富野監督と考える日本アニメ映画の新時代 メモ

Gレコ劇場版

現実的に進行している部分は秘密でもなんでもないので言います。一本目は映画の尺が1時間40分くらいの尺のものが今進行してますし、2本目も一応制作許可が出ました。が、1本目が観客が動員しなければなしです。それが現実ですから。それがリアリズムに腹をたてている(会場笑)。3ヶ月くらいかけて東宝が「まぁこんなものかな。君の名は。の20分の1も行かねぇんだよねぇ」って言われても、1/20、1/30行けば2本目作れますんで。協力していただければと思います(会場笑)。
(中略)
Gレコの中で本当にもう、背景の連中とCGの連中がバカで。今の人工衛星の映像持ってくるから、夜のシーン、ライトがいっぱい点いているわけ。人類が絶滅したかもしれなかったんだからライト消せ!って。

劇場版1のシーンか?

大まかな内容

  • アニメはほとんど見ない。仕事関係でたまに
  • 会場に若い人がいなくて言葉が詰まる。
  • この世界の片隅に」「君の名は。」あと一応「ひるね姫」もいれてもいいか。ヒットしたかは関係ないし、全部が全部良い作品とも思っていない。共通点は、リアリティで一歩先を行っている「地続き感」。我々が今観て理解できる。
  • 君の名は。」は「転校生」のパクり感はあるが関係ない。東宝の新海監督への指揮が見える。ああいう音楽を乗っけるのは上手。
  • この世界の片隅に」は原作が何故かずっとスタジオに置いてあった。嫌なタイトルだと思っていた、読みづらいまんが。僕は大好きです。他のこうの作品を読む気はありません。
  • ひるね姫」はこうまで道具を使うことを見せてくれた。組み合わせ論であり評価ではない。実は半分分からない。
  • 3作品の全部絵空事ではないリアリズムは「アニメ」と切り取って良いものではない。「片隅」は10分でアニメ感がなくなった。「ひるね姫」は構造的にはリアリズム。「君の名は。」は物語の構造はかなり下手。
  • 君の名は。」の共感性が、急進的な中国でヒットした理由ではないか。
  • ひるね姫」は「片隅」ほどの汎用性はない。「サピエンス全史」で、霊長類が霊長類足り得るのは、虚構を信じることができる(宗教)とある。それをなぞっているのではないか(夢を信じる)。
  • 「片隅」の特異性、近代の時代性をこれだけ描いたのは日本映画史上初ではないか。こうのさんの文学志向、片渕さんのファンタジー志向が現れているし、ロケハンしました程度ではない関西の空気感が現れている。でもBGの一枚一枚は腹が立つほど下手。実写の監督では絶対作為が出て来る。こうの絵でリアルに見えるのは観客が咀嚼しているから。実写では「よく集めたねぇ」って寄せ集め感が出てしまう弱点が見える。
  • アニメ第一世代にトミノがいたと思い出してくれるとありがたい。映画になるアニメを作っていたつもりだったが、第二世代ではなかったのが悔しい。ガンダムは映画的技法がなければ作れなかったが、「映画」ではなく「アニメ映画」と言われてきた、悔しい。
  • ゴジラは本当に当時いやだった。構成素材が下手。モスラまでは我慢して見た。モスラの羽が動いていないことを超音速として、「こういう汚い手があるんだ」と思った。
  • ルーカスとキャメロン以前の実写監督にはロケット好きがいないからちゃち。SWとアバターは革新的。それには彼らの子供時代のフラストレーションがある。
  • SWep4当時、ガンダムの企画をやっていた。一年遅れで本当に悔しい。映画的精神では負けていないと思った。ライトセイバーのつばぜり合いは、火花で溶ける、即死すると思っていた(がそういう画になっていない)。でも許しちゃう。芸能ってのはあんなもの。リアリズムを追及する必要はない。
  • 映画的表現とは、物語の躍動感を持てる(魔法など)こと、圧倒的な物量を投入できること。今の映画人全般が忘れている。デジタル技術論と物量は関係ない。NHK大河の鳥瞰CGとかね。NHKの悪口じゃないよ。
  • 新しいものを作る必要はない。歌舞伎など芸能は繰り返し。ちんけなものである必要はない。ガンダムは時代劇、新規なものを目指すと作家性が出る。Gレコは芸能嫌いだからガンダムじゃない。
  • 3/7の読売文化欄に日本アカデミー協会会長のコメントがあった。それまでアニメを映画と理解できていない集団だったのが分かる。
  • 作品を研究してあたらしいものを作れるか、作れないだろう。
  • 現在はゆるキャラ、CM動画、アニメ的映像が氾濫していて一般化している。これらの影響が強いのではないか。リアルにものを考える力が劣化しているのではないか。今のストーカーする国会議員とか。このタイミングで先の3作が何故か発表されている。狙ったのではないだろうがアニメ業界の方がリアリズムの勘を持っているのでは。
  • アニメの方が好きに作れるからこそ、性能を使ってドラマ的に作れるのではないか。
  • 舞台は変化を瞬時に見せるのが難しい。映画はライブ感が難しいが物量を見せられる。
  • 最近の監督は映画に対して自分の想いをぶつけすぎて狭い作りになってしまっている。
  • SWep7の物量はこんなもん。まぁ頑張ってる。ep4は砂漠とロケットの組み合わせが映画史上初ではないか。異質なものの組み合わせ論
  • Romics授賞式にイタリア文部大臣が来てたがあれはあまり楽しくなかった。コミケ的なものに権威が来てどうする。
  • 「(けものフレンズはご覧になりましたか?)知るわけないでしょう!」(説明受けて)今後3DCG作品を作ることはおそらくしないでしょう。いろいろ口出ししたくなるけど体力的に無理でしょう。(質問者は)若いんだから(けものフレンズは)1年我慢して、2、3年後に評価しましょう。
  • (後悔したことは?)あらゆる仕事で全部後悔がついて回ってるのが本当のところです。しない人はかなり鈍いので現場からは消えてほしい。
  • (第一世代と第二世代のどちらを若い子に進めるべきか?)比較論はない。死なない様に生きるしかない。無責任なのもわかっている。時代性、歴史をしるのが重要。
  • 時代劇とは、チャンバラが成立すること。少しカメラを引くと二人が入る。そうすると劇が成立する。ミサイル戦はドラマにならない。
  • 人類が痩せるのに500年かからないのでは。
  • ムーミン的な企画、打倒キティちゃん的な企画を出したがサンライズは即却下。
  • 鈴木敏夫との絶縁は小説中のカウチを知っているかどうか。
  • 太陽光パネルの景色は気持ちの良いものではない。衛星軌道上なら賛成。
  • ハルマゲドンを子供たちはあんまり好きじゃないからGレコはあっけらかんとしている。Gレコの描写に変だと思う1万人に一人に期待している。
  • 観光地に外人を呼べばいいという商業主義にはヘドが出る。
  • 先日行ったポンペイも人が多すぎて遺跡が見られない。こんなに整備されていていいのか。住民のいない観光だけの街でいいのか。そういうことに気付く子供に期待している。
  • 政治的施策ができないからGレコを作った。
  • 効率を求めすぎるとバカになる。でもウーバーは便利だよね(小声)。
  • 銃剣道について(たぶんあまり調べていない突っ込みどころのある話)
  • ひとつの価値論だけで行くとしっぺ返しが来る。

けものフレンズ スタッフインタビュー、コメント掲載媒体一覧

自分用まとめ。イベント系は行ったもののみ。時系列順。

2017年1月アニメ「けものフレンズ」ケモミミだらけの第1話試写会&キャストインタビュー

https://nizista.com/views/article2?id=6271b9f0c33411e68f5d5b20b787bb6d

誌名不明 たつき監督コメント

https://rrd.2chin.net/may/b/src/1487082718743.jpg
上のニュータイプとほぼ同時期と思われるが、載ってそうな雑誌をあらかた確認してみたものの誌名不明。

声優パラダイスR vol.16

どうぶつビスケッツ×PPPのグラビアとコメント掲載。
制作側からキャストに伝えられた各キャラの精神年齢(どうビスが中学生、コウテイが19歳、それ以外のPPPが高校生)はここのみ掲載。

尾崎由香」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/interview/338102/a/

ネット上の「フレンズ」ブームに取締役から一言!? TVアニメ『けものフレンズ』の大流行についてアニメを作るのが得意なフレンズからコメントをもらったよ!

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1486624170
福原Pのコメント。

ニュータイプ 17年3月号 吉崎先生インタビュー

https://webnewtype.com/report/article/104436/

CGWORLD 17年3月号

ヤオヨロズへの取材記事4ページ。制作時期やアニメ版たたき台デザイン、Vコンなど、ここでしか掲載されていない情報が多い。

金田朋子野島裕史の同い年、はじめました。2/12放送分

金田 (3話のトキの脚本には)歌詞もなかった、歌の。だから自分で適当に歌ってって感じだった。一応音痴な子って設定で。何が正しいか自分でも分かんないからそれで歌ったんだけど。また同じシーンが(同話数内で)出てくるのよ後で。1回しか歌えないからどうやって歌えばいいのかっていう。だから歌詞だけ書いて。音程は同じ様に歌えないから。歌詞も自分で考えた。全く覚えてない。(中略)ちゃんとしてなくても正解がないから。

内田彩の「うちださんのおうっちー」 2/17放送分

第7回 けものフレンズ アワー

福原P 吉崎先生はデザイン以外にも世界観、セルリアンがいるよとか、パークってこんな風にできているよとか、ジャパリまんってのがあってさ、とか。そういうのを監督のたつき君と吉崎先生と喫茶店でずっと話して。ストーリーが何か原作がある訳じゃないから「そういうものです」ってものに先生に「これってどういう事ですか」とか訊くと「これはこうなんですよ」って聞いて。なんとなくたつき君とかが「成程こういう事か」という風に閃いてアニメになっている。そのベースのジャパリパークというコンセプトを考えてらっしゃる。この後(話数でジャパリまんの中身に)何となく触れたりと、ガイドブックの中でも結構細かく触れたりすると思うんで。ジャパリまんは色違いも出てきてるんで色んな味がある筈なんですね。(各動物)それぞれ用のカスタムではない。美味しいと思いますよ。

  • 解説コーナーは監督発案。いきさつはガイドブック収録。スナネコは4動物園全てに交渉したがなかなか取材できなかった。
  • しんざきおにいさん(とうきょう)はアプリを少しプレイしていた。

もたせろ!!ワンクール第18回

  • 尾崎氏が初めてオーディションに合格したのが、けものフレンズ
  • 尾崎氏は吉崎氏と同じくシンガポールのナイトサファリに行ったことがある。

ChaosTCG情報局 第46回 けものフレンズ情報

  • 予告は完全アドリブで2、3分収録している
  • 漫画版のナナはカコのいとこ
  • ナナの所属は、ジャパリパーク試験解放区特殊動物課管理局
  • カコは絶滅動物とセルリアンの研究者

「正直、困惑しています」けものフレンズ、プロデューサーが心境を語る

https://www.buzzfeed.com/ryoyamaguchi/kemono-friends

ゆうがたパラダイス 2/28放送分

三森 キタキツネちゃんは実はネットでの事前のキャラ投票で人気が1位だったらしくて。収録の時、かなり煽られましたねw 「1位なんで」って言われてw えーっ、プレッシャーがすごい、みたいな感じでね。でもすごく楽しく収録させていただきました。

アニゲラ 3/2放送分

  • アルパカちゃんの唾は「ちぇっ」くらいのつもりの演技だった。放送ではSE付き
  • アルパカは高山にひとりでいたら訛るかなという藤井さん案。栃木弁ではなくデタラメ。孫に料理を振る舞うおばあちゃんのつもりの演技(年齢設定は若い)
  • 金田さんは別録り。台本には「(歌)」のみ。
  • すごい真剣に台本に向き合っていたという尾崎さん

話題沸騰中の『けものフレンズ』、プロジェクトチームに初インタビュー! 誕生秘話からブーム到来までの歴史など「すごーい!」の連続3万字の大ボリューム

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395
作品が話題になってからのインタビューで非常にバズった記事。

アニメ「けものフレンズ」 ファンは動物園にも集結 そして人気のセリフの誕生秘話がついに明らかに!

