程が必要ですので、コミュニケーションが非常に重要なことだと思います。
けものフレンズ』の場合は、アニメーション制作のあらゆる部分において非常にスムーズなコミュニケーションを果たしたと思います。

質問6:
たつき監督は少し前ツィッターでアニメ制作者を募集していましたが、新作についての構想を少し教えていただけますか?

たつき
確かに、自分は新作アニメを作りたいですが……まさかとは思いますが、中国ではツィッターの書き込みが読めますか?(注:監督がその場で「自分のツィッターアカウントに返信することがある方」と訊ねたら、現場には多くの人が手を挙げたようです)
制作者の募集に関しては、実は原画と美術という二種類の制作者が足りないです。実際、ツィッターには中国の方からの連絡もありましたが、このように国境をも越えて連絡してくださった方がいらっしゃったことには、思いもしませんでした。今度の新作は、自分の趣味や好みに傾く内容になるとは思いますが、それに関してはもうしばらく待って頂ければ嬉しいです。

質問7:
たつき監督はこれからはどんなジャンルを開拓したいと思っているのでしょうか。また『けものフレンズ』みたいな荒廃した世界観の作品を作りたいと思いまか。

たつき
自分はやはりアニメを作りたいと思っていますし、アニメ業界でもっと活躍したいし、ずっとアニメを作っていきたいと思っています。
荒廃した世界観は自分も大好きですし、このようなジャンルの作品はこれからも作りたいですが、このような荒廃した世界観を持つ作品が好きなのはおかしいでしょうか?(注:レポでは実際のニュアンスを判明できない)
自分の作品のインスピレーションに対しては、乗り物を乗りながら考えています。また、思い浮かんだアイデアもすぐメモするようにしています。今回も、中国に来る途中では、色々考えました。

副社長:
たつき監督が新しいインスピレーションを掴むことをお祈りします。

たつき
今回北京に来ている途中では、すでにいくつかの閃きがありましたが、これから実際に落とし込む。
今回、中国に訪ねた時、中国の道路がいろいろと面白いと感じていました。運転席は日本とは逆ですし、やけにアグレッシブな運転手さんや、日本と一風変わった観光スポットにも興味深く思いました。
今回北京に来るのは、自分にとって20年ぶりの海外旅行だったんですよ。20年前には一度ネパールに訪ねたことがあり、さらに小さい頃ではアフリカで暮らしていた時期もありましたが、ここ20年間はずっと日本に引き篭もっていました。

質問8:
プロデューサーさんは、たつき監督はアニメ制作の休憩時間でもアニメを作る人だと仰られましたが、このように商業アニメと同人アニメはどういった関係で、監督はいかにして仕事と個人の趣味におけるバランスを取っているのでしょうか。

たつき
それは、下に座っている福原慶匡プロデューサーの、私に対する評価なんですね。商業アニメと同人アニメの関係は、互いに補完し合うものだと思います。同人作品は、商業アニメの宣伝になれますし、商業アニメもまた同人の創作に刺激を与えてくれます。両者は、ちょど人間には二本の足があるような関係なんですね。
最近では自分の創作においては、実はそれほど不満を持っていません。商業アニメは限られた時間内で作らければならないという条件があった上、企画参加者の利益を満たしながら、作品を面白くしなければならないという縛りがありますが、それは元々商業アニメが持つ性質なので、不満を持っているわけではありません。一方、同人アニメは時間の締め切りもなく、自由自在に作れるものですが、実は同人作品の制作も、商業作品を作る前の訓練になりうると思いますので、今日ここにいらっしゃった中国の方にどれくらいのアニメーターさんがいるかは知りませんが、アニメを作る時は、ぜひ自分と相談しつつ、受けいられる許容範囲を越えないでください。

質問9:
たつき監督はアニメの勉強や仕事においては、どんな作品の影響を受けたんですか。特別に好きな作品やアニメクリエイターがあれば教えてください。また、アニメ監督になるには、どんな素質が必要なのでしょうか。

たつき
自分は、この場では数え切れないほど、たくさんの影響を受けています。しかしながら、アニメそのものよりも、漫画やゲームから与えられた影響のほうが多いと思います。自分は、漫画好き、ゲーム好きという気分でアニメを作っている所があって、読んだ後に励まされた漫画などもあります。
ところで、日本にはいわゆる深夜枠のアニメがありますが、中国のアニメ放送には固定な時間帯とかがありますか?

副社長:
中国のテレビに放送されているアニメは一般的にプライム帯に流れるものなんですが、ここ数年では中国のインターネットに放送される日本アニメは、日本と同時に放送される作品もあれば、日本の初放送後すぐインターネットに配信される作品もあります。

たつき
自分も毎日退社して電車に揺れながら家に戻ってテレビを付けるのなら、堅苦しい作品を見たくありませんので、適切な時間を作って、自分に似合う作品を見るようにしています。
アニメ監督が必要な素質に関しては、自分はまだアニメ業界の新人監督として、有名になりたいですし、いつか業界の中では名を知られてもらいたいと思っていますので、監督にはどんな素質が必要かに関しては、私にも答えられません。私の場合はあくまで自分が好きなアニメを作っていますが、逆に苦手な題材でも質の高い優れた作品を作れる方もいますので、どちらが良いかは一概とは言い切れません。

たつき
けものフレンズ』の第1話が放送される時、日本、韓国、中国、台湾ではあまり反響がなかったものの、第3話からはいきなりブレイクしました。日本の作品に対する反応のほうが多少早かったとはいえ、中国や韓国でもやはり第3話から人気が沸騰したという事実を鑑みて、欧米に比べて、中韓などアジアの国々や地区の視聴者の好みはやはり日本に近いと思いました。この前にも中国や韓国の視聴者からの手紙(メール?)が届いていますが、少し前にあまりよくなかったこともあるものの、ファンは手紙で応援してくれていました。
私は、自分が正しいと思っていることを貫き、自分が正しいと思っている作品を作ることが大事だと思っています。自分もアニメ業界の新人監督として、いつか先輩たちに追いつきたいと思っていますし、同人作品に対しても初心を忘れず、これからも作り続けたいと思っています。
今回は貴重な機会に巡り、中国で交流会をやっていただき、本当に感謝しております。中国のファンとの交流はとても楽しくて、日本にあった色々を一瞬忘れる程でした。ありがとうございました。

【インタビュー】舞台「けものフレンズフェネック役・本宮佳奈×アライグマ役・小野早稀が意気込みを語る! 「キャストみんなが役に似てきています!?」

https://cho-animedia.jp/stage/34523/

やっぱりたーのしー!開幕迫る舞台「けものフレンズ」再演、稽古場レポート
https://enterstage.jp/news/2018/01/008728.html

アニカン どうぶつビスケッツxPPPインタビュー

  • 佐々木 アニメって、枠からなかなか出られないじゃないですか。けものフレンズって一般の人の目に止まるところにもガンガン出ていたのがすごいと思います(他番組のBGM使用、コスプレなど)。
  • 小野 大石さんがボソッと「みんな(レコーディングに)慣れてきたんだよな……」と言ってました。寂しそうな感じでw
  • 相羽 チーム感というか、どんどん親戚化している気がします
    根本 ごはんを食べてる時の話題が本当に親戚の集まりみたい

Twitterトレンド大賞 たつき監督コメント

田村 ガリガリじゃないすか、たつき監督。
たつき どうも。
田村 どうですか、けものフレンズTwitterの中でアニメ部門で一番呟かれた作品だって聞いて。
たつき これはでもお客さんのおかげというか。大いに盛り上げていただいたので。
(中略)
田村 ペンギンは出てくるキャラなんでしょうか。
たつき 動画に映す顔でもないので……。

内田彩 公式ブログ 出逢えた奇跡に感謝です*

https://lineblog.me/aya_uchida/archives/13167783.html

けものフレンズアワー大晦日SP 細谷Pコメント

色々あって、楽しいことが楽しくなくなってしまったなと。申し訳ないなと思っております。我々としても当然たつき監督はじめヤオヨロズさんの功績には非常に感謝をしておりますし、とてもたつき監督の2期を見たいなと制作委員会一同勿論思っていました。で、そこは嫌らしい話、ビジネス的にもそっちの方が絶対に上手くいくというのも分かっていたんですが。色々な事情があって、皆さんそこはとてもお聞きになりたいとは思うんですけれど。委員会は合議制でやってますので、誰がどうということでも実はなくって。誰かが何かを言った時に乗るか乗らないか、ということが色々あって。で、それを突き詰めていくと、逆に両方の個人攻撃にどうしてもならざるを得ないですし、そこはちょっと我々としても本意ではないというところであんまり……。今日僕が委員会を代表として出てきているわけではないんですが…。ということになりますので、ちょっと今回は……あの……色々と、ああいう福原さんからの発表もありましたが、我々としては9/27に出した声明が今の我々の見解であるということになります。この先も勿論我々は吉崎先生が作ってくれて、たつきさんが育ててくれた、けものフレンズを、もっと、またみんなが楽しんでくれる様なコンテンツにしていくつもりで動いていきますので、この先も応援をしていただければなと言う風に思っております。これでご納得いただけないのは百も承知ではありますが、すいません今の僕にはこれしか言えないです。皆さん仰りたいことがたくさんあるんでしょうが(以下違う話題なので略)。

けもフレ、君たちは…ヒットのプロに聞く(日経MJ

http://college.nikkei.co.jp/article/110514510.html

舞台けものフレンズ再演2日目ソワレ 山下さん最終公演挨拶

  • 山下 実は舞台が初めてでして、稽古中から勉強になることいっぱいあったんですけど、ステージに立って役者・フレンズの皆さん・スタッフのみんなが一緒になって作っていくものだと実感しました。私は千秋楽ですけど明後日からは圧の強いあいあいが戻ってきて再演ということですので、皆さんも足を運んでください。アドリブシーンほんと頑張ってるんですよ。笑いに来るつもりで。

加藤里保菜のりほにゃんばんわ!! 1月23日放送分ゲスト西川美咲さん

https://www.youtube.com/watch?v=ObSRxcIPwLE

  • 舞台再演は初演よりも演者同士の会話機会が増えた。
  • 加藤さんもタヌキのアドリブを舞台袖で悩んでいた。楽屋でウケたネタが観客にはニュアンスの違いで伝わらなかったりなど
  • PPPのアドリブは自分で自分の首を絞めにいっている。
  • 打ち上げの会話でも声優陣ひとりひとりのけものフレンズ愛が強いのを感じる。どうけものフレンズを続けていくかなど。私たちも舞台だけで終わりはさみしいので、関わることならなんでもやるよ。偉い人聞いてますか〜?

アニメビジネスフォーラム+2018 福原P登壇部分

  • オリジナル作品xパートナーシップ作品…原作権と著作権を含めて保有し活用するスタジオを目指す。また社内でその権利を最大化できるビジネスPを育成する。
  • ぴえろの様に資金がないと原作権確保は難しい。
  • クリエイティブとビジネスの両方できて初めてプロデューサーといえる。
  • ヤオヨロズは「積極的な鎖国」。気の合う仲間はどんどん入れていく。
  • たつき監督のTwitterのムービーはプリプロダクションでもあり、お客さんの反応を見ている。
  • 与信があれば、たつき監督オリジナルを発表できれば。
  • パートナーシップ方式とは、製作委員会とスタジオの関係を逆にしたもので、制作スタジオが全ての権利を保有する。パートナーに出資の有無は問わない。原作権を持っていなければこんな生意気なことはできない。
  • (今後の業界について)クリエイターにめっちゃ金を払いたい。憧れの職業になれば人も増える。Pの仕事は金を持ってくるのが一番。

イコラブ版舞台「けものフレンズ」初日直前でメンバー12人で意気込み!“のけものはいない助け合い”で結束固まり稽古乗り切る

http://www.edgeline-tokyo.com/entertainment/13054

=LOVE版舞台けものフレンズ

  • 背景の火山がアンチセルリウム化している
  • LBがいる(舞台と同じ仕様)
  • 図書館がある
  • アニメ版らしきサーバル、トキ、アルパカ・スリが設定上いるらしい台詞
  • PPPが5人組
  • ジャイアントペンギンがフレンズ化している
  • 公演毎の変化要素はシヴァテリウムのモノマネ。千秋楽はアニメ版らしき訛り、カフェ勤務のアルパカ・スリ。初日はサーバルにもテロップあり
  • アニメ版踏襲演出はテロップ
  • 共通項は「ひとりぼっちの夢を見る(=絶滅動物)」

ダイアウルフ山本さんSHOWROOM

  • 楽曲は全てオリジナル
  • =LOVEドキュメンタリーのスタッフも入っていた
  • 台本ビート時の行動は公演で違う
  • 一番好きなシーンは円陣
  • リョコウバト大谷さんは喋り方がイメージぴったりだった。二人で舞台が不安だった
  • アンサンブルがオーストラリアデビルを稽古で演じていた
  • ニホンカワウソ音嶋さんはメトロノームの様な役割と演出に評されていた
  • アリゾナジャガー齋藤さんは教科書or台本片手に稽古に来ていた
  • =LOVE版舞台DVDは出て欲しい

シヴァテリウム佐々木さんSHOWROOM

  • 演出川尻氏は自分らしく演じて良いと話していたが、ネクソン版ファンもいるのでなるべく似せる様に演じたが難しい。全く別物だとけものフレンズである意味がない。
  • 佐々木さんは元々アニメ版ファン。
  • モノマネはアニメの部分を切り抜いてずっと聞いていた。サーバルは似てない。主人公は難しい。アルパカとトキは特徴があるのでやりやすい。

デジコレ8 福原Pデジハリ大学院修了課題プレゼン

  • デジハリ大学院入学したのは、アニメ業界参入してアニメ業界の商習慣、音楽業界以上に複雑な権利関係に戸惑いがあったから。
  • けものフレンズにはデジハリ大学院で学んだことが反映されている。
  • よくけものフレンズ儲かったんでしょと言われるが権利がないので全然儲かっていない。
  • パートナーシップとは、スタジオで運営できる権利はスタジオが直接、そうでない権利をパートナーシップ企業と共同運営。