http://www.sankei.com/premium/news/170303/prm1703030008-n1.html

1〜8話一挙上映会

たつき監督トーク

  • 8話のジャパリまんはわかんないですね。ブルーハワイ味とか。3話は餡
  • 一応ヒトができることはできるが知恵がない。マネはできる
  • PPPのダンスは手付け(福原Pはあんまり激しいのは止めてくださいと言っていた)
  • EDの理由は現実とのリンクするポイント。3話以降に廃墟遊園地を頭に入れてほしかった。かなりレタッチ、モデリングしている(キャストも家で見てびっくりした)
  • 最終回はキャストも知らない。世間のウケで変えたりはしない
  • アニメのアニマルガール選定基準は、場所を先に決めたから。話はその後に頑張った。8話モブは無作為。意志が入らない様に
  • たつき監督は幼少時アフリカ生活経験がある
  • 伊佐氏の猫飼育経験がサーバルに活かされている
  • 肉感とキャラクター性を両立させるアニメ版頭身。吉崎先生のデザインがむちゃくちゃ強いので多少CGが荒かろうが何とかなるw
  • 6話は出しすぎました。話書いている時は別の奴がやるだろうと。演出時に自分に死ねと。
  • 制作時に上げたハードルが今活きているのかなと。お客さんがコンテクストを拾ってくれるかヒヤヒヤしてた
  • タイアップPC、エナジードリンクがほしい
  • AR現場で台詞調整が結構ある。その後の脚本にもフィードバックしている。この声優さんは四文字以上は辛いなとか。

声優パラダイスR vol.17

小野さんと根本さんのコメント掲載。

動物擬人化アニメ「けものフレンズ」ひそかな人気 飼育の園にファンも

http://www.sankei.com/entertainments/news/170314/ent1703140005-n1.html

ミューコミプラス 3/10放送分

オーイシおにいさん回。OPイントロのホルンが吉崎先生案だったという話など。

日経MJ3月15日号

たつき監督、福原P、製作委員会(KADOKAWA梶井P?)のコメント掲載。

すごーい!きみは楽曲を作れるフレンズなんだね!―大石昌良ようこそジャパリパークへ』特別インタビュー

https://nizista.com/views/article2?id=b41164100ade11e78579ab45846a6308

エジソン 3/18放送分

ミューコミプラス 3/23放送分

吉田尚記 dスタジオ supported by docomo 第34回

https://youtube.com/watch?v=v-CU6tfANr8

けものフレンズ オフィシャルガイドブック1巻

たつき監督インタビュー、しんざきおにいさんコメント掲載。
「人類は一度滅んだかかなりやられている状態」は現状ここのみの話。
ジャパリパーク解説は初期設定と混ざってアニメ版正式設定と区別がつきにくい。ジャパリパーク小笠原諸島に位置するなど。

ニコ生1〜11話一挙上映

よしざきおにいさんの実況コメントがあった。

  • 休憩所のソファーはバスに使用されていたもの
  • アニメ版ジャパリバスはラッキービースト対応の新型
  • サンドスターには抗劣化作用がある
  • デフォルトの武器は意思で出現する(シロサイ)
  • キツネ系の首にはネックウォーマー
  • アニマルガールの服は意識した時点で脱げる様になる。それまでは動物の機能のまま
  • アリツカゲラはタテガミオオカミとオオアリクイが友達

AnimalJapan2017 けものフレンズ最終回直前どうぶつビスケッツトーク

bilibiliブースにて。

最終回直前「けものフレンズ」福原P「『ツチノコはいません』と言われたらぶち壊し」

http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20170327/E1490547358865.html

最終話放送直前! アニメを作るのが得意なフレンズ、たつき監督に『けものフレンズ』の“すごーい!”ところを聞いてみた!!

http://otapol.jp/2017/03/post-10123.html

声優アニ雑談 第50回

https://youtube.com/watch?v=0C4sQPAgIiM
内田彩さんと尾崎由香さん出演。
アフレコ当日に修正台本の紙が配られる話など。

さしめし #291 内田彩×尾崎由香

メガミマガジン 17年5月号

たつき監督インタビュー、福原Pインタビュー掲載。
アニメ版がアプリ版と世界線が同じとは明言していない、という話の初出。

アニメマシテ 4/3放送分

けもフレ「しんざきおにいさん」実物も「神」だった あの噂の真相

http://withnews.jp/article/f0170405005qq000000000000000W06910101qq000014976A

アニメ「けものフレンズ」の仕掛け人が語る大ヒットの秘訣

https://dot.asahi.com/wa/2017040500085.html?page=1
福原Pインタビュー。

動物園やつちのこ館が大盛況!? アニメ「けものフレンズ」の経済効果

https://dot.asahi.com/wa/2017040500036.html
福原Pコメント。

ニュータイプ 17年5月号

たつき監督インタビュー、声優陣と福原P座談会掲載。

コンプティーク 17年5月号

たつき監督インタビュー、しんざきおにいさんインタビュー、吉崎先生イラスト掲載。
サーバルの1話の行動理由、10話の涙の理由に言及。また、かばんがフレンズからヒトになったとも言及。

三上枝織のみかっしょ! 4/13放送分

三上 最終話にも博士も登場したんですけども、長だったんですね、うん。私知らなかったです、演じてる時(笑)。なんか格好良かったなと思いながら。(中略)すごい「ザ・王道」なんですけど、ザ・王道が感動するのが一番良いなぁと思いましたね。やっぱ王道っていいっスね。(中略)最近12.1話みたいなね。監督がなんか「息抜きに作りました」みたいな動画にもちょっと声をあてさせていただいたんですけども(笑)。あれ録ったときもなんか、うん、すごかったですね。色々あったなと思いながら。ただ、博士らしく上から目線で助手よりも幼く、偉そうに演じさせていただきましたね。その動画も再生数がすごいみたいでね。いやー、けものフレンズ大人気ですね。すごーい。そんな中で自分の演じた博士もとても可愛く描かれてたんで、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

ミューコミプラス 4/13放送分 ゲスト内田彩

吉田 「けものフレンズ」が、本当にすごいことになってるじゃないですか。
内田 いまだに信じられないくらい大人気……みたいですね。
吉田 こんなメール戴いてるんですけど。「けものフレンズ最終回が終わった今ですけど、アニメが始まる前の気持ちとの違いがあれば教えてください」
内田 ああー! これ言って良いか……言って良いですよね。私アプリ版のゲームから案内する様なキャラクターをやらせていただいてたんですけども。アニメ化すると聞いて、私吉崎観音先生のケロロがすごい好きだったので、吉崎先生のイラストのキャラを私が担当できるなんてと思って。しかも世界観を牽引していく様なガイドの役だったので。すごく思い入れがあったんですけども。アニメ化するって聞いてすっごい嬉しくて。「やったー!」って言ってたら、蓋を開けて見たら私キャラ違うし。
吉田 (笑)
内田 キャスト全取っ替えになってるし。どういうことなんだ〜!
吉田 ゲーム自体一回サービス終了してますからね。
内田 そうなんです。アニメに伴いサービス終了してしまって。私の知ってるけものフレンズではもはやなくなっていたんですけど。(中略)監督始め少人数のスタッフで作っているので、監督からもそこまで詳しく説明とかもなくて。毎回説明を「すいません、ここどうなってるんですか?」って聞いてちょっと答えが返ってくるくらいだったので。どういうストーリーになっていくか全然分からなくて。
吉田 そうだったんですね。
内田 はい。毎週毎週スタジオに行って画を初めて通し見を見るんですけど「うぇええ〜!」っていう驚きと戦いながらやってました。
吉田 内田さんはシステムのこととか分かってる人じゃないといけませんでしたからね、終わってみると。
内田 そうなんですよー。しかも重要なキーキャラクターを3人もやらせていただいてたので。結構毎回頭を切り替えてたり。「そうなってたらああいう時はこう演じなきゃ」とか色々辻褄を合わせるのが大変でしたね。
吉田 実は声優さんとしては演じるのが難しい作品なんですね。
内田 難しかった(笑)。
吉田 難しかったんだ。
内田 はい。ゲームの話ともちょっと違っていたので、やってて毎週毎週驚きが視聴者の方と同じくらいあったので、楽しかったです。
吉田 しかも反響がおっきくなってびっくりだったんじゃないですか?
内田 はい。
吉田 世の中の反響がまるで違った訳じゃないですか。内田さん人生で何回か味わってますよね。
内田 味わってますね(笑)。
(中略)
吉田 今回2回目のブレイクじゃないですか。総括してみるとどんな気持ちになります?
内田 自分の今の心境だとどちらも実感がないんですよね。当人たちはそんなに事の重大さをあんまり理解していないというか。「そうなんだ、すごいねー、人気あるんだねぇ、やったー」みたいな。あまり当事者意識がないというか。ふんわりしてますね。
(中略)
(12.1話は)私も知らなくて。結構経ってから知ってびっくりしたんですけども。たまたま今日、博士の役で出ていただいた三上枝織ちゃん。その話をして聞いたんですよ本人に。
吉田 そうなんですか。
内田 「これっていつ録ったの?」って。けものフレンズって画ができてない状態でプレスコみたいに収録していたんで。
吉田 CGで作っているので声優さんの演技に合わせてちょっとずつ変えられるんですよね。
内田 はい。本当は台詞をいっぱい録ったんですけど、オンエア観たらばっさりカットされてたとかあるので、カットされた台詞とかで作ったのかなぁ?ってちょっと思ったんですけど、今日みかしーに聞いたら、後日新しく収録したって聞きました。
吉田 あら。愛情が深い。
内田 本当に深くてびっくりして。趣味って。もっと大々的にやって監督〜って思いました。
吉田 趣味でやってる場合じゃないですね。そこら辺がまたね、今だからこそできる、少人数で作ってるからこそできるところだと思うんですが。
(中略)
内田 アライさんとPPP、本編で絡むこともあまりなくて。あまりお話する機会もなかったんですけども。でも早稀ちゃんは、ゲストさんで抜き録りの方が多かったんですね、代わりの役をやってくれたり。
吉田 代わりの役を小野さんが。へぇー。
内田 結構感動屋さんで。最終回のアフレコで早くも涙がこぼれちゃったりもしてて。すごい可愛らしい子で。相羽あいなさんはあいあいって呼んでるんですけど、本当にイワビーと瓜二つ。
吉田 似てるの?
内田 似てますね。見た目も性格も雰囲気もそのままで。「ロックだぜ」が口癖のキャラなんですけど。(中略)ジェーンはちょっとおしとやかなお嬢さんっぽい役なんですけども、本当に響華ちゃんぴったりで。ぴったりなんですよ、PPPは特にキャラクターがみんなそれぞれ濃くて。
吉田 似せてった感じなんですかね。
内田 だと思いますねー。(中略)最年少なんですけど、流風ちゃんすごくしっかりしてて。コメントとかも的確なコメントしたりしてて。コウテイペンギンの役なんで物知りでドシンとしてる役なんですけども、そういう部分も似てるなぁって思いますね。
吉田 担任の内田先生による生徒の解説みたいですね。
内田 流風ちゃんよくみんなを弄っています。(中略)(佐々木さん築田さん)この二人もキャラが濃くて。築田さんは本当に、フルルにぴったりなんですよ。とってもマイペースでほんわかしてて可愛らしくて。こないだも収録でみんなで会ったんですけど、その時もほわわーんとしてて。みんなに「マイクこっちだよ」とか教えてもらいながら収録してたのがすごく可愛かったです。
吉田 PPPチームはキャラクターがそんな感じなんですね。
内田 本当にぴったりで。