時間も短いのでほぼ3月の新刊の紹介。

ヤオヨロズ近況トークイベント

  • ケムリクサTVアニメ化決定告知映像上映。たつき監督が徹夜で作成。デスメタルさやかのいいとも風映像と、C93フライヤーをCG化したもの。ケムリクサTVアニメ化イベントをAnimeJapanで行う予定。
  • イベント応募総数3400通。2000通時点でたつき監督に相談、再演決定。この日になったのはコミティアに合わせたいというたつき監督の意向。
  • 白水「コミティアはまったり、コミケは殺伐とした感じで」
    伊佐「皆さん受けとる時に大事そうにしていただいてありがたい」
    たつき「あまり転売っぽい人がいない(会場笑)コミケは(あっ売るな)と」
    白水「はい、あります」
  • たつきコミティアは良い締め切りになる。空気が良く頑張ろう、と」
  • 年末は何年かぶりにレンタカーで帰省した3人。
    たつき「伊佐の運転は危ない」
    1月1日に帰宅してアニメを作るたつき監督「マウス長いこと握ってないと危なくなる」
  • 福原P「フォロワー数20万超えてますね」
    たつき「あれはもう監視やと。珍獣を見る感じやと。ライブカメラみたいな」
  • アニメーター募集、美術募集の方々とのやりとりがある
  • 伊佐「テンションが上がるのはキャラらしい動きができた時と、たつき監督から企画をいただいた時」
    たつき「伊佐が面白いと言うとお客さんとも感覚が近いので通りが良い。重要な位置ですね」
    白水「美術はキャラの住んでいる空気感をどれだけ出せるかが楽しいところですね」
    伊佐「ゆっこさんキャラも見てるので、たち位置が違う時はアドバイスもらったり」
    たつき「セクションが混ざりあってるので。割り振りが分からんからとりあえず作画監督にしとこう、みたいな」
    福原「画を全てコントロールしているという意味で作監職にしたと」
    たつき「3人とも10個以上役職付いちゃって面倒くさいから」
  • たつき「(傾福さんには)どういう意味が込められてるんでしょう……どうなんでしょう……」
    福原「最期死ぬまでに謎とかメモしておかないと本当に皆に怒られるから」
    たつき「何にも意味ないですから」
    伊佐「文字のこととか」
    たつき「覚えてない」
  • たつき「傾福さんAmazon1位は衝撃だった。商業アニメのつもりでなかったので何故カウントされるのか。その辺の公園で紙芝居屋が売ってた水飴がミシュラン1つ星取った感じ」
  • 福原「(傾福さんの)続きあるんですか?」
    たつき「いや〜……。あっでも最後なんか追加してたな(ラストカット)」
  • たつき「irodori作品は眼鏡、たれまゆ、ケムリクサの3系統あって、自主制作はそのどれかを筋トレにやるニュアンス。傾福さんはたれまゆに寄ってる感じ。商業で本気でやる時に全部全開。アトムを組むみたいな発想。アトムは一度に組めなかったから、アームやセンサーにバラして定期的に組む。けものフレンズもそれに近い。けものフレンズは(反応が)わあっと一気に来すぎた」
  • 福原「たつき君のスタンス、この10年で変わってる?」
    白水「昔からずっとこの感じで。世界で一番アニメのこと考えてる」
    たつき「怒られそう」
    伊佐「たつき君はこのままずっと突っ走ってる感じ」
  • 福原「よくPがブレーキでクリエイターがアクセルと言いますが僕らの場合はそうじゃないですね」
    たつき「そうですね」
  • たつき「(このイベントは)家感で喋ってしまう」
  • 福原「Twitterで呟いていただければ今後の参考に」
    たつき「なぜ(こんなに)応募したのか。僕適当に喋ってるのであんまり信用しないで。明日は違うこと喋ってる」
  • 福原「(へんたつは)傾福さんが一段落したのかなって。休まねぇんだ」
    たつき「あれよく分かんないです。なんなんでしょうね。あそこしかなかった気が」
    伊佐「タイミング出さなきゃみたいなことを」
    たつき「色んな作品そうなんですけど5年10年単位で実はずっと沈殿してたやつとか。これ今のがすともう作らん、みたいな。商業つくる為の引き付けが今ないと商業作れへんな、みたいな感じが。作る方の事情ですが」
    福原「どういう時に企画を思い付くの?」
    たつき「常時というとカッコつけ感があるんですけど。割といつも考える感じがあるんですけど。どこかで閾値を超えると作品感が出て来る。後はしんどいですね。アニメは大変ですね。オペレーションが。眼鏡は初日に最初と最後のオチは決まってたんですけど、(制作が)終わるまでが」
    福原「アニメは物理的な時間長いよね」
    たつき「アニメはトライアンドエラーを増やせない」
  • たつき「このコンパクトというかお客さんとの距離感はウチは本当に良いですね。なんというか……日本語が出て来へん。無駄な徹夜をしまして」
  • たつき「ブースに3監督が揃ってて弱小感半端ない」
    伊佐「自転車操業感が」
  • たつき「僕もセルアニメの感じでキャリアを進めるとアニメーターになったと思うんですけど、そうするとモデル作れなかったり撮影できなかったりになり易いので、中々自主制作一本作ろうとはなりにくい。AF使う美術さんとか」
  • たつき「アニメーターと演出は完全に別の筋力だと思ってるんですけど、キャリア上混ざりやすいところではあるので、自主制作は常に考えておきたい」
  • 伊佐「僕はひとつの世界観を作りたかったので。アニメーションはそれを構成する一部だと分かってきた」
    白水「中心は美術ですけど撮影とか別のセクションもやらせてもらって。今までの所ではできなかったこと」
  • 福原「情熱大陸のラストみたいに、一番大切にしているもの言えます?」
    たつき「それ言えないタイプですね」

ヤオヨロズ近況トークイベント追加公演

  • たつき「コンビニ店員さんとも最近ジェスチャーで。無人コンビニが早く欲しい」
  • 福原「普段打ち合わせするとき喫茶店とか道とか変えたり新しい刺激求めてるよね」
    たつき「あんまり出られる時間がないのでそういう時はなるべく。でも結局早く家に帰りたくなる。3人とも正月にスタジオに帰ってきてる。アニメはできることはいっぱいあるので。ホン書いたり絵描いたり、モデル動かしたり。そこでローテできるので」
    福原「端から見るとアニメ作ってるだけだけど気分転換できてると」
    たつき「そこはオススメですね。本当はある程度続けた方が良いですね。段々暖気してくるので。3日間くらいで区切るといい塩梅ですね」
  • フレンズの会のさばんなちほーの資料の話。何パターンか困難な道を考えろというたつき監督オーダー。
    たつき「ヌーが登れんと死んでるところ」
    福原「幼少期サバンナにいたわけじゃないですよね?」
    たつき「自動車が走ってたり全然近代感溢れるところです。槍持ってたんちゃうかと思われてますが」
  • たつき「最近二人(たつき、伊佐)ともスタジオに住んでる感じなんですけど、だいたいどっちかが起きてるから不夜城に。近隣の人に怖がられそう」
    福原「シェアハウスですね、今流行りのね」
    たつき「夜歩くと同業の人判りますね割と。明らかにおかしい時間に灯り点いてるとアニメ屋がいるぞと」
    伊佐「捕まえろ」
  • 福原「うちのスタジオ自体はそれぞれの人たちが前後のパートを受け持ったりすることで繋がりを良くしているこちがあるけど」
    白水「撮影的なことも少しさせていただいたりとか他の役職もやらせていただいてます」
    たつきモデリングや動かしもやったりしてるんで割とオールラウンダーよりになっていますね」
    福原「美術の人が撮影やるってあります?」
    白水「普通ないですね」
    たつき「ウチはそうすることで成立してる部分もありますね。そうしないと間に合わない」
  • 福原「たつき君に時間と予算を大量に渡したら何が生まれるわけ?」
    たつき「寝床が。今のが一枚隔てて金属があるんですけどビルの外に露出してて。ヒートシンクみたいに。そこを豪華にしたいな」
  • たつき「トレンド大賞の審査員の方ではないですけど話してると、完全にお客さんの圧に圧されて出さざる得なかった感が。お客さんが獲ったと思っております」
    福原「まだ情報解禁前だけどまた良いニュースも。また後日発表できるかと」(おそらくTAAF)
  • 福原「傾福さん、気になるところたくさんありましたよね」
    たつき「雰囲気です、雰囲気」
    福原「傾福さんってタイトル、どういう意味とかあるんですか」
    たつき「なかなか一言では言いにくい。4つくらいあったんですけど言いにくい感じですね」
  • 福原「irodoriが毎月ニコニコ動画に上げてた動画」
    たつき「自分に呪いをかけてたんですけど。忘れてました。去年の2月中旬、なんでこんなに動きやすいんだろうと思っとったら毎月の動画がなかったから。あったらけものフレンズが落ちてたと思うから100本で終わって良かった。100本続くとは思ってなかったんですけど、眼鏡は毎月やらんと完成せんなというのがあって。楽しいんですけど。その時は100本ではなく毎月1日に上げようと。マイリストが100本までだったんです。作っているうちに出てくるものも、半分くらいはそういうものなので、思い付いたものをよりなた次の作品へと生まれてきた感じが傾福さんはしますね」
  • 福原「傾福さんって続きあるんですか?」
    たつき「ありそうな気も……タイミングの気が来たら」
    伊佐「最後の人が気になります」
    たつき「いったい誰なんだろう……」
  • 福原「僕4、5年前にたぶん眼鏡を見たんだよね。でたつき君面白いなと思って連絡とったんだよね」
    たつき「過去動画消しても良かったんですけど、8年前の貼られると結構きついですよね。もちろん大好きな我が子でもあるので。さやかちゃんは愛憎たっぷりあるので」
  • たつき「(へんたつは)おんみょう以来何も考えんで作った。勢いというか流れでちょっとやっとくかという感じで。気付いたらできてた」
    福原「タイトルの意味は?」
    たつき「ぼんやりとあるんですけど、あそこにタッチしないのも面白い気もするので。もし続きが出たら考えてやっていただけると」
  • たつきヤオヨロズはスタジオのブランドで言うと来る意味があんまり良くわからない」
  • 福原「irodoriの名前の由来って?」
    たつき「なんでしたっけ……由来が7種類くらいあったのは覚えてるんですけど。2、3個思い出せるんですけど他をこぼすのは嫌なんで言わないでおきます」

AnimeJapan2018 BSフジpresents アニメギルド2018放送作品発表スペシャルステージ たつき監督、福原Pトーク

  • ケムリクサTV版は読み切りと連載の関係
  • たつき監督は原作と脚本も担当
  • たつき なかなか一言で。廃墟ものというか。詳しくは見てもらえれば。昨日一昨日、1話をなかったことに。前の作品みたいになったので。
  • たつき おかげさまで楽しくやっております。
  • たつき 邪神ちゃんのPVすごいな。
  • 福原 放送局、時期は決まってます。

たつき じわっと感づかれてると思います。ゆっくり待っていただけると、忘れた頃に。

福原 たつき監督が倒れない様にしっかり守護っていきたいと思います。

福原P「アニメプロデューサーになろう!」

  • 目次に反し、けものフレンズについては「皆さんご存じでしょうし多くは語りません(お手数ですが検索しててください)」とあり、ほぼ明記はされていない。
  • 明記はしていないがけものフレンズのことかな?という部分は散見される。 「実際に、原作者がかたくなに著作人格権(同一性保持権)を主張し、脚本まで進んだけれど放送できなくなった作品もあります」など(一般例かも)。
  • 製作委員会からの成功報酬の還元はヤオヨロズ及びたつき監督には来ていない?
  • 原作権と著作権のない制作会社は二次利用者の立場から著作者人格権を主張できる(くらいしか対抗策がない)。
  • 日本の本読みはお国柄として本音が言えているかは疑問で合議して改善できているのかどうか。日本はひとりの天才がワンマンで進めた方がとがったものができるが強いPも必要(ex.宮崎駿)。
  • 製作委員会の幹事会社に調整能力がないとプロジェクトが破綻する。が、権利はあくまで共同保有なのであって幹事であっても独断では決められない(一般論として)
  • けものフレンズがヒットしなければ、次作ではクラウドファンディングをやろうと思っていた。
  • 男性向け2.5次元舞台は歌を多めにしたミュージカルタイプでペンライトOKの傾向。
  • アニメのゲーム化は、アニメPがゲームPと打ち合わせして作品世界観を共有する。
  • 揉め事を引きずる場合は早めに手を引いた方が良い。
  • 製作委員会は出資額で権利の違いはない。
  • 製作委員会各社は著作権の70年間業務を維持する必要がある。当時の担当者はほぼ死んでいる。各社そこまで考えているか?
  • 委任状は金融商品取引法に触れる可能性がある。
  • ヤオヨロズも一般の3DCG会社同様に正社員制を採用しているかの様に書いてある(明記していないが文脈上そう読める)が、募集要項と違うのでは?
  • TOKYO MXは放送印税をとらない。
  • 今後放送予定の作品でゲーム化打ち合わせがある(ケムリクサ?)。

新書全体としては、アニメPに必要な業務を、細かく数字を添えて広くかかれている(流石に本読み、コンテUP時にどこをチェックすべきか、の様な細部は書かれていない)。どちらかと言えば制作Pにおける外部と関わる業務の解説がメインで、トリガー舛本氏の制作進行本と対になる様な内容。

アニメビジエンス Vol.14 クリエイティブスタジオ訪問 ヤオヨロズ 福原Pコメント

ちょっと変則的な構成なので福原Pコメント部分のみで編集。

  • 互いに“合わない”と感じたのであれば、これきり(てさぐれ)で終わっても仕方ない。それが運命のスタートとなりました。彼(たつき監督)と出会ってなかったらセルルックを極めようとは思わなかった。
  • セルルックCGを選んだクリエイティブ面の理由は、意思疎通のためにとにかくセントラルを小さくし、なおかつそのコミュニケーションを濃くするため。通常、アニメの制作工程は次に進めば工程を遡ることはほぼないが、ヤオヨロズでは、仮に仕上げまで進んでも(注:ヤオヨロズの場合はおそらく撮影前後のことだと思われる)、面白くするために必要であればプリプロし直すことができるような体制を維持している。そのため、作品に関わる人数を極力絞っている。
  • 経営面の理由は、後発スタジオだからこその特技で他と差別化し、ちゃんとポジションが作れるものは何だろうと考えた。
  • ヘッドクォーターを少数精鋭で、と意識、体制は常時5人程度。たつき監督と伊佐作監、白水美監の3人がプリプロ全てをやり、作品規模や制作工程ごとにそれぞれのタイミングでモデラーなどが5〜10人増えることになる。
  • ヤオヨロズ自体、たつき監督のスタジオ。作品をプロデュースするより人をプロデュースするする感覚が強い。面白い人をプロデュース、マネージメントしていけば、面白いモノはその人が作っていく。“アーティストとしての、たつき氏を育てている”というと生意気かもしれませんが、彼を拡げることが今は楽しい。近い将来、たつき監督のオリジナル作品が作られる。いずれもヤオヨロズ1社ででそれを実現したいと考えている。
  • ヤオヨロズという社名の意味のひとつに、いずれ海外に関わると思ったので、どこか日本らしさを残している名前がいい。国内で回収する方法は、どんなビジネスのロジックを組み上げても、ヒットしない限り難しい。それを打開できる可能性があるとすれば、それは海外配信。これからは海外対応できるようなオリジナル作品をワンオーナーで管理し、かつクリエイティブとビジネスの両方を理解しているスタジオになっていないと理屈上、生き残るには難しいと考えている。
  • 他の業界から来ているかもしれませんが、(アニメ業界は)変だなと思うことがすごく多い。自らの理想を貫くという意味で、感性の近い人が集まった自分たちだけでやるという「積極的鎖国」を推進している。
  • クリエイティブを手掛ける人にとって最も大事とするのは社風。社風がキープされなければ、大きくする術も、まとまる術もない。ヤオヨロズの社風は「クリエイティブ」「チャレンジ」「コア」「コミュニケーション」「カスタマー」の5つ。
  • 「クリエイティブ」クリエイティブ・ファースト、まず第一に考えるべき最優先事項。
  • 「チャレンジ」高い成功率を目指しながら、どこからに必ず入れていくもの。ただ良いものを普通に作るだけでは許されない時代。
  • 「コア」本質を見失わない姿勢の維持。ものつくりの会社は大きくしすぎず、なるべく目が行き届く範囲でやれることが理想。
  • 「コミュニケーション」チームをまとめるための対話の必要性。
  • 「カスタマー」作り手の都合ではなく受け手のファンがどう考えるかを徹底的に考える。
  • クリエイティブとビジネスの両立、これは絶対のテーマ。