超!アニメディア(生)第33回

立花さんと辻さん出演。
11話収録では涙を隠すためにマスクをした出演者がいた話など。

内田彩の「うちださんのおうっちー」4/14放送分

私が主人公のかばんちゃんを演じさせていただきました「けものフレンズ」、本当に大人気となり話題沸騰。(中略)今はサービス終了してしまってるんですけど、けものフレンズのゲームが出来た時からゲーム案内役・パークガイドさんの役をやらせていただいておりまして。アニメ化すると聞いた時はとっても嬉しくて。「やったー」と思っていたんですけども。キャラクターのコンセプトデザインを吉崎観音先生というケロロ軍曹の原作描いてらっしゃる先生がやっていたので、吉崎先生の描くキャラクターのイラストに声を付けられるなんて、ゲームをやらせていただいた当初からすごく嬉しくて。ゲームのプレイヤーキャラとかゲストキャラとかではなくて、案内人のキャラをやらせていただいたのはほぼ初めてだったのでとても嬉しくて。毎日ログインすると私のパークガイドさんが「こんにちは、今日も頑張りましょう」みたいなの言ってくれるんですけど、お気に入りのキャラじゃなくて毎日会えるキャラをやらせていただけるのが初めてだったのですごく思い出に残ってて。アニメ化するって聞いたんですけど「え、なんか全部様変わりしている」みたいになっていて。キャストもゲームの時とは全員変わっていたり、私もパークガイドさんの役ではなくて、かばんちゃんという役で出演したりとですね、色々新しい展開に最初は戸惑っていったり。ゲームもアニメに伴い終了してしまったので、ゲームファンだった皆さんは「どういうこと?」って私と同じ様に戸惑ったと思うんですけども、アニメのストーリーが進むにつれて色々な謎が解けてきたり、キャラクターのかわいさに癒されてみたり。かばんちゃんの頑張りにちょっと親心の様な「頑張れかばんちゃん!」という様な気持ちになったり。ほのぼのとした優しい世界の中に色々な謎が仕込まれていて。とっても続きが気になる「一週間待てないよー」って。本当にね、来週への続きの引きが毎回上手で。絶対ひとネタ仕込んで終わるんですよ。毎回台本をいただいてストーリーを知るのが楽しい作品でした。けものフレンズは普通のアニメ作品と違ってメインはCGで作られていたので、アフレコ・私たちが声を演じて付ける時はあまり映像としてできあがっていなくて。3Dの元となるモデリングというんですかね、丸とか三角四角とか(笑)。これがかばんちゃん、これがサーバルちゃんみたいな。全部できあがってない状態で声をあててお芝居をしていたので頼りになる映像というのがあまりなかったり。あと監督がコンテとして描いたイラスト一枚で紙芝居の様になっていて。そこにお芝居を乗せていったり。普段の所謂「アフレコ」という作業とはまた違って。声を録って後で映像を作るプレスコというやり方にほぼ近い様なやり方だったんですけども。メインキャストも新人の子が多かったので、「絵に合わせてお芝居をするというよりは、自然なお芝居ができたら良いね」って感じでみんなで和気あいあいとできたので。それも動物たちののんびり伸びやかなお芝居とか表現に上手く繋がったんじゃないかなぁ、と思ったりするんですけども。本当に最終回にいくにつれて「ほのぼのしてたのにどうなっちゃうの」と手に汗握る展開で。ニコニコ動画でも放送してたんですけども、コメント数が歴代一位になったらしくて。すごい記録を塗り替えたんだって言われて。私はどれぐらいすごいの?って分からなかったんですけども。すごい記録だったらしくて。今後抜かれることはないだろう、くらいに言われてる記録が出来た、みたいな感じで、いろんな人が一緒に観てくれる、小さい子供から大人まで楽しめる作品になったんじゃないかなと思います。一緒に観てくれたちびっこたちも「このどうぶつが好き」とか「すごーい」とか言ってくれてるみたいで。お便りをたくさんいただくことが多いんですけど。親子で観ていただいて一緒に動物園に行くきっかけになったり、かばんちゃんを観て「僕たちヒトはこういうことが得意なんだね」と思えるきっかけ作りになれていたら、ちょっと嬉しいな、なんて思います。

ミュージックステーション 4/14放送分

たつき監督、細谷Pも現場にいたとのこと。

最終回見逃し上映会 昼公演

  • 転売に勝ったよ
  • 黒セルリアンのモチーフは明言しないけどネット考察の通り
  • 火口のサンドスターのモチーフは吉崎先生にビスマス結晶とまるバレだった
  • アラフェネの合流は監督的にはどっちでも良かった。もしかしたら全然違う方向で終わってたかも
  • 「ごめんなさいなのだ」は立てすぎたかも
  • 12話予告は別パターンとしてPPPver、アドリブverがあった
  • 11話は世界に通じて良かった(りーぱーおにいさん)
  • お客さんが思ったより賢くてこわかった。もう少し気を抜いてもらえたら
  • 監督 (自分を)信じない方がいい
  • 12話のタイトルカットはねばって最後に上がったカット。細谷「たつきを信じてよかった」
  • 台本の「返してよ」のくだりで泣く尾崎さん
  • 監督 フルルはああいう時やる子
  • 監督 あいつ(マーゲイ)ひとりでなんとかなりそう
  • サーバルは野生解放していた
  • Mステは打ち合わせも台本もなかった
  • 細谷P「月曜会社行きたくない。お腹いたい(他局なので)」
  • 監督もMステ現場に来ていた
  • 監督 15RT以上は分からない
  • 声優陣が最終回オンエアを見たのはヤオヨロズ社内。50人くらい
  • ヘラジカ解説はドイツに行ったもののダメだった
  • 12.1話は公の場で話せることがない。細谷Pは音声なしのGIF画像だと思ってた。「シャベッタァァ」福原P「12.1話は同人です」監督「アニメーターはみんな解放して。irodoriメンバーだけ仕事残ってるフリして、もう一週間泊まってくれと」
  • 本宮さんはirodori作品をリアルタイムで見ていた
  • 放送が終わっても版権で帰れない監督
  • ジャパリケットに来ていた監督と細谷P
  • Q.監督の口座番号は? A.公開しません
  • 細谷Pは一番最初の三行あらすじしか知らなかった。たつきを信じて良かった
  • BGMの半分は映像を見て作られた
  • あいまいみー予告の「フレンズ」は台本通り
  • 人気のおかげで作品周辺展開が良くなった面もある
  • 細谷P いつでも枠を空けて(2期を)待ってます
  • 監督 寝ます。合間にちょこちょこと。
  • 福原 それ(アラフェネスピンオフ)はない
  • 全話一挙上映会企画中。地方はライブビューイング。

「今後も『けものフレンズ』に世界は広がっていく」――福原慶匡P×テレビ東京細谷伸之Pインタビュー!

http://otapol.jp/i/2017/05/post-10509_entry.html
最終回見逃し上映会の間に収録。

最終回見逃し上映会 夜公演

  • 初めてファンレターをもらった監督
  • リカオン役の最後の決め手は名前
  • 松井さんは叫んでばかりだったので「(ほのぼの作品と)聞いてた話と違う」
  • 1話の木登りカットは作業上ギリギリでボツになりかねた
  • 仕込んだネタは全部バレた。一覧は僕がほしい
  • ラッキービーストの新機能は言おうとすると吉崎先生に先に言われた。吉崎先生は似てるタイプだけどパワーは引くレベル
  • 最終回のトキとPPPは別録り
  • 「つづく」はV編、最終回スタッフ観覧でも気付かれなかった。細谷Pは中止したと思ってた
  • 尾崎さんはマイルカ以外の役もやっているらしいがまだ明かせない
  • 監督「(ラストのバスを漕いだのは?)サーバルは足が長いって昨日のダーウィンで言ってた」
  • Mステで下を見てたのはモニター。タモリさんの目は笑ってた。監督「手に汗握る感じでした」
  • 福原P「杉田さん、けもフレのことtwしすぎ」
  • 昨日のイラストは趣味の二次創作です
  • オーディション時のフェネックは皮肉屋だった
  • Q.2期はいつごろ始まりますか A.監督「超見たい。客として見たかった」
  • 内田さんには現場でもTwitterでも相当引っ張ってもらってた。前の世界と唯一ちょっとだけリンクしていた方。一番最初に決まったキャスト

ミュ〜コミ+プラス 4/17-20放送分

ニコラジ 4/17放送分

キャストも裏設定の類は聞いていない、監督が教えてくれない話など。

ChaosTCG情報局 第50回

佐々木さんのMステ話。

Odaiba RAINBOW STATION 4/21放送分

パワーボイスA 4/23放送分

オーイシおにいさんゲスト回。歌詞修正の話など。

原宿アベニュー 4/24放送分

福原P「(放映当時は)全然期待されてなかったですからね(苦笑)」
「ファンの人達が作り上げてくれたブームだと思うので、僕らとしてはこういうところで喜んでくれたら良いな、という風には思ってましたけども、それが予想以上の反響でしたね」
「不幸中の幸いなんですけども、元々は何時に放送される番組かが分かんなかったんですよ。で、そういう意味も含めて全年齢が観れるものっていう大きく構えてたところもあって」
「そこがたぶん年齢を選ばないところとか、後はちょっと普通のアニメとは一線を画す様な雰囲気があるっていう風にとられたのかな」
「千人に一人ぐらいが気付く情報だと、誰かが『あれってこうじゃねーか?』って言っても『そんな訳ねーだろ』って言われちゃうし、偏差値レベルみたいなものも設定していたので、考察班っていう人達が百人に一人の人達の集まりなんだと思うんですけど、そこの方々が通訳してくれたお陰でたくさんの方も面白いものとして観てくれて」
「(作り手とユーザーの)信頼関係がものすごくある作品だったなという風に思うんで。それが今回の成功……とするならば秘訣なのかなと思いますね」

オフィシャルガイドブック2巻

伊佐作監、白水美監だけでなくたつき監督も加わったインタビュー。二人がけものフレンズ参加の為に前職を辞めた話(明言はされていないが伊佐作監インテリジェントシステムズ、白水美監はバンブー。たつき監督はTwitterで元サンライズであることを公表している。スタジオは公表していないが少し検索すれば出てくる)、三人が大学同窓生でありirodoriメンバーでもあることを公表。
セルリアン解説で黒セルリアンが第二世代であること、カコ博士がアプリ後復帰していたことが判明。

けものフレンズ』コラボの東武動物公園にいってきた【動画あり】 飼育係たちへインタビューで裏話もどっさり

http://getnews.jp/archives/1714610
コラボガイド初日後のインタビュー。

本宮佳奈」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/news/371627/a/

フレンズの会 初回公演

たつき監督から、追加公演のお客さんの為に、追加公演終了までレポートのアップは控えてほしいという話があった。
前説のプロデューサートーク部分はUPOKとのことなのでそこのみ。

  • 二次利用は推進しているがニコ超の二次作品販売の豪快さにはお金の面で複雑な気持ち。
  • 細谷Pの参加は15年秋。当時は枠が決まってなくて吉崎先生と夕方枠だったら良いねと言っていたが、電波料で折り合いがつかなかった。
  • ヤオヨロズのやり方は細谷Pの経験でもよくわからない。最初は公式サイトのさばんなちほーのBGとEPGのあらすじくらいしかなかった。福原Pが全然資料を渡さないのでテレ東社内でも「たつきを信じろ」としか言えなかった。一番最初に信じたのは細谷Pで最大の功績。福原Pは理由を結局語らず。
  • 他局からのけものフレンズの番組貸し出し問い合わせが毎日一件はある。テレ東社内は全然取り上げないのに。
  • けものフレンズのヒットの理由を13人の委員会Pも訊かれるが、全員がほんとに分からない。細谷P「分かったら独立する」。結局は「たつきを信じろ」。
  • LINEスタンプの「う゛っ」はLINEから使い勝手が分からんと一度リジェクトされたが福原Pがこれは必要なんだと押し通した。7話以降の第二弾もたぶんやる。
  • ライブビューイングは流石に全館埋まらないでしょ。
  • 普通フレンズの会みたいなイベントってロフトでやりますよね(客層は声優ではなくスタッフトークに興味のあるフレンズが多数)。
  • テレ東社長はああ言ってるけど全然決まってない。細谷Pに会見の前フリとかは全然ない。
  • 最近のけものフレンズ動向はテレ東の影が薄い。