機動戦士ガンダム 廉価版BD予約特典 アニメの未来について 総監督富野由悠季インタビュー

――「機動戦士ガンダム」が1979年に放送されてから今年で38年になります。
富野 この38年間がどういう時間だったのか。それを明確に感じさせる出来事が昨年ありました。「君の名は。」と「この世界の片隅に」の世間への受け入れられ方です。例えば「君の名は。」。個別の評価論として「おもしろい」「おもしろくない」という議論が出るのは自然なことですが、印象的なのは「アニメだから」とか「アニメなのに」といった観点が話題にならずに「映画」をめぐる評価の話になっていることなんです。日本アカデミー賞で、実写映画と同じ土俵で最優秀脚本賞に選ばれたことはその事態をよく表していると思います。一方「この世界の片隅に」は、「君の名は。」とはまったく性質の違う映画です。しかし、こちらも「アニメ」ということにまつわる議論はありませんでした。「戦時中の生活を思い出させてくれて胸が詰まった」というような、こちらもまたすごく一般的な言葉で作品が語られています。こちらもキネマ旬報のベスト10で作品が1位、さらに監督賞にも選ばれています。この状況はどういうことかというと、アニメが完全に“映画のサブジャンル”ではなく、メインになってしまったということです。サブカルチャーからメインカルチャーになってしまったと言っても良いでしょう。そういう風な評価と内容を持ってしまったわけだから、もうそろそろ「アニメ」という枠組みをとっぱらってしまってもいいんじゃない?と思います。それがこの38年で起きた端的な変化でしょう。
――「機動戦士ガンダム」について言うとムックで映画評論家の白井佳夫さんが登場して作品を語ったりする状況はありました。
富野 そういうことも一部にはありましたが、それはあくまで一部でしたね。「止まっている絵であっても映画を作ってみせる」という気持ちで作った「ガンダム」でしたが、「映画」かどうか以前に「アニメ」というレッテルをはずして論じてくれる人はいませんでした。同じ頃の作品で言うなら、例えば『スター・ウォーズ』のような「SF」の扱いも同様だったんです。でも今は「アニメ」とか「SF」がメジャーになって、そういう“言い訳”なしに流通するようになりました。これはアヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリ(クリスタル賞)に選ばれた「夜明け告げるルーのうた」のメディアでの報じられ方を見ても感じることです。この変化というものが、評論家や制作者にどれほど認識をされているのか。もし意識しないで原稿を書いたり、作品を作っているのであれば、それは粗忽だとしかいいようがないです。そして、出資者もそこに合わせて認識を変えていくべきなんです。
――小さな変化が積み重なり、昨年、ついに大きな変化として目に見えるようになったという感じでしょうか。
富野 インテリの思惑を超えて、時代が変わるというのはああいうことだと思います。なにしろ世間一般が「アニメ」ということに特段の意識を払わなくなったのですから。
――「ガンダム」がその最初の一歩を刻んだという自覚はありますか? 世間一般が「アニメを作っているのはマンガ家でなく、実写と同じように監督がいる」と認識するきっかけになったのは、「ガンダム」ブームの中で、富野監督が積極的にメディアに出演したという側面はあったと思います。
富野 そうですね。当時はそういう役割を自分が果たしているという自覚もありました。でも「アニメ」の中でも最下層と思われていて、「ロボットアニメ」というだけで、賞の対象にすらしたくないといわれていた時代です。だから、自分の役割意識だけで、どうにかなったとも思っていません。むしろ、自分としては、フリーランスの演出家として、こうでもしなくちゃ暮らしていけないという気持ちもありましたから。ある程度の虚名がないとプロダクションには対抗できませんからね。だから1990年代以降の、スタジオジブリというか、宮崎駿監督のあり方というものについて嫌悪感というものがないんです。あそこには確固とした作品のスタイルがあり、同時にそれが世間一般に広く受け入れられて、「アニメ」というものがメジャー化していく大きなステップとなりました。ただ、昨年起きたことのインパクトは、その確固として存在した「宮崎アニメ」の受け入れられ方もまた過去のものにしてしまったことにあるんです。
――宮崎作品の受容のされ方というのは、まだ「アニメ」の枠にとどまっていたと?
富野 そうです。「宮崎アニメ」という呼ばれ方そのものがそれを表しているでしょう。僕自身は2004年から2006年までの3回、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の審査に携わりました。文化庁という公の組織の関わる賞ですが、その時も決して「アニメ」が今のようにメインになるという意識をもって審査をしていたわけではありませんでした。当時の全体についての講評を見返しても「アニメが社会的に認知されているという錯誤に基づく製作態度」と厳しい評を書いています。まだあの時代は「アニメ」であるという枠組みが前提にあった時代だと思います。
――つまり富野監督は「アニメ」の一般化への道のりがだいたい三段階になっているように感じられているわけですね。「ガンダム」が登場したころの黎明期、
それから「宮崎アニメ」が国民的ヒットとなった次の時代。そしてその「宮崎アニメ」の時代を終わらせたのが昨年の「君の名は。」や「この世界の片隅に」といった作品の登場である、と。
富野 そういうことです。そして「君の名は。」や「この世界の片隅に」というのは「映画って呼ばれるには、これぐらいのことをしなくちゃダメだよ」という、これからのスタンダードでもあるんです。それらが登場してきて、作品評価として貶める意味ではなく「「宮崎アニメ」というのは「アニメ」だったんだね」という認識論が生まれることになったんです。問題はそういう時代の変化が今起きているんだ、と認識している制作者、評論家、出資者がどれだけいるのかということなんです。……そこが、今日一番お話ししたかったことです。
――今、お話しされた富野流のアニメ史ですが、やはりその中で監督自身の果たした役割は小さくないと思うのですが。
富野 自分のことを客観的に話すのは難しいですが、自分としては勉強が足りなかった、と思うことが多いです。「ONE PIECE」を読んでいて気がつくのは、原作者の尾田栄一郎さんが、連載をしながら勉強をして作品をどんどん膨らませていってるところです。そういう馬力が自分には欠けていたのではないか、自分は勉強が下手だったなという思いが先立つんです。もちろん「ガンダム」で少しでも虚名を得たのなら、その虚名に見合うぐらいの勉強はしなくちゃいけないとは思い、そうはしてきたつもりです。人様に向けてものを作るのならば、それは最低限やらなくてはならないことでしょう。だから70歳過ぎた今でも「歯が立たないなぁ」と思いながら、いろいろ勉強しています。最近も「ゲンロン0 観光客の哲学」を読んで、いろいろ教えられるものがありました。ただ若い人には「年寄りになってからする勉強は大変だぞ」といいたい(笑)。
大学生までに培った教養がその後のベースになるから、若いうちは惜しまず勉強することがやっぱり大事ですね。思い返せば、僕自身、「ガンダム」を作るときのベースになった教養は、中学時代にロケット開発について調べたことがすべてでした。そうやって今の若い人が学んでくれれば、それが『君の名は。』以降の100年を作ることに繋がるはずです。

富山JC講演とセットになる内容。そういう意味では新規の話という訳ではない。東氏に言及したのは初。

富野由悠季監督 富山JC講演会 Gレコ劇場版言及部分メモ

行ってきたのでメモ。

富野 映画版を作らせてもらうよ、ということで今作業を進めている。これは実を言うと大人の事情じゃないんです。大人の斬った張ったなんです。こちらが映画5本作れるか作れないかと一緒なんです。TV版をベースにして映画5本作るってバカいませんよ。今までそういう人はいませんでした。何故か知らないけど僕の知り合いでそういう事に気がついている人はいません。だったらそれ、やらせてもらおうじゃないか。やらせてもらうことで、なぜガンダム Gのレコンギスタ、ぬけぬけと作るんですか?(というと)、「レコンギスタ」に含めたガンダム全否定をするテーマが入っていると、それをやらせていただけるなら作品として気が済むわけだから。
ただ本当にやらせてもらえるかは分かりません。映画5本です。1本目でコケたらそれっきり。だけど現在4本目まで制作に入っちゃってます。さぁどうする(笑)。だから皆さん方の応援が要りますのでお子さん方には是非動員をかけてください、お願いをこういうところでもしています。

富野監督と考える日本アニメ映画の新時代 メモ

Gレコ劇場版

現実的に進行している部分は秘密でもなんでもないので言います。一本目は映画の尺が1時間40分くらいの尺のものが今進行してますし、2本目も一応制作許可が出ました。が、1本目が観客が動員しなければなしです。それが現実ですから。それがリアリズムに腹をたてている(会場笑)。3ヶ月くらいかけて東宝が「まぁこんなものかな。君の名は。の20分の1も行かねぇんだよねぇ」って言われても、1/20、1/30行けば2本目作れますんで。協力していただければと思います(会場笑)。
(中略)
Gレコの中で本当にもう、背景の連中とCGの連中がバカで。今の人工衛星の映像持ってくるから、夜のシーン、ライトがいっぱい点いているわけ。人類が絶滅したかもしれなかったんだからライト消せ!って。

劇場版1のシーンか?

大まかな内容

  • アニメはほとんど見ない。仕事関係でたまに
  • 会場に若い人がいなくて言葉が詰まる。
  • この世界の片隅に」「君の名は。」あと一応「ひるね姫」もいれてもいいか。ヒットしたかは関係ないし、全部が全部良い作品とも思っていない。共通点は、リアリティで一歩先を行っている「地続き感」。我々が今観て理解できる。
  • 君の名は。」は「転校生」のパクり感はあるが関係ない。東宝の新海監督への指揮が見える。ああいう音楽を乗っけるのは上手。
  • この世界の片隅に」は原作が何故かずっとスタジオに置いてあった。嫌なタイトルだと思っていた、読みづらいまんが。僕は大好きです。他のこうの作品を読む気はありません。
  • ひるね姫」はこうまで道具を使うことを見せてくれた。組み合わせ論であり評価ではない。実は半分分からない。
  • 3作品の全部絵空事ではないリアリズムは「アニメ」と切り取って良いものではない。「片隅」は10分でアニメ感がなくなった。「ひるね姫」は構造的にはリアリズム。「君の名は。」は物語の構造はかなり下手。
  • 君の名は。」の共感性が、急進的な中国でヒットした理由ではないか。
  • ひるね姫」は「片隅」ほどの汎用性はない。「サピエンス全史」で、霊長類が霊長類足り得るのは、虚構を信じることができる(宗教)とある。それをなぞっているのではないか(夢を信じる)。
  • 「片隅」の特異性、近代の時代性をこれだけ描いたのは日本映画史上初ではないか。こうのさんの文学志向、片渕さんのファンタジー志向が現れているし、ロケハンしました程度ではない関西の空気感が現れている。でもBGの一枚一枚は腹が立つほど下手。実写の監督では絶対作為が出て来る。こうの絵でリアルに見えるのは観客が咀嚼しているから。実写では「よく集めたねぇ」って寄せ集め感が出てしまう弱点が見える。
  • アニメ第一世代にトミノがいたと思い出してくれるとありがたい。映画になるアニメを作っていたつもりだったが、第二世代ではなかったのが悔しい。ガンダムは映画的技法がなければ作れなかったが、「映画」ではなく「アニメ映画」と言われてきた、悔しい。
  • ゴジラは本当に当時いやだった。構成素材が下手。モスラまでは我慢して見た。モスラの羽が動いていないことを超音速として、「こういう汚い手があるんだ」と思った。
  • ルーカスとキャメロン以前の実写監督にはロケット好きがいないからちゃち。SWとアバターは革新的。それには彼らの子供時代のフラストレーションがある。
  • SWep4当時、ガンダムの企画をやっていた。一年遅れで本当に悔しい。映画的精神では負けていないと思った。ライトセイバーのつばぜり合いは、火花で溶ける、即死すると思っていた(がそういう画になっていない)。でも許しちゃう。芸能ってのはあんなもの。リアリズムを追及する必要はない。
  • 映画的表現とは、物語の躍動感を持てる(魔法など)こと、圧倒的な物量を投入できること。今の映画人全般が忘れている。デジタル技術論と物量は関係ない。NHK大河の鳥瞰CGとかね。NHKの悪口じゃないよ。
  • 新しいものを作る必要はない。歌舞伎など芸能は繰り返し。ちんけなものである必要はない。ガンダムは時代劇、新規なものを目指すと作家性が出る。Gレコは芸能嫌いだからガンダムじゃない。
  • 3/7の読売文化欄に日本アカデミー協会会長のコメントがあった。それまでアニメを映画と理解できていない集団だったのが分かる。
  • 作品を研究してあたらしいものを作れるか、作れないだろう。
  • 現在はゆるキャラ、CM動画、アニメ的映像が氾濫していて一般化している。これらの影響が強いのではないか。リアルにものを考える力が劣化しているのではないか。今のストーカーする国会議員とか。このタイミングで先の3作が何故か発表されている。狙ったのではないだろうがアニメ業界の方がリアリズムの勘を持っているのでは。
  • アニメの方が好きに作れるからこそ、性能を使ってドラマ的に作れるのではないか。
  • 舞台は変化を瞬時に見せるのが難しい。映画はライブ感が難しいが物量を見せられる。
  • 最近の監督は映画に対して自分の想いをぶつけすぎて狭い作りになってしまっている。
  • SWep7の物量はこんなもん。まぁ頑張ってる。ep4は砂漠とロケットの組み合わせが映画史上初ではないか。異質なものの組み合わせ論
  • Romics授賞式にイタリア文部大臣が来てたがあれはあまり楽しくなかった。コミケ的なものに権威が来てどうする。
  • 「(けものフレンズはご覧になりましたか?)知るわけないでしょう!」(説明受けて)今後3DCG作品を作ることはおそらくしないでしょう。いろいろ口出ししたくなるけど体力的に無理でしょう。(質問者は)若いんだから(けものフレンズは)1年我慢して、2、3年後に評価しましょう。
  • (後悔したことは?)あらゆる仕事で全部後悔がついて回ってるのが本当のところです。しない人はかなり鈍いので現場からは消えてほしい。
  • (第一世代と第二世代のどちらを若い子に進めるべきか?)比較論はない。死なない様に生きるしかない。無責任なのもわかっている。時代性、歴史をしるのが重要。
  • 時代劇とは、チャンバラが成立すること。少しカメラを引くと二人が入る。そうすると劇が成立する。ミサイル戦はドラマにならない。
  • 人類が痩せるのに500年かからないのでは。
  • ムーミン的な企画、打倒キティちゃん的な企画を出したがサンライズは即却下。
  • 鈴木敏夫との絶縁は小説中のカウチを知っているかどうか。
  • 太陽光パネルの景色は気持ちの良いものではない。衛星軌道上なら賛成。
  • ハルマゲドンを子供たちはあんまり好きじゃないからGレコはあっけらかんとしている。Gレコの描写に変だと思う1万人に一人に期待している。
  • 観光地に外人を呼べばいいという商業主義にはヘドが出る。
  • 先日行ったポンペイも人が多すぎて遺跡が見られない。こんなに整備されていていいのか。住民のいない観光だけの街でいいのか。そういうことに気付く子供に期待している。
  • 政治的施策ができないからGレコを作った。
  • 効率を求めすぎるとバカになる。でもウーバーは便利だよね(小声)。
  • 銃剣道について(たぶんあまり調べていない突っ込みどころのある話)
  • ひとつの価値論だけで行くとしっぺ返しが来る。

けものフレンズ スタッフインタビュー、コメント掲載媒体一覧

自分用まとめ。イベント系は行ったもののみ。時系列順。

2017年1月アニメ「けものフレンズ」ケモミミだらけの第1話試写会&キャストインタビュー

https://nizista.com/views/article2?id=6271b9f0c33411e68f5d5b20b787bb6d

誌名不明 たつき監督コメント

https://rrd.2chin.net/may/b/src/1487082718743.jpg
上のニュータイプとほぼ同時期と思われるが、載ってそうな雑誌をあらかた確認してみたものの誌名不明。

声優パラダイスR vol.16

どうぶつビスケッツ×PPPのグラビアとコメント掲載。
制作側からキャストに伝えられた各キャラの精神年齢(どうビスが中学生、コウテイが19歳、それ以外のPPPが高校生)はここのみ掲載。

尾崎由香」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/interview/338102/a/

ネット上の「フレンズ」ブームに取締役から一言!? TVアニメ『けものフレンズ』の大流行についてアニメを作るのが得意なフレンズからコメントをもらったよ!

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1486624170
福原Pのコメント。

ニュータイプ 17年3月号 吉崎先生インタビュー

https://webnewtype.com/report/article/104436/

CGWORLD 17年3月号

ヤオヨロズへの取材記事4ページ。制作時期やアニメ版たたき台デザイン、Vコンなど、ここでしか掲載されていない情報が多い。

金田朋子野島裕史の同い年、はじめました。2/12放送分

金田 (3話のトキの脚本には)歌詞もなかった、歌の。だから自分で適当に歌ってって感じだった。一応音痴な子って設定で。何が正しいか自分でも分かんないからそれで歌ったんだけど。また同じシーンが(同話数内で)出てくるのよ後で。1回しか歌えないからどうやって歌えばいいのかっていう。だから歌詞だけ書いて。音程は同じ様に歌えないから。歌詞も自分で考えた。全く覚えてない。(中略)ちゃんとしてなくても正解がないから。

内田彩の「うちださんのおうっちー」 2/17放送分

第7回 けものフレンズ アワー

福原P 吉崎先生はデザイン以外にも世界観、セルリアンがいるよとか、パークってこんな風にできているよとか、ジャパリまんってのがあってさ、とか。そういうのを監督のたつき君と吉崎先生と喫茶店でずっと話して。ストーリーが何か原作がある訳じゃないから「そういうものです」ってものに先生に「これってどういう事ですか」とか訊くと「これはこうなんですよ」って聞いて。なんとなくたつき君とかが「成程こういう事か」という風に閃いてアニメになっている。そのベースのジャパリパークというコンセプトを考えてらっしゃる。この後(話数でジャパリまんの中身に)何となく触れたりと、ガイドブックの中でも結構細かく触れたりすると思うんで。ジャパリまんは色違いも出てきてるんで色んな味がある筈なんですね。(各動物)それぞれ用のカスタムではない。美味しいと思いますよ。

  • 解説コーナーは監督発案。いきさつはガイドブック収録。スナネコは4動物園全てに交渉したがなかなか取材できなかった。
  • しんざきおにいさん(とうきょう)はアプリを少しプレイしていた。

もたせろ!!ワンクール第18回

  • 尾崎氏が初めてオーディションに合格したのが、けものフレンズ
  • 尾崎氏は吉崎氏と同じくシンガポールのナイトサファリに行ったことがある。

ChaosTCG情報局 第46回 けものフレンズ情報

  • 予告は完全アドリブで2、3分収録している
  • 漫画版のナナはカコのいとこ
  • ナナの所属は、ジャパリパーク試験解放区特殊動物課管理局
  • カコは絶滅動物とセルリアンの研究者

「正直、困惑しています」けものフレンズ、プロデューサーが心境を語る

https://www.buzzfeed.com/ryoyamaguchi/kemono-friends

ゆうがたパラダイス 2/28放送分

三森 キタキツネちゃんは実はネットでの事前のキャラ投票で人気が1位だったらしくて。収録の時、かなり煽られましたねw 「1位なんで」って言われてw えーっ、プレッシャーがすごい、みたいな感じでね。でもすごく楽しく収録させていただきました。

アニゲラ 3/2放送分

  • アルパカちゃんの唾は「ちぇっ」くらいのつもりの演技だった。放送ではSE付き
  • アルパカは高山にひとりでいたら訛るかなという藤井さん案。栃木弁ではなくデタラメ。孫に料理を振る舞うおばあちゃんのつもりの演技(年齢設定は若い)
  • 金田さんは別録り。台本には「(歌)」のみ。
  • すごい真剣に台本に向き合っていたという尾崎さん

話題沸騰中の『けものフレンズ』、プロジェクトチームに初インタビュー! 誕生秘話からブーム到来までの歴史など「すごーい!」の連続3万字の大ボリューム

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395
作品が話題になってからのインタビューで非常にバズった記事。

アニメ「けものフレンズ」 ファンは動物園にも集結 そして人気のセリフの誕生秘話がついに明らかに!

http://www.sankei.com/premium/news/170303/prm1703030008-n1.html

1〜8話一挙上映会

たつき監督トーク

  • 8話のジャパリまんはわかんないですね。ブルーハワイ味とか。3話は餡
  • 一応ヒトができることはできるが知恵がない。マネはできる
  • PPPのダンスは手付け(福原Pはあんまり激しいのは止めてくださいと言っていた)
  • EDの理由は現実とのリンクするポイント。3話以降に廃墟遊園地を頭に入れてほしかった。かなりレタッチ、モデリングしている(キャストも家で見てびっくりした)
  • 最終回はキャストも知らない。世間のウケで変えたりはしない
  • アニメのアニマルガール選定基準は、場所を先に決めたから。話はその後に頑張った。8話モブは無作為。意志が入らない様に
  • たつき監督は幼少時アフリカ生活経験がある
  • 伊佐氏の猫飼育経験がサーバルに活かされている
  • 肉感とキャラクター性を両立させるアニメ版頭身。吉崎先生のデザインがむちゃくちゃ強いので多少CGが荒かろうが何とかなるw
  • 6話は出しすぎました。話書いている時は別の奴がやるだろうと。演出時に自分に死ねと。
  • 制作時に上げたハードルが今活きているのかなと。お客さんがコンテクストを拾ってくれるかヒヤヒヤしてた
  • タイアップPC、エナジードリンクがほしい
  • AR現場で台詞調整が結構ある。その後の脚本にもフィードバックしている。この声優さんは四文字以上は辛いなとか。

声優パラダイスR vol.17

小野さんと根本さんのコメント掲載。

動物擬人化アニメ「けものフレンズ」ひそかな人気 飼育の園にファンも

http://www.sankei.com/entertainments/news/170314/ent1703140005-n1.html

ミューコミプラス 3/10放送分

オーイシおにいさん回。OPイントロのホルンが吉崎先生案だったという話など。

日経MJ3月15日号

たつき監督、福原P、製作委員会(KADOKAWA梶井P?)のコメント掲載。

すごーい!きみは楽曲を作れるフレンズなんだね!―大石昌良ようこそジャパリパークへ』特別インタビュー

https://nizista.com/views/article2?id=b41164100ade11e78579ab45846a6308

エジソン 3/18放送分

ミューコミプラス 3/23放送分

吉田尚記 dスタジオ supported by docomo 第34回

https://youtube.com/watch?v=v-CU6tfANr8

けものフレンズ オフィシャルガイドブック1巻

たつき監督インタビュー、しんざきおにいさんコメント掲載。
「人類は一度滅んだかかなりやられている状態」は現状ここのみの話。
ジャパリパーク解説は初期設定と混ざってアニメ版正式設定と区別がつきにくい。ジャパリパーク小笠原諸島に位置するなど。

ニコ生1〜11話一挙上映

よしざきおにいさんの実況コメントがあった。

  • 休憩所のソファーはバスに使用されていたもの
  • アニメ版ジャパリバスはラッキービースト対応の新型
  • サンドスターには抗劣化作用がある
  • デフォルトの武器は意思で出現する(シロサイ)
  • キツネ系の首にはネックウォーマー
  • アニマルガールの服は意識した時点で脱げる様になる。それまでは動物の機能のまま
  • アリツカゲラはタテガミオオカミとオオアリクイが友達

AnimalJapan2017 けものフレンズ最終回直前どうぶつビスケッツトーク

bilibiliブースにて。

最終回直前「けものフレンズ」福原P「『ツチノコはいません』と言われたらぶち壊し」

http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20170327/E1490547358865.html

最終話放送直前! アニメを作るのが得意なフレンズ、たつき監督に『けものフレンズ』の“すごーい!”ところを聞いてみた!!

http://otapol.jp/2017/03/post-10123.html

声優アニ雑談 第50回

https://youtube.com/watch?v=0C4sQPAgIiM
内田彩さんと尾崎由香さん出演。
アフレコ当日に修正台本の紙が配られる話など。

さしめし #291 内田彩×尾崎由香

メガミマガジン 17年5月号

たつき監督インタビュー、福原Pインタビュー掲載。
アニメ版がアプリ版と世界線が同じとは明言していない、という話の初出。

アニメマシテ 4/3放送分

けもフレ「しんざきおにいさん」実物も「神」だった あの噂の真相

http://withnews.jp/article/f0170405005qq000000000000000W06910101qq000014976A

アニメ「けものフレンズ」の仕掛け人が語る大ヒットの秘訣

https://dot.asahi.com/wa/2017040500085.html?page=1
福原Pインタビュー。

動物園やつちのこ館が大盛況!? アニメ「けものフレンズ」の経済効果

https://dot.asahi.com/wa/2017040500036.html
福原Pコメント。

ニュータイプ 17年5月号

たつき監督インタビュー、声優陣と福原P座談会掲載。

コンプティーク 17年5月号

たつき監督インタビュー、しんざきおにいさんインタビュー、吉崎先生イラスト掲載。
サーバルの1話の行動理由、10話の涙の理由に言及。また、かばんがフレンズからヒトになったとも言及。

三上枝織のみかっしょ! 4/13放送分

三上 最終話にも博士も登場したんですけども、長だったんですね、うん。私知らなかったです、演じてる時(笑)。なんか格好良かったなと思いながら。(中略)すごい「ザ・王道」なんですけど、ザ・王道が感動するのが一番良いなぁと思いましたね。やっぱ王道っていいっスね。(中略)最近12.1話みたいなね。監督がなんか「息抜きに作りました」みたいな動画にもちょっと声をあてさせていただいたんですけども(笑)。あれ録ったときもなんか、うん、すごかったですね。色々あったなと思いながら。ただ、博士らしく上から目線で助手よりも幼く、偉そうに演じさせていただきましたね。その動画も再生数がすごいみたいでね。いやー、けものフレンズ大人気ですね。すごーい。そんな中で自分の演じた博士もとても可愛く描かれてたんで、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

ミューコミプラス 4/13放送分 ゲスト内田彩

吉田 「けものフレンズ」が、本当にすごいことになってるじゃないですか。
内田 いまだに信じられないくらい大人気……みたいですね。
吉田 こんなメール戴いてるんですけど。「けものフレンズ最終回が終わった今ですけど、アニメが始まる前の気持ちとの違いがあれば教えてください」
内田 ああー! これ言って良いか……言って良いですよね。私アプリ版のゲームから案内する様なキャラクターをやらせていただいてたんですけども。アニメ化すると聞いて、私吉崎観音先生のケロロがすごい好きだったので、吉崎先生のイラストのキャラを私が担当できるなんてと思って。しかも世界観を牽引していく様なガイドの役だったので。すごく思い入れがあったんですけども。アニメ化するって聞いてすっごい嬉しくて。「やったー!」って言ってたら、蓋を開けて見たら私キャラ違うし。
吉田 (笑)
内田 キャスト全取っ替えになってるし。どういうことなんだ〜!
吉田 ゲーム自体一回サービス終了してますからね。
内田 そうなんです。アニメに伴いサービス終了してしまって。私の知ってるけものフレンズではもはやなくなっていたんですけど。(中略)監督始め少人数のスタッフで作っているので、監督からもそこまで詳しく説明とかもなくて。毎回説明を「すいません、ここどうなってるんですか?」って聞いてちょっと答えが返ってくるくらいだったので。どういうストーリーになっていくか全然分からなくて。
吉田 そうだったんですね。
内田 はい。毎週毎週スタジオに行って画を初めて通し見を見るんですけど「うぇええ〜!」っていう驚きと戦いながらやってました。
吉田 内田さんはシステムのこととか分かってる人じゃないといけませんでしたからね、終わってみると。
内田 そうなんですよー。しかも重要なキーキャラクターを3人もやらせていただいてたので。結構毎回頭を切り替えてたり。「そうなってたらああいう時はこう演じなきゃ」とか色々辻褄を合わせるのが大変でしたね。
吉田 実は声優さんとしては演じるのが難しい作品なんですね。
内田 難しかった(笑)。
吉田 難しかったんだ。
内田 はい。ゲームの話ともちょっと違っていたので、やってて毎週毎週驚きが視聴者の方と同じくらいあったので、楽しかったです。
吉田 しかも反響がおっきくなってびっくりだったんじゃないですか?
内田 はい。
吉田 世の中の反響がまるで違った訳じゃないですか。内田さん人生で何回か味わってますよね。
内田 味わってますね(笑)。
(中略)
吉田 今回2回目のブレイクじゃないですか。総括してみるとどんな気持ちになります?
内田 自分の今の心境だとどちらも実感がないんですよね。当人たちはそんなに事の重大さをあんまり理解していないというか。「そうなんだ、すごいねー、人気あるんだねぇ、やったー」みたいな。あまり当事者意識がないというか。ふんわりしてますね。
(中略)
(12.1話は)私も知らなくて。結構経ってから知ってびっくりしたんですけども。たまたま今日、博士の役で出ていただいた三上枝織ちゃん。その話をして聞いたんですよ本人に。
吉田 そうなんですか。
内田 「これっていつ録ったの?」って。けものフレンズって画ができてない状態でプレスコみたいに収録していたんで。
吉田 CGで作っているので声優さんの演技に合わせてちょっとずつ変えられるんですよね。
内田 はい。本当は台詞をいっぱい録ったんですけど、オンエア観たらばっさりカットされてたとかあるので、カットされた台詞とかで作ったのかなぁ?ってちょっと思ったんですけど、今日みかしーに聞いたら、後日新しく収録したって聞きました。
吉田 あら。愛情が深い。
内田 本当に深くてびっくりして。趣味って。もっと大々的にやって監督〜って思いました。
吉田 趣味でやってる場合じゃないですね。そこら辺がまたね、今だからこそできる、少人数で作ってるからこそできるところだと思うんですが。
(中略)
内田 アライさんとPPP、本編で絡むこともあまりなくて。あまりお話する機会もなかったんですけども。でも早稀ちゃんは、ゲストさんで抜き録りの方が多かったんですね、代わりの役をやってくれたり。
吉田 代わりの役を小野さんが。へぇー。
内田 結構感動屋さんで。最終回のアフレコで早くも涙がこぼれちゃったりもしてて。すごい可愛らしい子で。相羽あいなさんはあいあいって呼んでるんですけど、本当にイワビーと瓜二つ。
吉田 似てるの?
内田 似てますね。見た目も性格も雰囲気もそのままで。「ロックだぜ」が口癖のキャラなんですけど。(中略)ジェーンはちょっとおしとやかなお嬢さんっぽい役なんですけども、本当に響華ちゃんぴったりで。ぴったりなんですよ、PPPは特にキャラクターがみんなそれぞれ濃くて。
吉田 似せてった感じなんですかね。
内田 だと思いますねー。(中略)最年少なんですけど、流風ちゃんすごくしっかりしてて。コメントとかも的確なコメントしたりしてて。コウテイペンギンの役なんで物知りでドシンとしてる役なんですけども、そういう部分も似てるなぁって思いますね。
吉田 担任の内田先生による生徒の解説みたいですね。
内田 流風ちゃんよくみんなを弄っています。(中略)(佐々木さん築田さん)この二人もキャラが濃くて。築田さんは本当に、フルルにぴったりなんですよ。とってもマイペースでほんわかしてて可愛らしくて。こないだも収録でみんなで会ったんですけど、その時もほわわーんとしてて。みんなに「マイクこっちだよ」とか教えてもらいながら収録してたのがすごく可愛かったです。
吉田 PPPチームはキャラクターがそんな感じなんですね。
内田 本当にぴったりで。