第1回 フレンズの会 初回公演 生コメンタリー

  • 1話から上映しながらのirodori3人による生コメンタリー形式。たつき「ラッシュチェックみたい」
  • 作画監督」はCGでありながら一般2D作品の作画監督と同様の仕事。
  • 1話序盤はたつき監督も表情修正作業をした。
  • 2、3話まではVコンや2Dコンテなど色々試していた。
  • 最初に描いた美術は狩りごっこより後のシーン。さばんなちほーの乾燥感を掴むのが難しかった。1話の画面面積はキャラより美術が大きい。
  • 伊佐「シマウマには悪いことをした」たつき作画監督が言うならいつか作り直してくれるでしょう」
  • さばんなちほーの起伏は乾期の河の跡など。「サバンナの難所」という監督オーダーがあった。
  • 伊佐作監は設定も描けるので美設、ボードを担当する場合もある。
  • たつき「ほとぼりが冷めたらしんざきおにいさんにお礼を言いに行かないと」福原P「いつか本業を邪魔しない範囲でトークイベントができたら」
  • 水場シーンは序盤乾燥感との差をつけるさじ加減に苦労した。
  • 大まかな場面は指定があったが物語の修正合わせて都度修正していった。
  • 使えるか分からないゲストキャラがいたので探り探り選定した。あまり選択の幅はなかった。
  • 2話は元々サバンナ雨季の予定だった。
  • 福原P「最初に3、40体のモデルリストを見た時「死ぬのか……」と」
  • 動物の特徴を盛り込むというのが最初分からず1話はリテイクが多かった。
  • 1話とシリーズ構成の相似性は、2〜10話を作っていく中で少しずつ行ったり来たりして修正していった。
  • たつき監督しか知らない情報も多い。たつき「新鮮な状態でやってもらえたら」
  • 1話のLBシーンは元々2話の予定だった。
  • 1話制作時点で12話までの作業工程は見えていた。1話の要素は多く普通の制作会社なら削っていたが、その時点で11話12話の要素も合わせて削らなければならない状態だったので「それはけもの的に良くない」ということで現行になった。
  • 1話でだいたい300cut。
  • 1話美術で力を入れたのは水場から見下ろすさばんなちほー全景。
  • 伊佐「たつき監督はダミー情報を仕掛けてくる」たつき「この二人が分からない方がお客さんにとっても程よい分からなさになるのでは。罠に嵌めようとかでは」福原「たつき流監督術」たつき「おいしく食べていただこうと」
  • 2話背景だけでPhotoshopの新規ブラシ10種。
  • エンタメなので動物らしさが間違っていても良い。
  • 橋が壊れたのは嵐じゃないかもしれないけど嵐で壊れたくらいの様子というオーダー。
  • コツメカワウソは元々おらず猿系のフレンズだった。伊佐氏もキャラを作成したがこれ以降の要素を1度破棄した。猿系はヒトに近すぎる。コツメカワウソ採用はアプリで星1だったのもある。
  • たつき監督の笑いの間はジャガー初登場カットに表れている。
  • たつきジャガーめっちゃ良い人ですよね。無償の労働」
  • ジャガーの渡し守が歩道の流用なのは、作った感が出ると文明レベルが上がりすぎてしまうから。
  • ジャパリバスは最後まで出るということでかなりリテイクが出た。4、50種類。たつき「プラモほしいですね」
  • あんいん橋跡の主塔はたつき監督の発案。たつき監督のアイデアは元々の知識6割、けものフレンズで調べたこと4割。たつき監督と伊佐作監はよく写真を撮る。
  • 2話はMAXのバカ、フレンズの身体能力の提示。EDは明暗の暗の提示。
  • たつき「全部バレました、ほんとに」
  • たつき「LBは冷静考えると結構大変な人生。11話12話のコンテ脚本編集で毎回泣いていた」
  • トキの歌は4、5種録ってもらった。
  • いつか後期OP映像の完全版は出したい。たつき「どっかにあるはず」
  • たつき監督が作業したカットもまばらにある 。
  • 3Dは作画より歴史が浅いのでパターンの蓄積がない。
  • 3話までアフレコとプレスコの比率を調整していた(半々ではない)。
  • 3話後に白水美監は前職バンブー社長から激励のメールをもらった。
  • 2、3話の脚本はコラボを知らずにシャッツキステで書いていた。
  • ニコニコカフェに入れなかったたつき監督。
  • カフェの芝生の着想元は海ほたる。
  • カフェの飲み物は元々コーヒーだった。
  • 吉崎先生は裏で色々仕込んでいるのでこわい(トキの目のハイライトなど)
  • たつき「3話Bパート終盤は狂ってますね……今のテンションじゃ無理ですね。吉崎先生からはメールで「勇気をもらった」と」
  • 吉崎先生からは暖かい感想、鋭いメールをたくさんいただいた。
  • アライさん、フェネックパートは設定使い捨ての贖罪の意味もある。
  • 3Dモデルはたつき監督の素体をベースに作った。たつき監督のモデルはレンダリング時間が短くて悔しい。
  • 台詞はかなり考える。お客さんも拾ってくれるので。
  • スナネコ解説の絵は白水美監。背景が寂しかったので、スナネコは楽しんでいるんだよということで描きたし。
  • ツチノコ非実在性を人間に言ってやろうと考えていた。
  • 白水「なんで溶岩があるのか分からなかった」たつき「なんでなんですかね(すっとぼけ)」
  • たつき「楽しく作ってる感じとライブ感が出ると良いなと。パークがある感があって自動書記している感じが面白かった」
  • ジャパリコインは2種あると情報が混雑するので見た目重視。
  • 迷路ゴールのツチノコに頬ブラシを足したのはたつき監督。
  • 4話収録現場も謎だらけという空気だった。
  • 「何か昔あったんだろうな」という表現をオリジナルに近い作品でするのはなかなか修羅だったがだいぶお客さんに支えてもらった。
  • たつき「友達の家で見てる感じ。こんなに席が埋まるとは思ってなかった」
  • 福原「12.1話はいろいろとデリケートなんだぜ(会場笑)」

4話までで時間いっぱいで終了。5話以降のイベントへの含みを残しつつ終了。

けものフレンズ』が生まれたホントの話と、つんく♂との驚愕の関係!? ヤオヨロズ・寺井社長独占インタビュー

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1493694301

とちてれアニメフェスタ

  • 本宮さんは最初キャラをつかむのに苦労し、居残り収録があった。尾崎さんと小野さんは終わるまで待っていてくれた
  • PPP予告のマイクは円状に配置されていた
  • 本宮さんの思い入れのあるシーンは11話の追い付いたところ
  • 小野さんの思い入れのあるシーンは11話の「ごめんなさいなのだ」台本を読んで「監督ありがとう」
  • 田村さんの思い入れのあるシーンは12話のフレンズ集合

きょうびのいろどり

  • irodoriによるコミティア120発行の初期設定掲載同人誌。
  • 掲載設定はCGWORLDの拡大版的内容。
  • Vコンの一部掲載。初期案の没Vコンも掲載。1話の時点でジャパリバスが動いていて、運転手はミライさんだっった。サーバルが轢かれるのも1話だった。
  • CGWORLDと同じサーバルのたたき台デザイン掲載。
  • CGWORLDの3Dカットの一部は広報用の嘘カット。
  • 火山とビーバーの家の初期美術掲載。
  • irodoriメンバーのコメント。

マチアソビ けものフレンズプロデュサーに聞くヤオヨロズ式 CG アニメの作り方(あにつく 2017 関西)

内容はオフレコ。

けものフレンズRADIO!! 19獣

打ち上げでの吉崎先生からの手紙の話など。

ニュータイプ 17年6月号 福原Pインタビュー

  • たつき監督との出会いはC83。コンペは14年3月。脚本読みが15年3月。
  • ヤオヨロズは当初「たつき作品の魅力を伝えるロードマップ」を考えていた。けものフレンズの目標は「30分1クールをきちんと納品」。次の目標が「たつきオリジナル作品制作」。
  • たつき作品の魅力は暖かい絵だけでなくストーリーの面白さ
  • けものフレンズは納品を守るために完成映像を何verか作っている。最終話タイトルカットがラストで追加カット扱いなのはそのため
  • 新作映像は作品だけでなく、たつき監督の未来もかかっている
  • サーバルとらすとおんみょうの英がダブって見える
  • 今後はヤオヨロズの制作体制を大きくしたい
  • ラブ米は、たつき監督完全オリジナル作品の自社幹事プロデュースへ向けた挑戦

他にirodoriによる描き下ろしポスターが付録。

けものフレンズ」仕掛け人が語ったヒットの理由 一過性にならないよう頭を悩ませた

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/050100735/
KADOKAWA梶井氏インタビュー。
子供向け書籍展開の話の初出。
誌面には福原Pのコメントも一言(子供も観られる様にエログロを排除)

東武動物公園とみおかおにいさんビーバーガイド2回目

とみおかおにいさん 2期もなんかやるって聞いて、もしうちに来たら、(配置換えがあったので)同じ人が別の動物で解説しているかもしれないです。

単に新作映像を勘違いしているだけかもしれませんが一応。

WADAX Radioxまるまる推し 神田祭生中継

  • ゲストに小野さん、本宮さん、小森さん、田村さん
  • Mステ終了後、楽屋で緊張が解けて号泣した小野さん。一方緊張しなかった田村さん
  • 舞台の話はアニメ版のキャスト決定一週後には聞かされていた。しかし小野さんだけは聞いていなかった
  • ハシビロコウは人気になって置いていかれた感
  • 小森さんがハシビロコウ役として公の場に出るのは初
  • 田村さんはアニメ打ち上げの最後の撮影をスルーして黙々とカレーを食べていた

声優パラダイスR vol.18 どうぶつビスケッツxPPP座談会

  • 最終回オンエア時にはプロデューサー(福原P?)も泣いていた。
  • 佐々木さんは別作品のガヤ録りで「すごーい」をけものフレンズ感が出すぎるということで禁止された。
  • 舞台の衣装制作はオサレカンパニー。
  • 10話でサーバルが泣いた理由をたつき監督から聞かされていない。
  • アライさんは自分のことを自分が一番信じている。
  • アラフェネが追いかけていた理由もたつき監督から聞かされていなかった。その方が演技に得策だったのでは。

ゆうがたパラダイス 5/16放送分

  • 演技時に気をつけていたのは、尾崎さんが無邪気さ、小野さんが自信家、だだをこねている子供、本宮さんが感情の抑制
  • 尾崎さんは収録時実際に跳んでいた。

けもフレ】連日大盛況の「ジャパリカフェ」でフェネック&PPPの声優さんにお話しを聞いてきたよ!

http://getnews.jp/archives/1734071

第9回 けものフレンズアワー

  • 東武コラボは当初からの目標のひとつだった。複数の動物園からも問い合わせが来ている
  • ゲームは先日のアプリ以外も予定
  • 新作映像は「皆さんのご期待に応えられる様に走り回っています(福原P)」

全話一挙上映会

  • PPP予告は6話までと7話以降でまとめ録りだった。
  • フレンズの会初回公演にはメインキャスト陣も来ていた。
  • たつき監督コメント

https://mobile.twitter.com/Char_Tweet/status/868174035938684929

週刊TVガイド 17年6月2日号

オフィシャルガイドブック3巻

ランク王国5/13放送分に一部ページが映った。
それによるとコミック版サーバルが第一世代(アプリ版等身準拠のリファイン化)、女王事件を経てアプリ版の第二世代、「異変」を経てアニメ版の第三世代へ。
また、エクストラ版サーバルを掲載。

娘TYPE 17年7月号

ピンナップ掲載。

けものフレンズ』プロデューサーの夢は大学の設立!? 福原Pが語る日本のアニメ業界に必要なこと

http://originalnews.nico/25598

第1回 フレンズの会 再公演

初回公演との重複部分は省略。

  • 細谷Pは先日テレ東社長とエレベーターで会話。にわかじゃなかったことを確認。
  • 0話に金田、小林両氏を出演させたのは一般層にリーチさせるため。
  • 福原Pは基本的にアニメ関係にしか関わっていないのでリプを送られても……。
  • 福原「元々ひっそりと放送が終わってたらロフトでイベントやろうねとはたつき監督と話していた」
  • 配信してしまうと喋る内容が変わってしまう。
  • たつき「1話序盤はだいたい忘れてる……」
  • 1話は開幕、自然物を見せるということで引きのレイアウトが多い。作画にこのコンテを見せると刺される。3DCGは頑張れば向いているが全身が映ると大変。実は劇場、OVAのカロリーのかけ方をしているから豪華。
  • しんざきおにいさんは柔らかい声をしていて嬉しかった。
  • 木登りは脚本改変で追加されたシーン。
  • 一度作品世界観共有のために半分ほどパイロット版的に作っていた。
  • たつきケニア時代はあんまり覚えていない……でもちょいちょい見たことがあるものが出てきている。太陽の角度が違うことで日本でない乾燥感とか」
  • サバンナも専用の固い茎のブラシを作成。
  • たつき「地図のあの河どこにあるんだろう……(シークバーを戻す)」
  • たつき「(例の顔)中割ですよね」
  • セルリアンは中盤まであまり出ないから相当ボツってる。
  • カバのモデリングたつき監督。たつき「顔はもうちょっとやりようがあったかな。目の種類は幅がでそうな構造にしてある。判子絵になりにくい構造」
  • よれよれの紙飛行機はもっと下手にもっと下手に。
  • 1話ゲート後の背景は雨季のサバンナ。ゲートは国境のイメージというオーダー。
  • 1話の鳥は他の動物もいるという精一杯の言い訳。
  • 白水さんは色彩設計も担当している。しかしたつき監督も色の感覚が強くダメ出しをされた。
  • 福原P「主人公の名前はかばんちゃんです」委員会のメンバー「はて?」
  • たつき「(OP夕景の)あれはいったいなんだったのか……(会場笑)。考えていたけど出しきれなかった。」
  • 後期OPも差し替えがギリギリだった。
  • 伊佐「LBはサーバルに視線を合わせない制約があってサーバルいじめに加担している様だった」たつき「やりすぎると残酷になるから良い塩梅に。2週目の方が畜生感が出ている」
  • 白水「撮影が木漏れ日を足して質感がぐっと上がっている」たつき「基本的に撮影しなくても成立する様に作っているけど何かを足してくれている。最終話は熱意、愛を持ってかなりやってくれていた。ありがたい」
  • たつき「今日はお客さん多いですね。埋まらんやろうと思ってたんですけど」
  • たつき「笑ってもらえる声が聞こえるのはありがたい。作ってる時は分からない」
  • 水面は美術と撮影の連携が独特。
  • たつき「バスが前後に別れる理由は忘れましたね……(会場笑)。かなり強い理由があったんですが」
  • たつき「シリーズ構成のメモが出てきたんですが、書き込みっぷりが怖かったですね。結構気ィふれてる感じ」
  • たつき「自分たちが見たいものを作った結果」
  • エンディングのスライド幅は1話ごとに伸びている。
  • たつき「4話までの解説の並びは完璧」
  • 金田さんは熱心に歌を何Takeも録ってくれた。
  • たつき「おわり、は2時間はもつはずだったんですけどね……」福原「どういう見方すれば気付くんだろ」
  • たつき「ジャパリまんのブルーハワイ味は急に聞かれたので……青色6号でしょう」
  • 3話の歌は収録機会の関係でかばんちゃんを先に収録。
  • 先日たつき監督は花鳥園に行った。
  • たつき「観察力ぅ……です」
  • たつき「3話はどうやって解決するんだろうかと思いながら書いていた気がします」
  • カフェのウッドデッキは3Dレイアウトに背景描き。
  • たつき「足こぎロープウェイは絶対乗りたくないですね……どっかでぶっちきれる」
  • たつき「最終話まででもつ電池。科学力ぅ……ですね(会場笑)」
  • たつきベストカーのブログは嬉しかったですね」
  • たつき「笑ってるみなさんもあの二人と同罪ですよ(会場拍手)おそろしい……」
  • たつき「作品のベクトルが決まる前に人が増えるとぐちゃぐちゃになる」福原「あにつくでサンジゲン松浦さんがその人数でできるんだ、って下のスタッフに向かって言ってたから」たつき「できないです、できないです。回り回って僕が刺されるんで」福原「あにつくで水島精二監督が言ってたけど、普通TVシリーズで12話全部演出する人っていないんだよね。統一感という意味でなかなかの選択してて。プラスに出たから良いけど。5分アニメ除いてアニメ史上初では」たつき「気ィ狂いますから止めた方がいいかと。色んな方に支えてもらいつつ」
  • みゆはんさんはお芝居できるか心配だった。蓋をあければスナネコらしい。
  • たつき「尾崎さんは粘るとサーバルらしさが出る。サーバル曲線」
  • irodoriの長い付き合いがなければ、感性の合わない作監だとスナネコやジャガーの間は理解できなかったのでは。
  • 伊佐「ジャパリまんの袋はファミチキの袋を参考しました。スタジオの近くにあるので」福原「なんでコラボやってくれねぇんだろ」
  • たつき「バイパスは結構怖がられました」伊佐「手術的な」たつき「全然わからん……(会場笑)」
  • たつきツチノコは割と長生きしてそうな気がする」
  • たつき「1〜4話、5〜8話、9〜12話という塊で考えていた」
  • 伊佐「ツチノコが人類のことを話しているひねりがすごい面白い」
  • たつき「声のはまりっぷりはプレスコ後に声に合わせて全開で直した部分もあるかも」
  • たつき「4話Cパートのアライさんとカワウソは良いアホですね。かわいい」