超!アニメディア(生)第33回

立花さんと辻さん出演。
11話収録では涙を隠すためにマスクをした出演者がいた話など。

内田彩の「うちださんのおうっちー」4/14放送分

私が主人公のかばんちゃんを演じさせていただきました「けものフレンズ」、本当に大人気となり話題沸騰。(中略)今はサービス終了してしまってるんですけど、けものフレンズのゲームが出来た時からゲーム案内役・パークガイドさんの役をやらせていただいておりまして。アニメ化すると聞いた時はとっても嬉しくて。「やったー」と思っていたんですけども。キャラクターのコンセプトデザインを吉崎観音先生というケロロ軍曹の原作描いてらっしゃる先生がやっていたので、吉崎先生の描くキャラクターのイラストに声を付けられるなんて、ゲームをやらせていただいた当初からすごく嬉しくて。ゲームのプレイヤーキャラとかゲストキャラとかではなくて、案内人のキャラをやらせていただいたのはほぼ初めてだったのでとても嬉しくて。毎日ログインすると私のパークガイドさんが「こんにちは、今日も頑張りましょう」みたいなの言ってくれるんですけど、お気に入りのキャラじゃなくて毎日会えるキャラをやらせていただけるのが初めてだったのですごく思い出に残ってて。アニメ化するって聞いたんですけど「え、なんか全部様変わりしている」みたいになっていて。キャストもゲームの時とは全員変わっていたり、私もパークガイドさんの役ではなくて、かばんちゃんという役で出演したりとですね、色々新しい展開に最初は戸惑っていったり。ゲームもアニメに伴い終了してしまったので、ゲームファンだった皆さんは「どういうこと?」って私と同じ様に戸惑ったと思うんですけども、アニメのストーリーが進むにつれて色々な謎が解けてきたり、キャラクターのかわいさに癒されてみたり。かばんちゃんの頑張りにちょっと親心の様な「頑張れかばんちゃん!」という様な気持ちになったり。ほのぼのとした優しい世界の中に色々な謎が仕込まれていて。とっても続きが気になる「一週間待てないよー」って。本当にね、来週への続きの引きが毎回上手で。絶対ひとネタ仕込んで終わるんですよ。毎回台本をいただいてストーリーを知るのが楽しい作品でした。けものフレンズは普通のアニメ作品と違ってメインはCGで作られていたので、アフレコ・私たちが声を演じて付ける時はあまり映像としてできあがっていなくて。3Dの元となるモデリングというんですかね、丸とか三角四角とか(笑)。これがかばんちゃん、これがサーバルちゃんみたいな。全部できあがってない状態で声をあててお芝居をしていたので頼りになる映像というのがあまりなかったり。あと監督がコンテとして描いたイラスト一枚で紙芝居の様になっていて。そこにお芝居を乗せていったり。普段の所謂「アフレコ」という作業とはまた違って。声を録って後で映像を作るプレスコというやり方にほぼ近い様なやり方だったんですけども。メインキャストも新人の子が多かったので、「絵に合わせてお芝居をするというよりは、自然なお芝居ができたら良いね」って感じでみんなで和気あいあいとできたので。それも動物たちののんびり伸びやかなお芝居とか表現に上手く繋がったんじゃないかなぁ、と思ったりするんですけども。本当に最終回にいくにつれて「ほのぼのしてたのにどうなっちゃうの」と手に汗握る展開で。ニコニコ動画でも放送してたんですけども、コメント数が歴代一位になったらしくて。すごい記録を塗り替えたんだって言われて。私はどれぐらいすごいの?って分からなかったんですけども。すごい記録だったらしくて。今後抜かれることはないだろう、くらいに言われてる記録が出来た、みたいな感じで、いろんな人が一緒に観てくれる、小さい子供から大人まで楽しめる作品になったんじゃないかなと思います。一緒に観てくれたちびっこたちも「このどうぶつが好き」とか「すごーい」とか言ってくれてるみたいで。お便りをたくさんいただくことが多いんですけど。親子で観ていただいて一緒に動物園に行くきっかけになったり、かばんちゃんを観て「僕たちヒトはこういうことが得意なんだね」と思えるきっかけ作りになれていたら、ちょっと嬉しいな、なんて思います。

ミュージックステーション 4/14放送分

たつき監督、細谷Pも現場にいたとのこと。

最終回見逃し上映会 昼公演

  • 転売に勝ったよ
  • 黒セルリアンのモチーフは明言しないけどネット考察の通り
  • 火口のサンドスターのモチーフは吉崎先生にビスマス結晶とまるバレだった
  • アラフェネの合流は監督的にはどっちでも良かった。もしかしたら全然違う方向で終わってたかも
  • 「ごめんなさいなのだ」は立てすぎたかも
  • 12話予告は別パターンとしてPPPver、アドリブverがあった
  • 11話は世界に通じて良かった(りーぱーおにいさん)
  • お客さんが思ったより賢くてこわかった。もう少し気を抜いてもらえたら
  • 監督 (自分を)信じない方がいい
  • 12話のタイトルカットはねばって最後に上がったカット。細谷「たつきを信じてよかった」
  • 台本の「返してよ」のくだりで泣く尾崎さん
  • 監督 フルルはああいう時やる子
  • 監督 あいつ(マーゲイ)ひとりでなんとかなりそう
  • サーバルは野生解放していた
  • Mステは打ち合わせも台本もなかった
  • 細谷P「月曜会社行きたくない。お腹いたい(他局なので)」
  • 監督もMステ現場に来ていた
  • 監督 15RT以上は分からない
  • 声優陣が最終回オンエアを見たのはヤオヨロズ社内。50人くらい
  • ヘラジカ解説はドイツに行ったもののダメだった
  • 12.1話は公の場で話せることがない。細谷Pは音声なしのGIF画像だと思ってた。「シャベッタァァ」福原P「12.1話は同人です」監督「アニメーターはみんな解放して。irodoriメンバーだけ仕事残ってるフリして、もう一週間泊まってくれと」
  • 本宮さんはirodori作品をリアルタイムで見ていた
  • 放送が終わっても版権で帰れない監督
  • ジャパリケットに来ていた監督と細谷P
  • Q.監督の口座番号は? A.公開しません
  • 細谷Pは一番最初の三行あらすじしか知らなかった。たつきを信じて良かった
  • BGMの半分は映像を見て作られた
  • あいまいみー予告の「フレンズ」は台本通り
  • 人気のおかげで作品周辺展開が良くなった面もある
  • 細谷P いつでも枠を空けて(2期を)待ってます
  • 監督 寝ます。合間にちょこちょこと。
  • 福原 それ(アラフェネスピンオフ)はない
  • 全話一挙上映会企画中。地方はライブビューイング。

「今後も『けものフレンズ』に世界は広がっていく」――福原慶匡P×テレビ東京細谷伸之Pインタビュー!

http://otapol.jp/i/2017/05/post-10509_entry.html
最終回見逃し上映会の間に収録。

最終回見逃し上映会 夜公演

  • 初めてファンレターをもらった監督
  • リカオン役の最後の決め手は名前
  • 松井さんは叫んでばかりだったので「(ほのぼの作品と)聞いてた話と違う」
  • 1話の木登りカットは作業上ギリギリでボツになりかねた
  • 仕込んだネタは全部バレた。一覧は僕がほしい
  • ラッキービーストの新機能は言おうとすると吉崎先生に先に言われた。吉崎先生は似てるタイプだけどパワーは引くレベル
  • 最終回のトキとPPPは別録り
  • 「つづく」はV編、最終回スタッフ観覧でも気付かれなかった。細谷Pは中止したと思ってた
  • 尾崎さんはマイルカ以外の役もやっているらしいがまだ明かせない
  • 監督「(ラストのバスを漕いだのは?)サーバルは足が長いって昨日のダーウィンで言ってた」
  • Mステで下を見てたのはモニター。タモリさんの目は笑ってた。監督「手に汗握る感じでした」
  • 福原P「杉田さん、けもフレのことtwしすぎ」
  • 昨日のイラストは趣味の二次創作です
  • オーディション時のフェネックは皮肉屋だった
  • Q.2期はいつごろ始まりますか A.監督「超見たい。客として見たかった」
  • 内田さんには現場でもTwitterでも相当引っ張ってもらってた。前の世界と唯一ちょっとだけリンクしていた方。一番最初に決まったキャスト

ミュ〜コミ+プラス 4/17-20放送分

ニコラジ 4/17放送分

キャストも裏設定の類は聞いていない、監督が教えてくれない話など。

ChaosTCG情報局 第50回

佐々木さんのMステ話。

Odaiba RAINBOW STATION 4/21放送分

パワーボイスA 4/23放送分

オーイシおにいさんゲスト回。歌詞修正の話など。

原宿アベニュー 4/24放送分

福原P「(放映当時は)全然期待されてなかったですからね(苦笑)」
「ファンの人達が作り上げてくれたブームだと思うので、僕らとしてはこういうところで喜んでくれたら良いな、という風には思ってましたけども、それが予想以上の反響でしたね」
「不幸中の幸いなんですけども、元々は何時に放送される番組かが分かんなかったんですよ。で、そういう意味も含めて全年齢が観れるものっていう大きく構えてたところもあって」
「そこがたぶん年齢を選ばないところとか、後はちょっと普通のアニメとは一線を画す様な雰囲気があるっていう風にとられたのかな」
「千人に一人ぐらいが気付く情報だと、誰かが『あれってこうじゃねーか?』って言っても『そんな訳ねーだろ』って言われちゃうし、偏差値レベルみたいなものも設定していたので、考察班っていう人達が百人に一人の人達の集まりなんだと思うんですけど、そこの方々が通訳してくれたお陰でたくさんの方も面白いものとして観てくれて」
「(作り手とユーザーの)信頼関係がものすごくある作品だったなという風に思うんで。それが今回の成功……とするならば秘訣なのかなと思いますね」

オフィシャルガイドブック2巻

伊佐作監、白水美監だけでなくたつき監督も加わったインタビュー。二人がけものフレンズ参加の為に前職を辞めた話(明言はされていないが伊佐作監インテリジェントシステムズ、白水美監はバンブー。たつき監督はTwitterで元サンライズであることを公表している。スタジオは公表していないが少し検索すれば出てくる)、三人が大学同窓生でありirodoriメンバーでもあることを公表。
セルリアン解説で黒セルリアンが第二世代であること、カコ博士がアプリ後復帰していたことが判明。

けものフレンズ』コラボの東武動物公園にいってきた【動画あり】 飼育係たちへインタビューで裏話もどっさり

http://getnews.jp/archives/1714610
コラボガイド初日後のインタビュー。

本宮佳奈」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/news/371627/a/

フレンズの会 初回公演

たつき監督から、追加公演のお客さんの為に、追加公演終了までレポートのアップは控えてほしいという話があった。
前説のプロデューサートーク部分はUPOKとのことなのでそこのみ。

  • 二次利用は推進しているがニコ超の二次作品販売の豪快さにはお金の面で複雑な気持ち。
  • 細谷Pの参加は15年秋。当時は枠が決まってなくて吉崎先生と夕方枠だったら良いねと言っていたが、電波料で折り合いがつかなかった。
  • ヤオヨロズのやり方は細谷Pの経験でもよくわからない。最初は公式サイトのさばんなちほーのBGとEPGのあらすじくらいしかなかった。福原Pが全然資料を渡さないのでテレ東社内でも「たつきを信じろ」としか言えなかった。一番最初に信じたのは細谷Pで最大の功績。福原Pは理由を結局語らず。
  • 他局からのけものフレンズの番組貸し出し問い合わせが毎日一件はある。テレ東社内は全然取り上げないのに。
  • けものフレンズのヒットの理由を13人の委員会Pも訊かれるが、全員がほんとに分からない。細谷P「分かったら独立する」。結局は「たつきを信じろ」。
  • LINEスタンプの「う゛っ」はLINEから使い勝手が分からんと一度リジェクトされたが福原Pがこれは必要なんだと押し通した。7話以降の第二弾もたぶんやる。
  • ライブビューイングは流石に全館埋まらないでしょ。
  • 普通フレンズの会みたいなイベントってロフトでやりますよね(客層は声優ではなくスタッフトークに興味のあるフレンズが多数)。
  • テレ東社長はああ言ってるけど全然決まってない。細谷Pに会見の前フリとかは全然ない。
  • 最近のけものフレンズ動向はテレ東の影が薄い。

第1回 フレンズの会 初回公演 生コメンタリー

  • 1話から上映しながらのirodori3人による生コメンタリー形式。たつき「ラッシュチェックみたい」
  • 作画監督」はCGでありながら一般2D作品の作画監督と同様の仕事。
  • 1話序盤はたつき監督も表情修正作業をした。
  • 2、3話まではVコンや2Dコンテなど色々試していた。
  • 最初に描いた美術は狩りごっこより後のシーン。さばんなちほーの乾燥感を掴むのが難しかった。1話の画面面積はキャラより美術が大きい。
  • 伊佐「シマウマには悪いことをした」たつき作画監督が言うならいつか作り直してくれるでしょう」
  • さばんなちほーの起伏は乾期の河の跡など。「サバンナの難所」という監督オーダーがあった。
  • 伊佐作監は設定も描けるので美設、ボードを担当する場合もある。
  • たつき「ほとぼりが冷めたらしんざきおにいさんにお礼を言いに行かないと」福原P「いつか本業を邪魔しない範囲でトークイベントができたら」
  • 水場シーンは序盤乾燥感との差をつけるさじ加減に苦労した。
  • 大まかな場面は指定があったが物語の修正合わせて都度修正していった。
  • 使えるか分からないゲストキャラがいたので探り探り選定した。あまり選択の幅はなかった。
  • 2話は元々サバンナ雨季の予定だった。
  • 福原P「最初に3、40体のモデルリストを見た時「死ぬのか……」と」
  • 動物の特徴を盛り込むというのが最初分からず1話はリテイクが多かった。
  • 1話とシリーズ構成の相似性は、2〜10話を作っていく中で少しずつ行ったり来たりして修正していった。
  • たつき監督しか知らない情報も多い。たつき「新鮮な状態でやってもらえたら」
  • 1話のLBシーンは元々2話の予定だった。
  • 1話制作時点で12話までの作業工程は見えていた。1話の要素は多く普通の制作会社なら削っていたが、その時点で11話12話の要素も合わせて削らなければならない状態だったので「それはけもの的に良くない」ということで現行になった。
  • 1話でだいたい300cut。
  • 1話美術で力を入れたのは水場から見下ろすさばんなちほー全景。
  • 伊佐「たつき監督はダミー情報を仕掛けてくる」たつき「この二人が分からない方がお客さんにとっても程よい分からなさになるのでは。罠に嵌めようとかでは」福原「たつき流監督術」たつき「おいしく食べていただこうと」
  • 2話背景だけでPhotoshopの新規ブラシ10種。
  • エンタメなので動物らしさが間違っていても良い。
  • 橋が壊れたのは嵐じゃないかもしれないけど嵐で壊れたくらいの様子というオーダー。
  • コツメカワウソは元々おらず猿系のフレンズだった。伊佐氏もキャラを作成したがこれ以降の要素を1度破棄した。猿系はヒトに近すぎる。コツメカワウソ採用はアプリで星1だったのもある。
  • たつき監督の笑いの間はジャガー初登場カットに表れている。
  • たつきジャガーめっちゃ良い人ですよね。無償の労働」
  • ジャガーの渡し守が歩道の流用なのは、作った感が出ると文明レベルが上がりすぎてしまうから。
  • ジャパリバスは最後まで出るということでかなりリテイクが出た。4、50種類。たつき「プラモほしいですね」
  • あんいん橋跡の主塔はたつき監督の発案。たつき監督のアイデアは元々の知識6割、けものフレンズで調べたこと4割。たつき監督と伊佐作監はよく写真を撮る。
  • 2話はMAXのバカ、フレンズの身体能力の提示。EDは明暗の暗の提示。
  • たつき「全部バレました、ほんとに」
  • たつき「LBは冷静考えると結構大変な人生。11話12話のコンテ脚本編集で毎回泣いていた」
  • トキの歌は4、5種録ってもらった。
  • いつか後期OP映像の完全版は出したい。たつき「どっかにあるはず」
  • たつき監督が作業したカットもまばらにある 。
  • 3Dは作画より歴史が浅いのでパターンの蓄積がない。
  • 3話までアフレコとプレスコの比率を調整していた(半々ではない)。
  • 3話後に白水美監は前職バンブー社長から激励のメールをもらった。
  • 2、3話の脚本はコラボを知らずにシャッツキステで書いていた。
  • ニコニコカフェに入れなかったたつき監督。
  • カフェの芝生の着想元は海ほたる。
  • カフェの飲み物は元々コーヒーだった。
  • 吉崎先生は裏で色々仕込んでいるのでこわい(トキの目のハイライトなど)
  • たつき「3話Bパート終盤は狂ってますね……今のテンションじゃ無理ですね。吉崎先生からはメールで「勇気をもらった」と」
  • 吉崎先生からは暖かい感想、鋭いメールをたくさんいただいた。
  • アライさん、フェネックパートは設定使い捨ての贖罪の意味もある。
  • 3Dモデルはたつき監督の素体をベースに作った。たつき監督のモデルはレンダリング時間が短くて悔しい。
  • 台詞はかなり考える。お客さんも拾ってくれるので。
  • スナネコ解説の絵は白水美監。背景が寂しかったので、スナネコは楽しんでいるんだよということで描きたし。
  • ツチノコ非実在性を人間に言ってやろうと考えていた。
  • 白水「なんで溶岩があるのか分からなかった」たつき「なんでなんですかね(すっとぼけ)」
  • たつき「楽しく作ってる感じとライブ感が出ると良いなと。パークがある感があって自動書記している感じが面白かった」
  • ジャパリコインは2種あると情報が混雑するので見た目重視。
  • 迷路ゴールのツチノコに頬ブラシを足したのはたつき監督。
  • 4話収録現場も謎だらけという空気だった。
  • 「何か昔あったんだろうな」という表現をオリジナルに近い作品でするのはなかなか修羅だったがだいぶお客さんに支えてもらった。
  • たつき「友達の家で見てる感じ。こんなに席が埋まるとは思ってなかった」
  • 福原「12.1話はいろいろとデリケートなんだぜ(会場笑)」

4話までで時間いっぱいで終了。5話以降のイベントへの含みを残しつつ終了。

けものフレンズ』が生まれたホントの話と、つんく♂との驚愕の関係!? ヤオヨロズ・寺井社長独占インタビュー

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1493694301

とちてれアニメフェスタ

  • 本宮さんは最初キャラをつかむのに苦労し、居残り収録があった。尾崎さんと小野さんは終わるまで待っていてくれた
  • PPP予告のマイクは円状に配置されていた
  • 本宮さんの思い入れのあるシーンは11話の追い付いたところ
  • 小野さんの思い入れのあるシーンは11話の「ごめんなさいなのだ」台本を読んで「監督ありがとう」
  • 田村さんの思い入れのあるシーンは12話のフレンズ集合

きょうびのいろどり

  • irodoriによるコミティア120発行の初期設定掲載同人誌。
  • 掲載設定はCGWORLDの拡大版的内容。
  • Vコンの一部掲載。初期案の没Vコンも掲載。1話の時点でジャパリバスが動いていて、運転手はミライさんだっった。サーバルが轢かれるのも1話だった。
  • CGWORLDと同じサーバルのたたき台デザイン掲載。
  • CGWORLDの3Dカットの一部は広報用の嘘カット。
  • 火山とビーバーの家の初期美術掲載。
  • irodoriメンバーのコメント。

マチアソビ けものフレンズプロデュサーに聞くヤオヨロズ式 CG アニメの作り方(あにつく 2017 関西)

内容はオフレコ。

けものフレンズRADIO!! 19獣

打ち上げでの吉崎先生からの手紙の話など。

ニュータイプ 17年6月号 福原Pインタビュー

  • たつき監督との出会いはC83。コンペは14年3月。脚本読みが15年3月。
  • ヤオヨロズは当初「たつき作品の魅力を伝えるロードマップ」を考えていた。けものフレンズの目標は「30分1クールをきちんと納品」。次の目標が「たつきオリジナル作品制作」。
  • たつき作品の魅力は暖かい絵だけでなくストーリーの面白さ
  • けものフレンズは納品を守るために完成映像を何verか作っている。最終話タイトルカットがラストで追加カット扱いなのはそのため
  • 新作映像は作品だけでなく、たつき監督の未来もかかっている
  • サーバルとらすとおんみょうの英がダブって見える
  • 今後はヤオヨロズの制作体制を大きくしたい
  • ラブ米は、たつき監督完全オリジナル作品の自社幹事プロデュースへ向けた挑戦

他にirodoriによる描き下ろしポスターが付録。

けものフレンズ」仕掛け人が語ったヒットの理由 一過性にならないよう頭を悩ませた

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/050100735/
KADOKAWA梶井氏インタビュー。
子供向け書籍展開の話の初出。
誌面には福原Pのコメントも一言(子供も観られる様にエログロを排除)

東武動物公園とみおかおにいさんビーバーガイド2回目

とみおかおにいさん 2期もなんかやるって聞いて、もしうちに来たら、(配置換えがあったので)同じ人が別の動物で解説しているかもしれないです。

単に新作映像を勘違いしているだけかもしれませんが一応。

WADAX Radioxまるまる推し 神田祭生中継

  • ゲストに小野さん、本宮さん、小森さん、田村さん
  • Mステ終了後、楽屋で緊張が解けて号泣した小野さん。一方緊張しなかった田村さん
  • 舞台の話はアニメ版のキャスト決定一週後には聞かされていた。しかし小野さんだけは聞いていなかった
  • ハシビロコウは人気になって置いていかれた感
  • 小森さんがハシビロコウ役として公の場に出るのは初
  • 田村さんはアニメ打ち上げの最後の撮影をスルーして黙々とカレーを食べていた

声優パラダイスR vol.18 どうぶつビスケッツxPPP座談会

  • 最終回オンエア時にはプロデューサー(福原P?)も泣いていた。
  • 佐々木さんは別作品のガヤ録りで「すごーい」をけものフレンズ感が出すぎるということで禁止された。
  • 舞台の衣装制作はオサレカンパニー。
  • 10話でサーバルが泣いた理由をたつき監督から聞かされていない。
  • アライさんは自分のことを自分が一番信じている。
  • アラフェネが追いかけていた理由もたつき監督から聞かされていなかった。その方が演技に得策だったのでは。

ゆうがたパラダイス 5/16放送分

  • 演技時に気をつけていたのは、尾崎さんが無邪気さ、小野さんが自信家、だだをこねている子供、本宮さんが感情の抑制
  • 尾崎さんは収録時実際に跳んでいた。

けもフレ】連日大盛況の「ジャパリカフェ」でフェネック&PPPの声優さんにお話しを聞いてきたよ!

http://getnews.jp/archives/1734071

第9回 けものフレンズアワー

  • 東武コラボは当初からの目標のひとつだった。複数の動物園からも問い合わせが来ている
  • ゲームは先日のアプリ以外も予定
  • 新作映像は「皆さんのご期待に応えられる様に走り回っています(福原P)」

全話一挙上映会

  • PPP予告は6話までと7話以降でまとめ録りだった。
  • フレンズの会初回公演にはメインキャスト陣も来ていた。
  • たつき監督コメント

https://mobile.twitter.com/Char_Tweet/status/868174035938684929

週刊TVガイド 17年6月2日号

オフィシャルガイドブック3巻

ランク王国5/13放送分に一部ページが映った。
それによるとコミック版サーバルが第一世代(アプリ版等身準拠のリファイン化)、女王事件を経てアプリ版の第二世代、「異変」を経てアニメ版の第三世代へ。
また、エクストラ版サーバルを掲載。

娘TYPE 17年7月号

ピンナップ掲載。

けものフレンズ』プロデューサーの夢は大学の設立!? 福原Pが語る日本のアニメ業界に必要なこと

http://originalnews.nico/25598

第1回 フレンズの会 再公演

初回公演との重複部分は省略。

  • 細谷Pは先日テレ東社長とエレベーターで会話。にわかじゃなかったことを確認。
  • 0話に金田、小林両氏を出演させたのは一般層にリーチさせるため。
  • 福原Pは基本的にアニメ関係にしか関わっていないのでリプを送られても……。
  • 福原「元々ひっそりと放送が終わってたらロフトでイベントやろうねとはたつき監督と話していた」
  • 配信してしまうと喋る内容が変わってしまう。
  • たつき「1話序盤はだいたい忘れてる……」
  • 1話は開幕、自然物を見せるということで引きのレイアウトが多い。作画にこのコンテを見せると刺される。3DCGは頑張れば向いているが全身が映ると大変。実は劇場、OVAのカロリーのかけ方をしているから豪華。
  • しんざきおにいさんは柔らかい声をしていて嬉しかった。
  • 木登りは脚本改変で追加されたシーン。
  • 一度作品世界観共有のために半分ほどパイロット版的に作っていた。
  • たつきケニア時代はあんまり覚えていない……でもちょいちょい見たことがあるものが出てきている。太陽の角度が違うことで日本でない乾燥感とか」
  • サバンナも専用の固い茎のブラシを作成。
  • たつき「地図のあの河どこにあるんだろう……(シークバーを戻す)」
  • たつき「(例の顔)中割ですよね」
  • セルリアンは中盤まであまり出ないから相当ボツってる。
  • カバのモデリングたつき監督。たつき「顔はもうちょっとやりようがあったかな。目の種類は幅がでそうな構造にしてある。判子絵になりにくい構造」
  • よれよれの紙飛行機はもっと下手にもっと下手に。
  • 1話ゲート後の背景は雨季のサバンナ。ゲートは国境のイメージというオーダー。
  • 1話の鳥は他の動物もいるという精一杯の言い訳。
  • 白水さんは色彩設計も担当している。しかしたつき監督も色の感覚が強くダメ出しをされた。
  • 福原P「主人公の名前はかばんちゃんです」委員会のメンバー「はて?」
  • たつき「(OP夕景の)あれはいったいなんだったのか……(会場笑)。考えていたけど出しきれなかった。」
  • 後期OPも差し替えがギリギリだった。
  • 伊佐「LBはサーバルに視線を合わせない制約があってサーバルいじめに加担している様だった」たつき「やりすぎると残酷になるから良い塩梅に。2週目の方が畜生感が出ている」
  • 白水「撮影が木漏れ日を足して質感がぐっと上がっている」たつき「基本的に撮影しなくても成立する様に作っているけど何かを足してくれている。最終話は熱意、愛を持ってかなりやってくれていた。ありがたい」
  • たつき「今日はお客さん多いですね。埋まらんやろうと思ってたんですけど」
  • たつき「笑ってもらえる声が聞こえるのはありがたい。作ってる時は分からない」
  • 水面は美術と撮影の連携が独特。
  • たつき「バスが前後に別れる理由は忘れましたね……(会場笑)。かなり強い理由があったんですが」
  • たつき「シリーズ構成のメモが出てきたんですが、書き込みっぷりが怖かったですね。結構気ィふれてる感じ」
  • たつき「自分たちが見たいものを作った結果」
  • エンディングのスライド幅は1話ごとに伸びている。
  • たつき「4話までの解説の並びは完璧」
  • 金田さんは熱心に歌を何Takeも録ってくれた。
  • たつき「おわり、は2時間はもつはずだったんですけどね……」福原「どういう見方すれば気付くんだろ」
  • たつき「ジャパリまんのブルーハワイ味は急に聞かれたので……青色6号でしょう」
  • 3話の歌は収録機会の関係でかばんちゃんを先に収録。
  • 先日たつき監督は花鳥園に行った。
  • たつき「観察力ぅ……です」
  • たつき「3話はどうやって解決するんだろうかと思いながら書いていた気がします」
  • カフェのウッドデッキは3Dレイアウトに背景描き。
  • たつき「足こぎロープウェイは絶対乗りたくないですね……どっかでぶっちきれる」
  • たつき「最終話まででもつ電池。科学力ぅ……ですね(会場笑)」
  • たつきベストカーのブログは嬉しかったですね」
  • たつき「笑ってるみなさんもあの二人と同罪ですよ(会場拍手)おそろしい……」
  • たつき「作品のベクトルが決まる前に人が増えるとぐちゃぐちゃになる」福原「あにつくでサンジゲン松浦さんがその人数でできるんだ、って下のスタッフに向かって言ってたから」たつき「できないです、できないです。回り回って僕が刺されるんで」福原「あにつくで水島精二監督が言ってたけど、普通TVシリーズで12話全部演出する人っていないんだよね。統一感という意味でなかなかの選択してて。プラスに出たから良いけど。5分アニメ除いてアニメ史上初では」たつき「気ィ狂いますから止めた方がいいかと。色んな方に支えてもらいつつ」
  • みゆはんさんはお芝居できるか心配だった。蓋をあければスナネコらしい。
  • たつき「尾崎さんは粘るとサーバルらしさが出る。サーバル曲線」
  • irodoriの長い付き合いがなければ、感性の合わない作監だとスナネコやジャガーの間は理解できなかったのでは。
  • 伊佐「ジャパリまんの袋はファミチキの袋を参考しました。スタジオの近くにあるので」福原「なんでコラボやってくれねぇんだろ」
  • たつき「バイパスは結構怖がられました」伊佐「手術的な」たつき「全然わからん……(会場笑)」
  • たつきツチノコは割と長生きしてそうな気がする」
  • たつき「1〜4話、5〜8話、9〜12話という塊で考えていた」
  • 伊佐「ツチノコが人類のことを話しているひねりがすごい面白い」
  • たつき「声のはまりっぷりはプレスコ後に声に合わせて全開で直した部分もあるかも」
  • たつき「4話Cパートのアライさんとカワウソは良いアホですね。かわいい」