フレンズの会は神イベントでした(ノルマ達成)。5話以降の会に期待。

アニメージュ17年7月号 たつき監督・伊佐作監インタビュー

  • たつき 今回の座組のメリットが出たのは「どの要素をどんな形で組み合わせるか」。普通なら2、3で済む組み合わせを今作では数十組み合わせた感覚がある
  • 伊佐 そのキャラらしい動きかを常に気にしていた。ツチノコは動きをつかみやすかった
  • 素体とメインキャラのモデリングたつき監督
  • たつき けものフレンズの工程はスケジュールが押してからが大変なのでお薦めはしません……w
  • たつき 16年の業界の作業感覚で言うと伊佐と白水は業界のトップ3に入っていたんじゃないかと……
  • ライブ感のある現場だったのでキャラが活きてきた感じ
  • たつき 残された謎はぜひ本編から自由に想像してもらいたい。僕が解釈を喋るのも何か違う気がする。もし新作映像を作る機会があればその中で明かされる謎も少しはあるかもしれません。僕らもこの世界の物語を描きたい意欲はあるので、機会があったらいいなぁと願っています

アニメージュ17年7月号 ワンポイントレッスン けものフレンズ

  • たつき キャラらしければ何でもOK。あわよくばかわいく
  • 伊佐 ポーズや表情がそのキャラらしいか常に考えます(狙って違うくするのはアリ)
  • 伊佐 (サーバルの耳は)一回凹ませるの大事です。やわらかそうなシルエットを心掛けます。
  • 伊佐 目ムズかしいです。瞳が大きい分、どこを見ているかはっきり意識しておきます。
  • CGはどうしても絵が固く平面的に見えてしまうので、その分キャラの体型にメリハリをつけて肉感的に
  • たつき 僕らが働きかけられる範囲を超えてけものフレンズはすでにファンの皆さんのものになったし、ファンの皆さんの力でより大きくしているという気がする

Mステ出演の裏話も! 祝舞台化記念、サーバル役・尾崎由香さん「けものフレンズ」振り返りインタビュー

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1496382578

舞台けものフレンズ ジャパリパークラジオ

さて、始まりましたジャパリパークラジオ。今日は記念すべき一回目の放送です。
いやーなんだか緊張するねー。
大丈夫だよ。
みんながいるから!
(全員笑)
それではまずは私たちの歌でお楽しみください。
ようこそジャパリパークへ
さて、お聞きいただいていますのはジャパリパークラジオ。そうそう、今日はパークの開園記念日でしたが
実はそこで重大発表がありました。
なんと私たち。
ジャパリパークの新米飼育員の4人は、これから。
パークのアイドルとしても活動していくことになりました!
イエーイ!
改めまして、私はXXX。
私はペンギンたちのXXX、ユリです。
私はXXX、ミクです。
私はXXXのお世話をしています、アイです。
(全員笑)
さて、ではここでまた、私たちの歌でお楽しみいただきましょう。
パークの飼育員の私たちが大切な友達、フレンズたちの気持ちを想像しながら作った曲です。「けものみち」。

BRODY17年8月号 尾崎さんインタビュー

ミスiDを軸にマイペースさの理由、声優の道を選択した経緯、けものフレンズ前後の変化について語られている。
アニオタのお兄さんの後押し、「ようこそジャパリパークへ」のヒット予言話など。

Japari Café発売記念イベント

  • けものパレードでマネをしているのはサーバル、アライさん、イワビー、ジェーン。アライさんはカバのマネ。今後順次明かしていく(タワレコイベントによればコツメカワウソサーバル、トキがイワビー、アルパカスリがジェーンとのこと)。
  • 小野さんは収録が最初だったので仮歌として全役を当てていた。佐々木さんが収録したかと勘違いする程

Casa17年8月号 たつき監督コメント、おすすめ動物園

芦沢Munetto 7/5放送分

オーイシおにいさんゲスト回。**声優百貨店 #51
小野さんゲスト回。

ミュ〜コミプラス 17年7月17日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。ホルン追加話の補足など。

けもフレ」沖縄限定グッズが好評 アニメ放送のない沖縄でなぜ? 意外な接点ありました

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/109358
吉崎先生コメントあり。

制作進行概論No.05>>福原慶匡氏(ヤオヨロズ)「クリエイターの頭の中にあるゴールを理解する」

https://entry.cgworld.jp/column/post/201707-production-05.html

アニソンデイズ 17年7月20日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

Nutty Radio Show THE魂 7/26放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

ジャパリバスツアー ぐんまちほー行き

  • 参加者275人? バス7台に分乗。4台がFC枠。FC枠はミニライブ座席に優遇有り。
  • 往復車内で本宮さん小野さんのトーク録音、同行声優陣からの生電話、佐々木さん相羽さんの深夜ラジオ風トーク録音、内田さんのぐんまちほートリビア録音が流れる。適宜それぞれの持ち役演技あり。

地味にミライさんがアニメ版のどうビスとPPPを認識したクロスオーバー的なトークをするのは初。
ミライさんの演技はアニメ版とNEXONアプリ版演技をミックスした感じ。
ツアーの最後にLBの「皆デノ旅楽シカッタヨ、マタネ」。各バスにはプライズのLBが同行。

  • ミニライブではトーク部分の司会、ライブ部分の不在者分を山下さんが担当。即席とは思えない動きを披露。

LisAni!NAVI 17年7月29日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

アニメマシテ 17年7月31日放送分

キラスタ 17年8月1日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

  • ようこそ〜のオーダーはパーティー感、テーマパーク感。
  • 仮歌版ボーカルは3take録り直し。セリフは70take。本家セリフとタイミングは同じ。

SUMMER STATION

withマーゲイライブ。舞台出とちりの真相究明編。

どうぶつビスケッツ×PPPがろっぽんぎちほーに出現! お洒落なフレンズも集合した「サマステ」イベントレポート!!

http://www.akibasgate.com/anime/11498

SUNAMOコラボイベント。

8、10〜12話の台本展示。うち10、11話は見開き。
キリン「あなたは、ヤギね!!」
アライグマ「飛び付いたりして……、ご、ごめんなさいなのだ……(いい子)」
の部分(原文ママ)。

アニカル部! #22

内田さんゲスト回。

足立 これ始まったとき、ここまで人気出るって思いましたか?
内田 全く思ってなくて。
桃井 そうなんですか、それ言っちゃっていいんですか(笑)。
内田 はい、結構スタッフの皆さんも言ってたんですけど、元々アプリのゲームを、あって。そちらから出演させていただいてたんですけども。アニメ化するって聞いて「はぁー、やったー」って喜んでいたら、結構ゲームのアプリの時とキャストも変わっていて。私は違うキャラクターになっていて。どういう事なんだろう、っていうちょっと困惑の方が先に立っていて。あと、変わったキャストがみんな新人の子に変わっていたので、今までゲームで培ってものはもうゼロからのスタジオだったので、どうなるかなぁ、ってのが正直な感想でした。
(かばんちゃんの役作りについて)謎の多いキャラクターだったので、あまり情報を教えてくれなくて。とりあえず言われたのが「男の子とも女の子ともとれない性別をはっきりさせないラインでお芝居してほしい」って言われてて。
桃井 それ狙いだったんですね。
内田 はい。
桃井 男の子なのか女の子なのかどっちなんだっていうね。
内田 はい。一人称は「僕」なんですけど、一応あの世界では動物からフレンズになると女の子になる、っていう設定があったので、女の子なんだろうなと思うんですけど、「そこをぼやかして曖昧にしてほしい」と言われていて。「生まれたてというかこの世に誕生したての子だったので、ちょっとその無垢な感じとか何も分からないおどおどした感じを出していただいたら」という感じであんまりこう……。
足立 逆にでも教えてもらえなかったからこそ、自分も分からないまんまだったんですかね。
内田 そうですね、かばんちゃん自身が自分が何者か分からない役だったので、すごくそれは良い役作りと言えばすごく役に立ちました(苦笑)。
足立 そう考えるとアフレコとか大変そうだなと思ったんですけど。
内田 はい。
足立 けものフレンズってどういう感じでアフレコしてたんですか?
内田 普通のアニメと違って、3Dのモデル丸と三角と四角が動いてるみたいな感じだったので、どんな場所かも分からなくて、今何してるかも分からなくて。
桃井 想像力の中でやってたってことですか。結構実は見てて表情と声が、声の方がすごく怯えてたりしてて。表情はそうでもないのがあって。
内田 ありますあります。
桃井 そういうこと結構ないですかアフレコで。例えばここは顔は泣いてるけど、怒ってる感じにしてくださいとか。結構アニメと声の関係ってそのままやれば良い訳じゃなくて、声で補って説明してくださいという部分がある時はあって。それが大きいんじゃなかって気がしてて。人形劇みたいな感じかなと思ったんですけども。
内田 本当にそれに近い感じになっていて。たまーに画ができてる時もあったんですけども、全く動かないので、今ここにあるお三方の人形みたいなのが映されてて、こんな感じで会話だけしてる風景で。イラストだけがあって、それを見ながら動いてないお人形たちに想像で声をあてていくみたいな感じでした。
桃井 私、ひとつ素朴な疑問があるんですけど、けものフレンズをアフレコの途中で、「段々けものフレンズの人気出てきたぞ」って感じになったんですか?
内田 なりました。ちょうど4話放送ぐらいに急にTwitterで話題になって。その次のアフレコに行ったときにみんなで「え、どういうことなんだろう……?」って。私もそれ言われるまで全然気付いてなかったんで。「え、ちょっと今調べてみます(スマホいじる)……すごーい!」ってなったときにプロデューサーに「何か仕掛けました?」って言ったんですけど、「いや……俺も分かんないよ」って。スタッフの皆さんも急に話題になったことにびっくりしていて。
加藤 内田さんの考えるヒットの要因って何ですか?
内田 いやー、もう全然分からないー。けどけものフレンズに関しては、お客さんたちが作品を考えるっていうことがすごくあったので。Twitterでもなんか考察タグみたいなものがあって。きっとこうに違いないとか、あそこはきっとこれからこうなるとか、お客さん同士で盛り上がってくれていて。それがヒットに繋がったんじゃないかなぁ……。と思うんですけど、正直いまだに分かってないです。
足立 最初の方、すごいほんわかだったのに、ラストにすごく衝撃的なことが。
桃井 ちょっと怖い感じですよね。
足立 こんなアニメだっけ、みたいな。11話のラストとか「あれ……かばんちゃん……?」みたいな感じで終わったじゃないですか。
内田 ありました。
足立 あれは最初見たときどう思われましたか?
内田 ほんと知らなくて。始まったとき誰も悪者もいないし、悲しいことも起き「ないし、すっごく平和な世界で、日々仕事に疲れた大人たちを癒す番組にしたい」って言われてたから(笑)。あんな展開になるなんて、もう微塵も思ってなくて。「嘘つきー、監督の嘘つきー」って(笑)。だからもう、そういう伏線とか何も考えないでやってきたら、急に雲行きが段々ちょっとずつ怪しくなってって。「おや……教えといてほしかったぞ」と思うことはたくさんあったんですけど。あのシーンは当日現場に行って半分くらい収録した段階で「これ追加台本です」って渡されて。元々渡されてた台本じゃなかったんですよ。
桃井 へぇ〜……。
足立 ということは、まだ平和だったんですか?
内田 なんか、あのシーンにはならなくて。もっとほのぼのとして「これからどうなっていくんだろうね」くらいで終わってたんですけど。渡された追加台本を読んだら、「え……何これ……どういうことなんだ」ってなってて。追加台本に映像が追い付いている訳もなく。なので11話は後半丸々台本だけでしました。
足立 ほんとに想像だけの世界?
内田 それだけでやって。ここできっと走って、でもどうやって走ってるか分かんないから一人で想像して。
加藤 映像はその声を元に作る訳でもなくってことですか?
内田 たぶん声録ったものを元に監督が後で作っていたと思うんですけど。なので尺ももっと台詞がたくさんあって。色んなことがあったんですけど、オンエア見たら半分くらいにまとめられてて。結構台詞も編集されてたので、「あっ、そういうつもりで演ってなかった」とかすごいあって。最後は敵に飲み込まれて終わるっていうシーンだったんですけど、「へっへへー!?」ってびっくりして。私もオンエア見るまでどういう出来上がりか分かってなかったんで、ちょっとびっくりしました。ちょっとどころじゃなくびっくりしました。
足立 でもあれ見たら12話どうなるんだろうって思いますもんね。
内田 はい。
桃井 カットされた台詞が気になるわ……。尺を気にしないディレクターズカット版とか見てみたくなってきますね。
加藤 DVD-BOX楽しみにしてます。

声パラのインタビューによれば、11話追加台本は福原Pが忘れていたためとのこと。

笑x音 17年8月7日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

YOKOHAMA RADIO APARTMENT 17年8月8日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

笑x音 17年8月14日放送分

オーイシおにいさんゲスト回。

C92

編集中

オーイシマサヨシ「仮歌ワンマンツアー」渋谷ライブ

  • 仮歌アルバムはジャパリパークのヒットも要因のひとつ。
  • ジャパリパークみたいな曲書いてください」という依頼が一件も来ていない。他のクリエイターには来てるのに。本人の知らないところで色んな広がりかたをしている「みんなの歌」になっている。
  • (2期で)ジャパリパーク、越えられないと思ってるんですかね、いや越えられませんですけども。いや分かんない。皆さんの愛ですとか作品の爆発力もあってのことなんで。
  • オーイシおにいさんがクイーカ演奏の参考にしたおにいさんの動画がsm30628778。

吉崎観音コンセプトデザイン展

  • セカンドシーズンPVの吉崎絵コンテ?掲載。日付は17.3.17。
  • 海の向こう(?)の新たなるフレンズ編にはキンイロジャッカルとアフリカンゴールデンウルフが登場。ジャパリパークのはじまり編にはアオツラカツオドリ登場、どちらも電柱など廃墟がBG。
  • アニメけもフレ「あの火山火口はこうなっている」掲載。
  • セルリウム(仮)生命エネルギーを吸収する物質、命の反物質
  • 四神とセーバルが技を合わせてアンチ・セルリウムフィルターを形成。技とはフレンズにひとつずつ持たされた「生きるための力」、ひい出た力(ジャンプ力等ではない)
  • ゲームのあとに起きたセルリアン大噴火事件を、四神が身を呈して防いだ。四神はフレンズの姿を保てず像になっている。青龍、玄武以外壊れている。その際セーバルはアンチセルリウムの結晶となり火口中心にとどまる。
  • 一般的な火山断面図のマグマ部分が黒セルリアン(セルリウム)になっている。アニメのサンドスターはセーバルと四神がフィルタリングした残骸。梶井Pアニメイトタイムズインタビューの答え合わせ。
  • 三角の丘(爆撃クレーターあと)、墜落したB2。
  • 旧富士山、火山とは違う結晶。

あくまでコンセプトデザインであってアニメ設定の謎とは限らないと注釈あり。火山設定はたつき監督、田辺氏の案を元にしているとのこと。

オフィシャルガイドブック6巻

  • リカオンはバイトリーダー
  • アラフェネが追い付いたのは一行が何泊もしているため。
  • 吉崎先生とたつき監督は飛行機を落とそうという意見が一致していた。吉崎先生が軍用機、たつき監督が旅客機。旅客機は想像の先の被害があるので軍用機に。
  • 吉崎先生が3Dアニメを比較して、てさぐれの色が一番よかった。ただ内容は……だったことをたつき監督に伝えた。
  • 吉崎先生は派手なアクションを止める様に伝えたら、たつき監督も「そうなんですよ〜」と。3Dネイティブ世代には作画畑の偉い人が求める要素がダサく全うに作りたかった。
  • 美術に気合いを入れる意見も一致。
  • 最初から24分ではなかった。
  • 最初のVコンからミライさんを止めてLBに、アプリパラレルからアプリ後にしたのは吉崎先生。ヒト二人は安定しすぎる。
  • 1話の評価の「変な顔」は「CGかよ」より1段上のステージ。
  • たつき監督のVコンは漫画のネームと同じ制作手法。
  • 吉崎先生はかばんちゃん周りには触れなかった。作り手の聖域。
  • アニメの目的はこれがけものフレンズです、と自己紹介できるフィルムを作ることだった。
  • 4話のバイパスは自然を維持するために地下で建造。吉崎先生が初めて指摘。
  • 火山解説はデザイン展と同じものもあるがセーバルの部分など黒塗りされている。
  • ジャパリパークの過去から未来にに起きうる出来事を吉崎先生が構想し、それをアニメスタッフが取捨選択している(軍用機墜落など)。
  • 吉崎先生はPV監修、キービジュアル監修、Vコン書き起こし、1話演出・設定監修も行っている。休憩所はアプリ版サーバル(アニメ版の先祖)が作って愛用していた。
  • けものフレンズ著作権は出資者、人格権は吉崎先生にある。
  • ネクソン版フレンズはガチャ用SSR依頼が発端。ストーリーは後半からアニメとリンクさせつつ関わった。
  • 時系列を飛ばして世代交代を設けたのは委員会要望にも対応するため。
  • PPP声優陣が暑そうだったので夏衣装を送ったら、代えたら怒る、と返答された吉崎先生。
  • サントラは元々BDカドカワ全巻特典だった。

アニサマ2017 けものフレンズ出演

  • どうビスxPPPwithコツメカワウソハシビロコウ、オーイシおにいさん
  • 開演直後の注意事項映像として、けものフレンズ新作映像が流れた。
  • 内容は、ライブ会場として博士と助手が廃墟となったSSAを整備する最中、落ちていた注意事項カードを読む、というもの。
  • これまでのゲストフレンズ、LB数機も手伝う。
  • 博士と助手はアニサマの客が100人程度だと思っている。
  • 最後はSSAに向かうどうビスたちという、irodorのiTwitterイラストに繋がる。
  • ようこそ〜は、追加2人の作品内容に即したセリフはなし。ラララ〜で観客合唱。
  • けものフレンズの楽曲は1曲のみ、アニサマラストのテーマ曲合唱も独唱なしと明らかに歌唱機会は他グループより少ない。持ち歌の都合もあるが後者はちょっと。
  • 退場時にハシビロコウのマネ?の大きなお辞儀をした小森さん。

みさき公園トークイベント

  • 冒頭で小野さんと築田さんから野中さんへご結婚のお祝いのお花贈呈。
  • 10話のアミメキリンの寝息演技は、最初ヒトと同様の演技だったが、ディレクター(たつき監督or阿部音監)から、実際のキリンの様に寝てもすぐ起きる様に指示があった。
  • 野中 ゲームから関わっているが、まさかこんなに当たるとは思ってなかった。某魔法少女的な作品と同じように頑張ってるスタッフは報われるんだなと。
  • 築田さんと田村さんは収録がない日もブースに入って勉強していた。

田村響華」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/news/395445/a/

たつき監督擁するヤオヨロズが声優オーディション開催中!野望の全容を聞いてみた!!

http://otapol.jp/i/2017/09/post-11264.html
たつき監督のオリジナル企画が動いていることへの初言及。

ゆうがたパラダイス 9月12日放送分

三森 アフレコ、どうでした、かばんちゃん?
内田 不思議な方式で録ったね。
三森 そうなの。何て言ったらいいんだろ……画がなんとなく出来上がってる状態。
内田 CGだから紙芝居みたいななんとなく出来てる画があって。途中は丸三角四角みたいになってたり。
三森 そうそうそうそう。なんにもないとか。
内田 だから結構ドラマCD的な、自由に演じて良いのかな、みたいな逆に。そんな感じだった。
三森 私は自分の演じたキタキツネが結構だらーって喋る役で。そういう役ってあんまりないから。すごい新鮮だった。
内田 確かに。最初ね逆かと思ってた。
三森 そう! みんな結構逆だと思ってる人多くて。未だに逆だと思ってる人多いんだけど。私は、黄色い方でーす。
内田 そうですよー、キタキツネの方ですよー。

『ウルトラFES』けもフレメンバー「年末のスーパーライブも出たい!」【メンバーコメント】

http://www.oricon.co.jp/news/2097417/full/

笑顔がいっぱいの初単独ライブ「けものフレンズ LIVE」レポート!

https://webnewtype.com/news/article/123049/

根本流風」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

https://ddnavi.com/interview/405458/a/


付録 けものフレンズ本放送、再放送関東視聴率

本放送
1話 0.8
2話 0.5
3話 0.7
4話 0.7
5話 0.9
6話 0.6
7話 0.6
8話 0.5
9話 0.3
10話 1.0
11話 1.0
12話 1.1
平均 0.7

再放送
1話 0.7
2話 0.6
3話 0.3
4話 0.3
5話 0.4
6話 0.6
7話 0.4
8話 0.4
9話 0.7
10話 0.3
11話 0.6
12話 0.8
平均 0.5

その2
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20171225/

Gのレコンギスタ劇場版、Romics2017で正式発表か

Romics2017

ガンダム Gのレコンギスタ」新プロジェクト企画進行中!
http://www.gundam.info/topic/17864

会場では、現地のアニメファンとの交流を深めるとともに、『ガンダム Gのレコンギスタ』の新プロジェクトが企画進行中であることも語られた。

Romicsでは富野監督のゴールデンロミックス受賞、G-レコ1〜3話上映、小形Pのサンダーボルトトークが予定されていました。
これで一応サンライズの正式発表か。「新プロジェクト」となっているのは、既報の通りの劇場版なのではなく、事実上の総集編OVAなのかもしれません。

富野監督ゴールデンロミックス受賞記念質疑応答

https://youtube.com/watch?v=VLIQOqC2YFY

富野 巨大ロボットが出ていても、です。特別なものがなければ作品ではないと思ってました。それの一番最初に挑戦したのがザンボット3という作品でした。ですから自分にとっても作り方が分からないなりに本当に頑張ったという記憶があります。逆に言えばその頑張りがあったおかげで子供に見せる作品としては良くない様なシーンもあったっていう指摘も受けました。現在でも思い起こせば、子供が見る様な作品に、人間爆弾の様な設定があるのは、あまり良いことではないと思いました。が、現実問題はその後20年30年して、子供までが自爆テロをする様なことを現実に起こしてしまった大人たちの姿を見ると、やはり警告としてこういう作品があっても良かったのではないか、という風に現在は思っています。
ダイターン3の場合には、今質問にある通り、サイボーグを交えた複雑な親子関係の物語という風に質問の方が理解している様ですけども、根本的なところが違います。そういう設定を入れようとは思ったんですが、上手くいかなかったので中途半端になっています。(中略)父と子の関係性をきちんと説明することができなかった。
(中略)
レコンキスタ」という言葉がこの物語では間違った伝えられ方をして、「レコンギスタ」になってしまったのをタイトルに込めています。