フレンズの会は神イベントでした(ノルマ達成)。5話以降の会に期待。

アニメージュ17年7月号 たつき監督・伊佐作監インタビュー

  • たつき 今回の座組のメリットが出たのは「どの要素をどんな形で組み合わせるか」。普通なら2、3で済む組み合わせを今作では数十組み合わせた感覚がある
  • 伊佐 そのキャラらしい動きかを常に気にしていた。ツチノコは動きをつかみやすかった
  • 素体とメインキャラのモデリングたつき監督
  • たつき けものフレンズの工程はスケジュールが押してからが大変なのでお薦めはしません……w
  • たつき 16年の業界の作業感覚で言うと伊佐と白水は業界のトップ3に入っていたんじゃないかと……
  • ライブ感のある現場だったのでキャラが活きてきた感じ
  • たつき 残された謎はぜひ本編から自由に想像してもらいたい。僕が解釈を喋るのも何か違う気がする。もし新作映像を作る機会があればその中で明かされる謎も少しはあるかもしれません。僕らもこの世界の物語を描きたい意欲はあるので、機会があったらいいなぁと願っています

アニメージュ17年7月号 ワンポイントレッスン けものフレンズ

  • たつき キャラらしければ何でもOK。あわよくばかわいく
  • 伊佐 ポーズや表情がそのキャラらしいか常に考えます(狙って違うくするのはアリ)
  • 伊佐 (サーバルの耳は)一回凹ませるの大事です。やわらかそうなシルエットを心掛けます。
  • 伊佐 目ムズかしいです。瞳が大きい分、どこを見ているかはっきり意識しておきます。
  • CGはどうしても絵が固く平面的に見えてしまうので、その分キャラの体型にメリハリをつけて肉感的に
  • たつき 僕らが働きかけられる範囲を超えてけものフレンズはすでにファンの皆さんのものになったし、ファンの皆さんの力でより大きくしているという気がする

Mステ出演の裏話も! 祝舞台化記念、サーバル役・尾崎由香さん「けものフレンズ」振り返りインタビュー

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1496382578

舞台けものフレンズ ジャパリパークラジオ

さて、始まりましたジャパリパークラジオ。今日は記念すべき一回目の放送です。
いやーなんだか緊張するねー。
大丈夫だよ。
みんながいるから!
(全員笑)
それではまずは私たちの歌でお楽しみください。
ようこそジャパリパークへ
さて、お聞きいただいていますのはジャパリパークラジオ。そうそう、今日はパークの開園記念日でしたが
実はそこで重大発表がありました。
なんと私たち。
ジャパリパークの新米飼育員の4人は、これから。
パークのアイドルとしても活動していくことになりました!
イエーイ!
改めまして、私はXXX。
私はペンギンたちのXXX、ユリです。
私はXXX、ミクです。
私はXXXのお世話をしています、アイです。
(全員笑)
さて、ではここでまた、私たちの歌でお楽しみいただきましょう。
パークの飼育員の私たちが大切な友達、フレンズたちの気持ちを想像しながら作った曲です。「けものみち」。

BRODY17年8月号 尾崎さんインタビュー

ミスiDを軸にマイペースさの理由、声優の道を選択した経緯、けものフレンズ前後の変化について語られている。
アニオタのお兄さんの後押し、「ようこそジャパリパークへ」のヒット予言話など。

Japari Café発売記念イベント

  • けものパレードでマネをしているのはサーバル、アライさん、イワビー、ジェーン。アライさんはカバのマネ。今後順次明かしていく(タワレコイベントによればコツメカワウソサーバル、トキがイワビー、アルパカスリがジェーンとのこと)。
  • 小野さんは収録が最初だったので仮歌として全役を当てていた。佐々木さんが収録したかと勘違いする程

Casa17年8月号 たつき監督コメント、おすすめ動物園

芦沢Munetto 7/5放送分

オーイシおにいさんゲスト回。**声優百貨店 #51
小野さんゲスト回。

ミュ〜コミプラス 17年7月17日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。ホルン追加話の補足など。

けもフレ」沖縄限定グッズが好評 アニメ放送のない沖縄でなぜ? 意外な接点ありました

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/109358
吉崎先生コメントあり。

制作進行概論No.05>>福原慶匡氏(ヤオヨロズ)「クリエイターの頭の中にあるゴールを理解する」

https://entry.cgworld.jp/column/post/201707-production-05.html

アニソンデイズ 17年7月20日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

Nutty Radio Show THE魂 7/26放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

ジャパリバスツアー ぐんまちほー行き

  • 参加者275人? バス7台に分乗。4台がFC枠。FC枠はミニライブ座席に優遇有り。
  • 往復車内で本宮さん小野さんのトーク録音、同行声優陣からの生電話、佐々木さん相羽さんの深夜ラジオ風トーク録音、内田さんのぐんまちほートリビア録音が流れる。適宜それぞれの持ち役演技あり。

地味にミライさんがアニメ版のどうビスとPPPを認識したクロスオーバー的なトークをするのは初。
ミライさんの演技はアニメ版とNEXONアプリ版演技をミックスした感じ。
ツアーの最後にLBの「皆デノ旅楽シカッタヨ、マタネ」。各バスにはプライズのLBが同行。

  • ミニライブではトーク部分の司会、ライブ部分の不在者分を山下さんが担当。即席とは思えない動きを披露。

LisAni!NAVI 17年7月29日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

アニメマシテ 17年7月31日放送分

キラスタ 17年8月1日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

  • ようこそ〜のオーダーはパーティー感、テーマパーク感。
  • 仮歌版ボーカルは3take録り直し。セリフは70take。本家セリフとタイミングは同じ。

SUMMER STATION

withマーゲイライブ。舞台出とちりの真相究明編。

どうぶつビスケッツ×PPPがろっぽんぎちほーに出現! お洒落なフレンズも集合した「サマステ」イベントレポート!!

http://www.akibasgate.com/anime/11498

SUNAMOコラボイベント。

8、10〜12話の台本展示。うち10、11話は見開き。
キリン「あなたは、ヤギね!!」
アライグマ「飛び付いたりして……、ご、ごめんなさいなのだ……(いい子)」
の部分(原文ママ)。

アニカル部! #22

内田さんゲスト回。

足立 これ始まったとき、ここまで人気出るって思いましたか?
内田 全く思ってなくて。
桃井 そうなんですか、それ言っちゃっていいんですか(笑)。
内田 はい、結構スタッフの皆さんも言ってたんですけど、元々アプリのゲームを、あって。そちらから出演させていただいてたんですけども。アニメ化するって聞いて「はぁー、やったー」って喜んでいたら、結構ゲームのアプリの時とキャストも変わっていて。私は違うキャラクターになっていて。どういう事なんだろう、っていうちょっと困惑の方が先に立っていて。あと、変わったキャストがみんな新人の子に変わっていたので、今までゲームで培ってものはもうゼロからのスタジオだったので、どうなるかなぁ、ってのが正直な感想でした。
(かばんちゃんの役作りについて)謎の多いキャラクターだったので、あまり情報を教えてくれなくて。とりあえず言われたのが「男の子とも女の子ともとれない性別をはっきりさせないラインでお芝居してほしい」って言われてて。
桃井 それ狙いだったんですね。
内田 はい。
桃井 男の子なのか女の子なのかどっちなんだっていうね。
内田 はい。一人称は「僕」なんですけど、一応あの世界では動物からフレンズになると女の子になる、っていう設定があったので、女の子なんだろうなと思うんですけど、「そこをぼやかして曖昧にしてほしい」と言われていて。「生まれたてというかこの世に誕生したての子だったので、ちょっとその無垢な感じとか何も分からないおどおどした感じを出していただいたら」という感じであんまりこう……。
足立 逆にでも教えてもらえなかったからこそ、自分も分からないまんまだったんですかね。
内田 そうですね、かばんちゃん自身が自分が何者か分からない役だったので、すごくそれは良い役作りと言えばすごく役に立ちました(苦笑)。
足立 そう考えるとアフレコとか大変そうだなと思ったんですけど。
内田 はい。
足立 けものフレンズってどういう感じでアフレコしてたんですか?
内田 普通のアニメと違って、3Dのモデル丸と三角と四角が動いてるみたいな感じだったので、どんな場所かも分からなくて、今何してるかも分からなくて。
桃井 想像力の中でやってたってことですか。結構実は見てて表情と声が、声の方がすごく怯えてたりしてて。表情はそうでもないのがあって。
内田 ありますあります。
桃井 そういうこと結構ないですかアフレコで。例えばここは顔は泣いてるけど、怒ってる感じにしてくださいとか。結構アニメと声の関係ってそのままやれば良い訳じゃなくて、声で補って説明してくださいという部分がある時はあって。それが大きいんじゃなかって気がしてて。人形劇みたいな感じかなと思ったんですけども。
内田 本当にそれに近い感じになっていて。たまーに画ができてる時もあったんですけども、全く動かないので、今ここにあるお三方の人形みたいなのが映されてて、こんな感じで会話だけしてる風景で。イラストだけがあって、それを見ながら動いてないお人形たちに想像で声をあてていくみたいな感じでした。
桃井 私、ひとつ素朴な疑問があるんですけど、けものフレンズをアフレコの途中で、「段々けものフレンズの人気出てきたぞ」って感じになったんですか?
内田 なりました。ちょうど4話放送ぐらいに急にTwitterで話題になって。その次のアフレコに行ったときにみんなで「え、どういうことなんだろう……?」って。私もそれ言われるまで全然気付いてなかったんで。「え、ちょっと今調べてみます(スマホいじる)……すごーい!」ってなったときにプロデューサーに「何か仕掛けました?」って言ったんですけど、「いや……俺も分かんないよ」って。スタッフの皆さんも急に話題になったことにびっくりしていて。
加藤 内田さんの考えるヒットの要因って何ですか?
内田 いやー、もう全然分からないー。けどけものフレンズに関しては、お客さんたちが作品を考えるっていうことがすごくあったので。Twitterでもなんか考察タグみたいなものがあって。きっとこうに違いないとか、あそこはきっとこれからこうなるとか、お客さん同士で盛り上がってくれていて。それがヒットに繋がったんじゃないかなぁ……。と思うんですけど、正直いまだに分かってないです。
足立 最初の方、すごいほんわかだったのに、ラストにすごく衝撃的なことが。
桃井 ちょっと怖い感じですよね。
足立 こんなアニメだっけ、みたいな。11話のラストとか「あれ……かばんちゃん……?」みたいな感じで終わったじゃないですか。
内田 ありました。
足立 あれは最初見たときどう思われましたか?
内田 ほんと知らなくて。始まったとき誰も悪者もいないし、悲しいことも起き「ないし、すっごく平和な世界で、日々仕事に疲れた大人たちを癒す番組にしたい」って言われてたから(笑)。あんな展開になるなんて、もう微塵も思ってなくて。「嘘つきー、監督の嘘つきー」って(笑)。だからもう、そういう伏線とか何も考えないでやってきたら、急に雲行きが段々ちょっとずつ怪しくなってって。「おや……教えといてほしかったぞ」と思うことはたくさんあったんですけど。あのシーンは当日現場に行って半分くらい収録した段階で「これ追加台本です」って渡されて。元々渡されてた台本じゃなかったんですよ。
桃井 へぇ〜……。
足立 ということは、まだ平和だったんですか?
内田 なんか、あのシーンにはならなくて。もっとほのぼのとして「これからどうなっていくんだろうね」くらいで終わってたんですけど。渡された追加台本を読んだら、「え……何これ……どういうことなんだ」ってなってて。追加台本に映像が追い付いている訳もなく。なので11話は後半丸々台本だけでしました。
足立 ほんとに想像だけの世界?
内田 それだけでやって。ここできっと走って、でもどうやって走ってるか分かんないから一人で想像して。
加藤 映像はその声を元に作る訳でもなくってことですか?
内田 たぶん声録ったものを元に監督が後で作っていたと思うんですけど。なので尺ももっと台詞がたくさんあって。色んなことがあったんですけど、オンエア見たら半分くらいにまとめられてて。結構台詞も編集されてたので、「あっ、そういうつもりで演ってなかった」とかすごいあって。最後は敵に飲み込まれて終わるっていうシーンだったんですけど、「へっへへー!?」ってびっくりして。私もオンエア見るまでどういう出来上がりか分かってなかったんで、ちょっとびっくりしました。ちょっとどころじゃなくびっくりしました。
足立 でもあれ見たら12話どうなるんだろうって思いますもんね。
内田 はい。
桃井 カットされた台詞が気になるわ……。尺を気にしないディレクターズカット版とか見てみたくなってきますね。
加藤 DVD-BOX楽しみにしてます。

声パラのインタビューによれば、11話追加台本は福原Pが忘れていたためとのこと。

笑x音 17年8月7日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

YOKOHAMA RADIO APARTMENT 17年8月8日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

笑x音 17年8月14日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

C92

編集中

オーイシマサヨシ「仮歌ワンマンツアー」渋谷ライブ

  • 仮歌アルバムはジャパリパークのヒットも要因のひとつ。
  • ジャパリパークみたいな曲書いてください」という依頼が一件も来ていない。他のクリエイターには来てるのに。本人の知らないところで色んな広がりかたをしている「みんなの歌」になっている。
  • (2期で)ジャパリパーク、越えられないと思ってるんですかね、いや越えられませんですけども。いや分かんない。皆さんの愛ですとか作品の爆発力もあってのことなんで。
  • オーイシおにいさんがクイーカ演奏の参考にしたおにいさんの動画がsm30628778。