富野監督と小形P動画
https://youtube.com/watch?v=41uRTJgaVq0

これまでのG-レコ劇場版の情報

G-レコの放送後の展開、そして富野次回作について
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20150702/
村上隆トークセッション「日本、物語、リアリズム」ゲスト富野由悠季 メモ
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20151101/
富野流仕事術〜自分の個性を信じる〜 メモ
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20160417/
Gのレコンギスタ劇場版アフレコ実施か
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20160730/
富野由悠季監督名古屋講演「次の世代を意識すると仕事力がつく」
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20160911/

NHKBSプレミアム クリエイターたちのDNA〜ニッポンアニメ100年史〜 富野由悠季インタビュー

富野由悠季インタビュー

(アトムについて)その時に「リミテッドアニメ」という言い方は、よくも発明したよなっていうくらい映画的に考えると許し難い発想だった。だけども、週1ペースでまんが映画を作っていくなら、これしかないだろうな、っていうことも本能的に分かったし。それでたまたま就職させてくれたんで、「鉄腕アトム」の制作現場にいきなり入っちゃった。何が起こったかって言うと、やれシナリオが足らない、やれコンテが足らない。それでどういう風にアニメーターに仕事をバラまくか、みたいなことも知っちゃって。これをこなしてかないと要するに3か月後には穴があく、ていうような現場をドドドドドッと見るっていうことが僕の経験でしたんで。アニメの何たらかんたらを考えるようになったのは、それこそ……それこそ……40過ぎてからですね(笑)。
ガンダムの与えた影響について)僕にとっては、まず、あの巨大ロボットっていう寸法を、人物というキャラクターをワンショットで捉えるのはとっても面倒くさいんですよ。メカがでかすぎるから。で、その一体感をもたせて物語を作るっていうそのスケール感とか物語と、人物の行動様式と乗り物、つまり兵器の関係性をどういう風に作っていくかみたいなことが制作的な本当に肝になっていて。それを今の後発部隊若い人たちはそこを考えないで結局もうあるものとしてこなしちゃってるっていうところが、正直うらやましいなっていうのは、そういう基礎を確立するっていうところをやってなくて、パーンって来ちゃってるから、ほんとにあいつら楽してるよね、って感じはあります(笑)。

長井龍雪インタビュー

ガンダムについて)話の持っていき方と、あとは全然子供に優しくない作り方をしてるじゃないですか。やっぱりそれが子供心にかっこよく見えたし、ほんとに、全然たとえば「ガンダム」って拒絶される時があるんですよね。なんかもうこの話ほんとに分んない、みたいな気持ちになる時があって。違う価値観をガンガンぶつけられるあの感じとかが気持ち良かったんでしょうね。

荒木哲郎インタビュー

ガンダムについて)メカアクションものである以上に、人間の真実について迫ろうとしている作品としての、富野さんの一連作品にすごく惹かれまして。
(G-レコ10話について)モビルスーツが森で戦っている場面で、自分はその何か芝居の邪魔になるなと思って森の場面だけど程良く木を除けてたんですよね。コンテを描く時に。で、それを富野さんに見透かされて「お前演出の都合で木引っこ抜いたろ」みたいなことを言われて(笑)。確かにそのとおりですね、っつって。(G-レコ10話のG-アルケインの戦闘シーン流れる)何か芝居に都合の悪い木を避けながら闘ったりくぐったりすることで何かが生まれると思わない?みたいなことを言われて、ほんとにその通りだなと思って、それを「甲鉄城のカバネリ」では見直しまして。甲鉄城という蒸気機関車の中は実に芝居に不便なようにできているんですね。近くの人と話そうと思うだけでも階段をちょっと上って顔を出さなくちゃいけないとか。そういうこう、都合の悪いセッティングにしてみたら、実に芝居に幅が生まれて。でもそれと同じぐらい、なんて大変なんだって思いましたけど。でもフィルムは明らかに面白くなってて。分かった、ていう風にひとつ思いましたね。

哀・戦士富野由悠季インタビュー

この40年間というのは、気持ちは良くない。
自分のプライドでもあると同時に、これ程酷い目にも遭ったこともない、そういう作品です。本当にプライドなんです。プライドを持てる様な作品だった。ということは、その後も死ねない訳でプロで良い訳。プロフェッショナルってのは、次のものを作らなくちゃいけないのが、それが作れなかったっていう地獄を見ましたから。ガンダムを超える作品を作れなかったという歴史を三十何年、持つことになったという意味ではそれはそれで地獄ではあったというのが僕の体験です。
(演出のポイントは?)初めは子供向けの番組なんだからと思いながらやっていたんだけども、ある時からどうしても、映画の技法を徹底的に使わないとやってけない、ということにやっぱり気がついて。ドラマというのは人物がやるものですから、ロボットのやるものじゃないから、モビルスーツがやるものではないから。だけども巨大ロボットもやっぱり主人公らしく映さなきゃいけないためにカメラは、人物のバストサイズとロボットのバストサイズを撮影しなくちゃいけないんですけども。それを対比を絶えずある様に見せていくことができるのは、やっぱりこれ、映画的な性能なんです。この部分を以ってこれ以後もファーストガンダムを観ていただけるとありがたい、という言い方もできますが、今僕、とんでもないミステイクな発言をしました。「ファーストガンダム」って言い方は、ガンダム世代の人は絶対に言っちゃいけないんですってね。「機動戦士ガンダム」だ、ってね。はい、ごめんなさい(頭を下げる)(笑)。
(監督として意識したことは?)おそらく作品の裏っ側に流れている、あるものの考え方みたいなことも賛同してくれる人たちも、当然知ってくれてるんじゃないのかな、って気がします。というのは、ガンダムの時に一番意識したのは、敵が宇宙人でないんだよね、って着想。今までのアニメではやってなかった訳だから。それを思いついたときには「やった!」と思いましたもん。敵が人間であればドラマができる。敵に好きなものがいたらそれは殺せないだろ、殺せない、だけど殺さなくちゃいけないってこれはドラマになるよね。
戦闘シーンを抜いて話を繋げるってことを要するにTV版の時から意識はしてきた。それが結局青春群像というテーマに落ち着いてく。巨大ロボットものでも映画的というものを極めていけば、要するに長生きするんじゃないのかと思えたし(自身を指しつつ)、もう少しマシな作品を作れるんじゃないのかって思えた。その目線を獲得して、その目線を実行してみたのがガンダムだった。アニメってのはこんなもんだ、ロボットものとはこんなもんだ、って思って作ってる人と、いや、何かそれに付加するものがあるんだ、とかってことをちょっと思って作ってるスタッフでは、それは作り方が全然違います。

寿美菜子のラフラフ 16年12月3日放送富野監督言及分

☆富野さんHBD☆|寿美菜子オフィシャルブログ「みなころび八起き」
http://ameblo.jp/kotobukiminako-blog/entry-12216758658.html
元気のGは!|高垣彩陽オフィシャルブログ「あやひごろ」
http://ameblo.jp/takagakiayahi-blog/entry-12217047251.html

寿 前にスタッフさんと呑んでた時に、本当に富野さんって怖い怖いって印象があるんですけど、G-レコの時もそうですし、アメとムチの使い分けが本当に上手な方なので、お茶目な部分が意外と多いよね、って話をしていたんですよ。で、以前別のアニメの、特に富野さんが作ってるとかではないんですけど、アニメTシャツを着ていらしたことがあって、G-レコの(現場に)。それを見た時に「ああいうの着るんですね」って話をスタッフさんとしてて。そしたら「割とTシャツとかは何でも着るんですよ」みたいに仰ったから、これはスフィアグッズだったりソロのグッズのTシャツを渡したら着てくださるんじゃないかと面って、今回プレゼントを直接は渡せなかったんですけどスタッフさんに託すという形で用意させてもらいました。それで何色かあったんですね。富野さんがTwitterで着てくださってるTシャツはTick Tick Tickのピンクの服だったんですけど、Tick Tick Tickのカラーって黄色ととピンクの2つあったんで、「黄色とピンクどっちにした方がいいですかね?」ってスタッフさんに聞いたときに、「富野さんはピンクが好きですからピンクにしましょう」って。あやひーのTシャツもあげたんですけどそれもピンク。全部ピンク。ピンクしか持ってない人みたいになっちゃったね。それでピンク分量が一番刺激的で多かったのがTick Tick TickのTシャツだったからひとまずあれを着てくださったということで。本当にね、まさかその場で着てくださるとは、っていうね。一応ね、make xのかばんに入れて託しました。次富野さんにお会いしたときになんて言われるか。それも忘れちゃってるかわかんないですけど、次お会いするのがすごく楽しみになりました。現場でも本当に厳しい面もあるんですけど、厳しいこといっぱいあった時はだいたい「僕もそうなんだけどね」みたいなこと言って周りを笑顔にするっていうね。ちゃんと周りをすごく見てる方なんですよね。人としての生き方としてもすごいなと思いました。偶然電車ですれ違ったことがあったんです。その時ずーっと本を読んでらっしゃいました。いくつになっても勉強熱心でこういうことが大事なんだと学んでらっしゃるんで。本を読んでましたし、その電車が20分くらい乗ってる電車だったので、もしずーっと20分一緒だったらアレだなと思って声をかけずに通り過ぎるというね。これを知ったら富野さんに鬼の形相で皆殺しにされてしまうんじゃないかなと思いますけども。そんなこともありましたよ。そんな富野さん素敵です。お誕生日おめでとうございました。

富野監督、誕生日おめでとうございます(今年は何もできなかった)。

キャラクターランドVol.9 富野由悠季インタビュー「シン・ゴジラ」をこう観た!

劇場版G-レコ関連部分

――「シン・ゴジラ」はいつ観られたんですか?
富野 公開の2日目でしょうか。たまたま時間が空いたから映画館に寄ったんです。
(中略)
富野 今、劇場用に作っている作品(G-レコ)に、軌道エレベーターが出て来るんだけど、何か違和感があった。どこがおかしいのか、なかなかわからなかったんだけど、客室の窓だったんです。設定画では窓が黒く全部黒く塗ってあって、それがかっこよかったので、気が付かなかったんです。乗客が乗っていれば窓には灯りがついていないといけない。映画版で慌てて描き直しました。そうするとやっぱり違うんですね。
こういうときって、おそろしいくらい気が付かなくなるものなんです。

劇場版G-レコの、修正部分についてここまで詳しく言及したのは初だと思われる。
確かに、放送当時この点について指摘した言説があるかはちょっと思い出せない。
鑑賞日についてなぜ取り上げたかと言うと、先日紹介したアフレコ日と被っていると思われるため。


第二形態にまばたき表現が抜けていることと同様であるこの例示によって、シン・ゴジラには水しぶき表現・全体的に水気が足りないのではないか、という指摘につなげていく(ただ、まばたきなしはケレンみだけでなく意図的であると思うのだが……)。

シン・ゴジラ評について

いくつかピックアップ。

  • 最初は普通に80点をあげられる映画だと思ったんですが、観終わった後にネットをあまり見ない僕にも、いろいろ情報が入ってきて、20点くらい点数が下がりました。一般的にはスルーできるレベルの問題でしかないと思っています。
  • 対中国が描かれていない。
  • キャスティングは見事でした。実写映画の監督はこれを見習ってほしいと思いました。
  • たとえばお姉さんが振り返ったときに、人はまず目を見る。おっぱいを見るのはそのあと!
  • 水気が足りない分、パサパサしている方は上手い。あのPC持ち歩いているお姉さん(尾頭)の姿とか、かっこよくて、息をのみました。

「いろいろな情報」は、先日紹介した荒木氏や、サンライズ1stの面々と思われる。

他作品言及

  • たまたまTVをつけて後半40分ほどだけ、アジアの役者は独特の湿りっ気のある顔をするので、それに惹かれて思わずラストまで観てしまった映画があります。水気たっぷりの映画。「イロイロ ぬくもりの記憶」。
  • 新海誠が「君の名は。」を35歳で作ってれば、絶賛したでしょうが、ここからが大変でしょうね。