吉崎観音コンセプトデザイン展

  • セカンドシーズンPVの吉崎絵コンテ?掲載。日付は17.3.17。
  • 海の向こう(?)の新たなるフレンズ編にはキンイロジャッカルとアフリカンゴールデンウルフが登場。ジャパリパークのはじまり編にはアオツラカツオドリ登場、どちらも電柱など廃墟がBG。
  • アニメけもフレ「あの火山火口はこうなっている」掲載。
  • セルリウム(仮)生命エネルギーを吸収する物質、命の反物質
  • 四神とセーバルが技を合わせてアンチ・セルリウムフィルターを形成。技とはフレンズにひとつずつ持たされた「生きるための力」、ひい出た力(ジャンプ力等ではない)
  • ゲームのあとに起きたセルリアン大噴火事件を、四神が身を呈して防いだ。四神はフレンズの姿を保てず像になっている。青龍、玄武以外壊れている。その際セーバルはアンチセルリウムの結晶となり火口中心にとどまる。
  • 一般的な火山断面図のマグマ部分が黒セルリアン(セルリウム)になっている。アニメのサンドスターはセーバルと四神がフィルタリングした残骸。梶井Pアニメイトタイムズインタビューの答え合わせ。
  • 三角の丘(爆撃クレーターあと)、墜落したB2。
  • 旧富士山、火山とは違う結晶。

あくまでコンセプトデザインであってアニメ設定の謎とは限らないと注釈あり。火山設定はたつき監督、田辺氏の案を元にしているとのこと。

オフィシャルガイドブック6巻

  • リカオンはバイトリーダー
  • アラフェネが追い付いたのは一行が何泊もしているため。
  • 吉崎先生とたつき監督は飛行機を落とそうという意見が一致していた。吉崎先生が軍用機、たつき監督が旅客機。旅客機は想像の先の被害があるので軍用機に。
  • 吉崎先生が3Dアニメを比較して、てさぐれの色が一番よかった。ただ内容は……だったことをたつき監督に伝えた。
  • 吉崎先生は派手なアクションを止める様に伝えたら、たつき監督も「そうなんですよ〜」と。3Dネイティブ世代には作画畑の偉い人が求める要素がダサく全うに作りたかった。
  • 美術に気合いを入れる意見も一致。
  • 最初から24分ではなかった。
  • 最初のVコンからミライさんを止めてLBに、アプリパラレルからアプリ後にしたのは吉崎先生。ヒト二人は安定しすぎる。
  • 1話の評価の「変な顔」は「CGかよ」より1段上のステージ。
  • たつき監督のVコンは漫画のネームと同じ制作手法。
  • 吉崎先生はかばんちゃん周りには触れなかった。作り手の聖域。
  • アニメの目的はこれがけものフレンズです、と自己紹介できるフィルムを作ることだった。
  • 4話のバイパスは自然を維持するために地下で建造。吉崎先生が初めて指摘。
  • 火山解説はデザイン展と同じものもあるがセーバルの部分など黒塗りされている。
  • ジャパリパークの過去から未来にに起きうる出来事を吉崎先生が構想し、それをアニメスタッフが取捨選択している(軍用機墜落など)。
  • 吉崎先生はPV監修、キービジュアル監修、Vコン書き起こし、1話演出・設定監修も行っている。休憩所はアプリ版サーバル(アニメ版の先祖)が作って愛用していた。
  • けものフレンズ著作権は出資者、人格権は吉崎先生にある。
  • ネクソン版フレンズはガチャ用SSR依頼が発端。ストーリーは後半からアニメとリンクさせつつ関わった。
  • 時系列を飛ばして世代交代を設けたのは委員会要望にも対応するため。
  • PPP声優陣が暑そうだったので夏衣装を送ったら、代えたら怒る、と返答された吉崎先生。
  • サントラは元々BDカドカワ全巻特典だった。

アニサマ2017 けものフレンズ出演

  • どうビスxPPPwithコツメカワウソハシビロコウ、オーイシおにいさん
  • 開演直後の注意事項映像として、けものフレンズ新作映像が流れた。
  • 内容は、ライブ会場として博士と助手が廃墟となったSSAを整備する最中、落ちていた注意事項カードを読む、というもの。
  • これまでのゲストフレンズ、LB数機も手伝う。
  • 博士と助手はアニサマの客が100人程度だと思っている。
  • 最後はSSAに向かうどうビスたちという、irodorのiTwitterイラストに繋がる。
  • ようこそ〜は、追加2人の作品内容に即したセリフはなし。ラララ〜で観客合唱。
  • けものフレンズの楽曲は1曲のみ、アニサマラストのテーマ曲合唱も独唱なしと明らかに歌唱機会は他グループより少ない。持ち歌の都合もあるが後者はちょっと。
  • 退場時にハシビロコウのマネ?の大きなお辞儀をした小森さん。

みさき公園トークイベント

  • 冒頭で小野さんと築田さんから野中さんへご結婚のお祝いのお花贈呈。
  • 10話のアミメキリンの寝息演技は、最初ヒトと同様の演技だったが、ディレクター(たつき監督or阿部音監)から、実際のキリンの様に寝てもすぐ起きる様に指示があった。
  • 野中 ゲームから関わっているが、まさかこんなに当たるとは思ってなかった。某魔法少女的な作品と同じように頑張ってるスタッフは報われるんだなと。
  • 築田さんと田村さんは収録がない日もブースに入って勉強していた。

田村響華」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/news/395445/a/

たつき監督擁するヤオヨロズが声優オーディション開催中!野望の全容を聞いてみた!!

http://otapol.jp/i/2017/09/post-11264.html
たつき監督のオリジナル企画が動いていることへの初言及。

ゆうがたパラダイス 9月12日放送分

三森 アフレコ、どうでした、かばんちゃん?
内田 不思議な方式で録ったね。
三森 そうなの。何て言ったらいいんだろ……画がなんとなく出来上がってる状態。
内田 CGだから紙芝居みたいななんとなく出来てる画があって。途中は丸三角四角みたいになってたり。
三森 そうそうそうそう。なんにもないとか。
内田 だから結構ドラマCD的な、自由に演じて良いのかな、みたいな逆に。そんな感じだった。
三森 私は自分の演じたキタキツネが結構だらーって喋る役で。そういう役ってあんまりないから。すごい新鮮だった。
内田 確かに。最初ね逆かと思ってた。
三森 そう! みんな結構逆だと思ってる人多くて。未だに逆だと思ってる人多いんだけど。私は、黄色い方でーす。
内田 そうですよー、キタキツネの方ですよー。

『ウルトラFES』けもフレメンバー「年末のスーパーライブも出たい!」【メンバーコメント】

http://www.oricon.co.jp/news/2097417/full/

笑顔がいっぱいの初単独ライブ「けものフレンズ LIVE」レポート!

https://webnewtype.com/news/article/123049/

根本流風」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/interview/405458/a/


付録 けものフレンズ本放送、再放送関東視聴率

本放送
1話 0.8
2話 0.5
3話 0.7
4話 0.7
5話 0.9
6話 0.6
7話 0.6
8話 0.5
9話 0.3
10話 1.0
11話 1.0
12話 1.1
平均 0.7

再放送
1話 0.7
2話 0.6
3話 0.3
4話 0.3
5話 0.4
6話 0.6
7話 0.4
8話 0.4
9話 0.7
10話 0.3
11話 0.6
12話 0.8
平均 0.5

その2
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20171225/

Gのレコンギスタ劇場版、Romics2017で正式発表か

Romics2017

ガンダム Gのレコンギスタ」新プロジェクト企画進行中!
http://www.gundam.info/topic/17864

会場では、現地のアニメファンとの交流を深めるとともに、『ガンダム Gのレコンギスタ』の新プロジェクトが企画進行中であることも語られた。

Romicsでは富野監督のゴールデンロミックス受賞、G-レコ1〜3話上映、小形Pのサンダーボルトトークが予定されていました。
これで一応サンライズの正式発表か。「新プロジェクト」となっているのは、既報の通りの劇場版なのではなく、事実上の総集編OVAなのかもしれません。

富野監督ゴールデンロミックス受賞記念質疑応答

https://youtube.com/watch?v=VLIQOqC2YFY

富野 巨大ロボットが出ていても、です。特別なものがなければ作品ではないと思ってました。それの一番最初に挑戦したのがザンボット3という作品でした。ですから自分にとっても作り方が分からないなりに本当に頑張ったという記憶があります。逆に言えばその頑張りがあったおかげで子供に見せる作品としては良くない様なシーンもあったっていう指摘も受けました。現在でも思い起こせば、子供が見る様な作品に、人間爆弾の様な設定があるのは、あまり良いことではないと思いました。が、現実問題はその後20年30年して、子供までが自爆テロをする様なことを現実に起こしてしまった大人たちの姿を見ると、やはり警告としてこういう作品があっても良かったのではないか、という風に現在は思っています。
ダイターン3の場合には、今質問にある通り、サイボーグを交えた複雑な親子関係の物語という風に質問の方が理解している様ですけども、根本的なところが違います。そういう設定を入れようとは思ったんですが、上手くいかなかったので中途半端になっています。(中略)父と子の関係性をきちんと説明することができなかった。
(中略)
レコンキスタ」という言葉がこの物語では間違った伝えられ方をして、「レコンギスタ」になってしまったのをタイトルに込めています。

富野監督と小形P動画
https://youtube.com/watch?v=41uRTJgaVq0

これまでのG-レコ劇場版の情報

G-レコの放送後の展開、そして富野次回作について
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20150702/
村上隆トークセッション「日本、物語、リアリズム」ゲスト富野由悠季 メモ
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20151101/
富野流仕事術〜自分の個性を信じる〜 メモ
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20160417/
Gのレコンギスタ劇場版アフレコ実施か
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20160730/
富野由悠季監督名古屋講演「次の世代を意識すると仕事力がつく」
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20160911/

NHKBSプレミアム クリエイターたちのDNA〜ニッポンアニメ100年史〜 富野由悠季インタビュー

富野由悠季インタビュー

(アトムについて)その時に「リミテッドアニメ」という言い方は、よくも発明したよなっていうくらい映画的に考えると許し難い発想だった。だけども、週1ペースでまんが映画を作っていくなら、これしかないだろうな、っていうことも本能的に分かったし。それでたまたま就職させてくれたんで、「鉄腕アトム」の制作現場にいきなり入っちゃった。何が起こったかって言うと、やれシナリオが足らない、やれコンテが足らない。それでどういう風にアニメーターに仕事をバラまくか、みたいなことも知っちゃって。これをこなしてかないと要するに3か月後には穴があく、ていうような現場をドドドドドッと見るっていうことが僕の経験でしたんで。アニメの何たらかんたらを考えるようになったのは、それこそ……それこそ……40過ぎてからですね(笑)。
ガンダムの与えた影響について)僕にとっては、まず、あの巨大ロボットっていう寸法を、人物というキャラクターをワンショットで捉えるのはとっても面倒くさいんですよ。メカがでかすぎるから。で、その一体感をもたせて物語を作るっていうそのスケール感とか物語と、人物の行動様式と乗り物、つまり兵器の関係性をどういう風に作っていくかみたいなことが制作的な本当に肝になっていて。それを今の後発部隊若い人たちはそこを考えないで結局もうあるものとしてこなしちゃってるっていうところが、正直うらやましいなっていうのは、そういう基礎を確立するっていうところをやってなくて、パーンって来ちゃってるから、ほんとにあいつら楽してるよね、って感じはあります(笑)。

長井龍雪インタビュー

ガンダムについて)話の持っていき方と、あとは全然子供に優しくない作り方をしてるじゃないですか。やっぱりそれが子供心にかっこよく見えたし、ほんとに、全然たとえば「ガンダム」って拒絶される時があるんですよね。なんかもうこの話ほんとに分んない、みたいな気持ちになる時があって。違う価値観をガンガンぶつけられるあの感じとかが気持ち良かったんでしょうね。

荒木哲郎インタビュー

ガンダムについて)メカアクションものである以上に、人間の真実について迫ろうとしている作品としての、富野さんの一連作品にすごく惹かれまして。
(G-レコ10話について)モビルスーツが森で戦っている場面で、自分はその何か芝居の邪魔になるなと思って森の場面だけど程良く木を除けてたんですよね。コンテを描く時に。で、それを富野さんに見透かされて「お前演出の都合で木引っこ抜いたろ」みたいなことを言われて(笑)。確かにそのとおりですね、っつって。(G-レコ10話のG-アルケインの戦闘シーン流れる)何か芝居に都合の悪い木を避けながら闘ったりくぐったりすることで何かが生まれると思わない?みたいなことを言われて、ほんとにその通りだなと思って、それを「甲鉄城のカバネリ」では見直しまして。甲鉄城という蒸気機関車の中は実に芝居に不便なようにできているんですね。近くの人と話そうと思うだけでも階段をちょっと上って顔を出さなくちゃいけないとか。そういうこう、都合の悪いセッティングにしてみたら、実に芝居に幅が生まれて。でもそれと同じぐらい、なんて大変なんだって思いましたけど。でもフィルムは明らかに面白くなってて。分かった、ていう風にひとつ思いましたね。

哀・戦士富野由悠季インタビュー

この40年間というのは、気持ちは良くない。
自分のプライドでもあると同時に、これ程酷い目にも遭ったこともない、そういう作品です。本当にプライドなんです。プライドを持てる様な作品だった。ということは、その後も死ねない訳でプロで良い訳。プロフェッショナルってのは、次のものを作らなくちゃいけないのが、それが作れなかったっていう地獄を見ましたから。ガンダムを超える作品を作れなかったという歴史を三十何年、持つことになったという意味ではそれはそれで地獄ではあったというのが僕の体験です。
(演出のポイントは?)初めは子供向けの番組なんだからと思いながらやっていたんだけども、ある時からどうしても、映画の技法を徹底的に使わないとやってけない、ということにやっぱり気がついて。ドラマというのは人物がやるものですから、ロボットのやるものじゃないから、モビルスーツがやるものではないから。だけども巨大ロボットもやっぱり主人公らしく映さなきゃいけないためにカメラは、人物のバストサイズとロボットのバストサイズを撮影しなくちゃいけないんですけども。それを対比を絶えずある様に見せていくことができるのは、やっぱりこれ、映画的な性能なんです。この部分を以ってこれ以後もファーストガンダムを観ていただけるとありがたい、という言い方もできますが、今僕、とんでもないミステイクな発言をしました。「ファーストガンダム」って言い方は、ガンダム世代の人は絶対に言っちゃいけないんですってね。「機動戦士ガンダム」だ、ってね。はい、ごめんなさい(頭を下げる)(笑)。
(監督として意識したことは?)おそらく作品の裏っ側に流れている、あるものの考え方みたいなことも賛同してくれる人たちも、当然知ってくれてるんじゃないのかな、って気がします。というのは、ガンダムの時に一番意識したのは、敵が宇宙人でないんだよね、って着想。今までのアニメではやってなかった訳だから。それを思いついたときには「やった!」と思いましたもん。敵が人間であればドラマができる。敵に好きなものがいたらそれは殺せないだろ、殺せない、だけど殺さなくちゃいけないってこれはドラマになるよね。
戦闘シーンを抜いて話を繋げるってことを要するにTV版の時から意識はしてきた。それが結局青春群像というテーマに落ち着いてく。巨大ロボットものでも映画的というものを極めていけば、要するに長生きするんじゃないのかと思えたし(自身を指しつつ)、もう少しマシな作品を作れるんじゃないのかって思えた。その目線を獲得して、その目線を実行してみたのがガンダムだった。アニメってのはこんなもんだ、ロボットものとはこんなもんだ、って思って作ってる人と、いや、何かそれに付加するものがあるんだ、とかってことをちょっと思って作ってるスタッフでは、それは作り方が全然違います。