先日言った様に、「君の名は。」やはり商業面でしか評価していないのでは。

ブレンパワードフィルムブック 制作者座談会

いま「ブレンパワード」を監督がつくった意味

――ブレンパワードを作っていく上で、どんな点で苦労しましたか?
安川 いちばん困ったのが、3話(「勇の戦い」)の作画作業に入ってるのにチャクラ・フラッシュがどうなるかわからないっていう(笑)。
富野 それまでは誰もわかんかったんです。本当に。だから僕自身も含めて結局「ガンダムぼけ」に陥ってたんだって。
河口 監督が一番重症の人ですよ。
富野 そう。15年間新作をやってなかったことが見事に表れた。チャクラ・フラッシュのフォルムひとつも、うかつに決められない。その切り口みたいなものがまるでわかんないんだよね。考えてみればサンライズの第1スタジオ自体、ずっと「ガンダム」をつくっているから、誰もほかに頭が回る人がいなくて。実際にフィルムを見て「なんだ、これでいいんだ!」って気づくまでに6、7話かかった。制作前に決めておかなくてはいけないことをおやりながら納得してた(笑)。
河口 富野さんにとっては、ガンダム教から脱退するためのリハビリ作品ですよね(笑)。なにしろ教祖ですから(笑)。
富野 いわゆる還俗する作業だったことは事実です。ひとつだけ偉そうなことを言わせてもらうと、この年齢で一度「ガンダム」以外の作品をやらなくてはいけない。やらないと僕は死ぬんだよね。「ガンダム」漬けの中で。全部が封印されてしまうだろうと感じていた。やってみたらこんなにもスタッフに迷惑をかけてしまって申し訳ない。と同時にいま、若い人たちが助けてくれてありがたいなと思っています。

脚本家の言い分と監督の言い分

――脚本の方にうかがいますが、ご自分が手がけた中で印象に残っている話数を教えてください。
高橋 書いていて面白かったのは15話の「一点突破」ですね。絵コンテで監督に全部つぶされちゃいましたけど。23話の「スイート・メモリーズ」は監督のプロットどおり書いたら、今度は「俺の分身みたいな脚本だ」って却下されて。しょうがないから全く違う話を書きました(笑)。この回はシナリオ前のプロットで3稿、シナリオで3稿まで行って計6稿、1か月半くらいはかかってるんですよ、実は。
河口 その前の20、21話(「ガバナーの野望」「幻視錯綜」)の脚本は隅沢さんが頑張りましたよね(笑)。1、2週間でポンポンとシナリオを上げて、1日で直しを上げて。
高橋 せっかく浮いたスケジュールを全部私が食ってしまって。すみません(笑)。
――淺川さんが印象深かったのは何話ですか?
淺川 一番最後に書いた22話「乾坤一擲」が好きで、16話「招かれざる客」は嫌いです(笑)。
面出 苦しんだから(笑)。
河口 ひどい打ち合わせだった、あれは。監督に突然「新キャラ出そう」って言われて(笑)。ナッキィはそこで生まれたっていう。
安川 生まれた理由も、土器手さんが「アムロにはカイやハヤトみたいなライバルがいるけど、ユウにはいない」って話をしたら、富野監督が「そうか」ってホントに出しちゃった(笑)。
河口 もとは淺川さんのつくった話があったのに、そこへ突然ナッキィが登場することになって。ナッキィの話になったんです。ひどいでしょう(笑)。
安川 登場するキャラクターの量が一年分なんだもん。あれだけキャラクターいたら1年かけて掘り下げられますよ。
高橋 だから隅沢さんはせっかく出てきてるんだからってカントとナッキィを21話でちゃんと活躍させる場面をつくったりしてて、苦労してるんだなぁ(笑)って。
富野 ん〜。そう考えるとホントにずっとリハビリしてたんだねぇ。
安川 しみじみ言わなくても(笑)。
河口 気が済みました(笑)?
富野 いやぁ、まだだなぁ。こうやって訳がわかんないとこでつくるっていうのはすごく面白いってわかったんで。予定調和でつくっていくのはやっぱりヤだなぁ。
河口 もうちょっと構成があって、それに自由度がプラスされてるのが良いんじゃないですか。
富野 それができるとね。
河口 次の課題ですよね。
富野 しかし富岡さんも偉いよね。こうまで素人集めて、よくやってるよね。
富岡 (声にならないような声で)ありがとうございます(笑)。でも、中盤から本当に面白いね。6話の「ダブル・リバイバル」以降、ドラマがはじまって。
富野 今になってみると3話の中頃から4、5話(「故郷の炎」「敵か味方か」)のもたつきってのは、なんだったんだろう、すごくくやしいねぇ。
高橋 ユウっていうキャラを描くには、あれだけ時間が要るんじゃないですか?
河口 4、5話が好きって人も多いし。
富岡 一本につき何か所かポイントがあるんだよね、富野さんの作品って。3回目ぐらいに見るのが面白かったりする(笑)。何回も見られますよね。

面出さんがひとりで書いたキャラクター、ネリー・キム

――面出さんが自分で最も印象に残っているのは何話なんですか?
面出 とりあえず8話の「寄港地で」は監督に衝撃を与えたようなので「いっかなー」と思ってるんですけど(笑)。
河口 本領発揮はネリーのときだな。
面出 そう、ネリーの話を前後編でやれた「カーテンの向こうで」「愛の淵」)のが面白かったですね。
河口 ネリーというキャラクターは面出さん以外の人は書いてないんですよね。
富野 だからあの話は、トミノ流に言うと、シナリオに全く触ってないもんね。それで気持ちが悪かったとか、こちらが我慢したってこともない。
河口 でも面出さん「17話でいいセリフ切られちゃった」って怒ってた(笑)。
富野 嘘でしょう?
面出 ネリーとユウが喋ってるところがまるまるなかったから「おおっ!? アクションばっかり」って。「私が書きたかったのはここだったのに、ガーン」と絵コンテ見ながら。
富野 これは言い訳になるんだろうけど、コンテの展開上で「この絵並びだったらこうでしょう」みたいな作為が入ることはあるな。それはコンテマンはコンテマンなりに考えたことがあるというのと、尺と枚数の関係もあって、チェックの段階でセリフ一辺倒では考えられなくて、セリフをつくっちゃうところがあるね。

反響が大きかった第9話「ジョナサンの刃」

富野 現場とは違う意見で面白かったのは「ジョナサンの刃」。見てて辛かった、あそこまで本当のことを言ってもらっちゃ困る、って。その意見はかなり冷静な人なんです。つまりアニメであそこまでやってもらうと辛い、っていう意味があると思うよね。
高橋 自分が働いている母親だったりしてね(笑)。「わかってるんだから、やらないでよ」って。
面出 だけどあれは救う話だから、あそこでやっとかないと、後になって救えないんだよね。
安川 あの時間、親が働いてて子供だけで観てたとなるとえらいことですよね。
河口 いつか殺してやろうと(笑)。
富野 だけどそう思ってくれていいんじゃないの? それが刷り込み意識にはならないと思っている。アニメの枠の中でそういうふうに思って、気になるからって次を観たら、今度はお母さんがいなくなっちゃう。で、気が晴れるっていうのは、僕はあると思う。

サブキャラに関する意外な事実!?

高橋 アノーアが消えてアイリーンが艦長になるってのは監督は最初から決めてたんでしょうか。
安川 名前がキャリアーだから……(笑)。
河口 違う。艦長がいなくなった後どうするって。「誰かまだ何もやってないのは〜」って(笑)。アイリーン、医者だけどいいのかって(笑)。
富野 だから劇中で「士官学校では優秀な生徒だった」って理論武装して(笑)。
高橋 キャリアもちにしたんですよね。
河口 ひどいよな〜(笑)。でも、監督も新キャラを出すより今いるキャラの中で、って抑制があったから。その後すぐ忘れて「だめだ、新キャラだ!」ってナッキィ出して。それでみんなは「ヤバい、病気が始まっちゃったぞ!」って(笑)。
面出 企画書よりキャラが増えてるんですよね。桑原さんとか。
高橋 それを言うならケイディ(笑)。
面出 名前つけた時点でレギュラーになるから「わぁ、しまった」って。
――ケイディは4話に出てきたときに死んだかと思いましたが。
富野 みんなそう思いました(笑)。
――まだエッガひとりしか死んでないじゃないですか。
安川 ネリーの話を見ると、実は死んでないんじゃないかと思うんですけど(笑)。
河口 プレートを透かすと中に見えるってのは……(笑)。
富野 それもいいかもしれない。
河口 それで「どうやったら出られるのかな?」って(笑)。
高橋 改心したら出てくるとか(笑)?
富野 それ、最終回に入れよ(笑)。
高橋 面出さんなら何でもやってくれると思ってませんか。
河口 安川が言ってたんですけど、オルファンの中には江戸時代から入ってた人がいて……。
富野 (爆笑)
河口 「オルファン江戸村」とか「ウェスタン村」ができてるっていう(笑)。
安川 お侍が乗ってるんですよ、ブレンパワードに。妙な音がガサガサッとするんで見てみたら、畑があってお百姓さんが鍬持って耕してたりして。
河口 ナッキィとか、そういうキャラでも良かったかもしれない。
富野 ねぇ、それ惜しかったよ。今言うなよー(笑)。じゃあ、パート2はそこから入ろう(笑)。そういうところから行きたいなぁ、ネクストは。
――みなさん、いつもこんな感じですか?
富野 まったくそうです。
河口 ひどいもんですよ(笑)。
富野 だけど、かなり本気なんですね、こちらは。やっぱり、その方が面白いと思ってますからねぇ。

オリジナル作品の難しさと面白さ

――やはり最初は手探り状態だったと思いますが……。
河口 いや、むしろ後半が手探り状態でした(笑)。説明不足かなという気はしますけど……。話がポンポン飛んでっちゃったりとか。でも、それは意図してやってることですけどね。
面出 後半はキャラクターが固まったから書きやすかったんじゃないですか。
高橋 カナンとか、最初は設定しかないからわからないんですもの。
面出 カナンとかラッセとか、結構私、勝手に作っちゃった(笑)。
――キャラクターの性格は途中で変わってきたりしてますよね。
河口 みんなバカになってる(笑)。
面出 コモドとナンガがくっつくのは最初はなかったんですよね。
高橋 あれは第7話(「拒絶反応」)をつくってからですよね。
淺川 富野さんが言ったんですよ。
高橋 あの回のナンガは怪我して泳いでるんですよね不思議だな〜(笑)。
安川 後で松葉杖もついてたけど、足悪そうにも見えないし、どこ怪我してるんだろうな(笑)。
河口 最初からカップルになるって決まってたのは比瑪とユウだけでしたよね。
面出 ナンガとカナンとラッセは三角関係だったんです、企画書では。でもナンガはコモドとくっついちゃったから。
淺川 落ち着いてしまった(笑)。コモドはもっと色々やるはずだったのに。
河口 あんたら相手見つけたらそれでいいんかい(笑)。戦いの場はお見合いか、コンパか、って(笑)。
――キャラクターを書くときは、感情移入したりするのですか?
高橋 私は意外と感情移入しないですね。この人はこういうこと言う“らしい”とか、こういう動きをする“らしい”とか、“らしい”で書いて、私がその中に入って行くっていうのはほとんどなかったです。それはやらない方が良いと思ったんで。
河口 面出さんは感情移入するでしょう。
面出 私はセリフを書いてるとそのキャラクターになってるんですよ、頭の中身が。だから気がつくと「このセリフはヤバいだろう」とか「ここまで言っちゃいけないだろう」って思い止まったりするんです。言いすぎちゃダメかなって。
高橋 でも、そこを寸止めにすると、監督が全部入れるんですよね(笑)。
面出 「せっかく寸止めにしたのに全部入ってる〜」って、画面見ながら(笑)。
――面出さんが一番入り込んだキャラは?
面出 主役のユウは別格で、絶対的に中心にして書いてましたね。でないと周りのキャラクターに食われちゃうんで、そこは気をつけてました(笑)。あと、クインシィですね。最初は怒ってばっかりというのがすごく気になってて。だから「姉と弟」(第11話)のときに笑った顔を入れて、あれでキャラができたんです。それまでは、この人は何を考えているんだろうって感じだった。そうやってクインシィのキャラをつくったから、最後はああなったんです。そうでなかったら、多分、あのままオルファンと行っちゃったでしょうね。普通のロボットものだったら憎しみ合って、殺し合うっていう。でも、それだけはやめよう、救いがなくなるから、って。ほとんど全員救われる話にしよう、と。
――淺川さんはどうですか。
淺川 感情移入しやすいのは子供ですね。私自身、「ブレン」の世界観がわかりづらかったんで、世の中をまだ知らないチビッコのセリフが一番書きやすいんですよ。「あれ何?」とか(笑)。私がセリフを書くと短かったり、ひらがなが多かったりして、頭悪そうなセリフが多い(笑)。
――人気のあるキャラは誰でしょう?
河口 カナンが人気あるって聞きましたけど。一番まともそうだから(笑)。ジョナサンはよく育ってくれたって感じですよね。
面出 最初の頃はどうしようって言ってたんですよ。ライバルって負けるのが運命だから、ずーっと負け続けてて(笑)。でも第14話(「魂は孤独?」)で勝ち誇ってた(笑)。
河口 戦いで勝ったんじゃなくて口で勝った奴(笑)。卑怯な手段で買ってるんだよね、あいつ(笑)。
面出 あれは自分でもすごいと思った。ジョナサンはユウのちゃんとしたライバルになったんです。あの辺はユウとジョナサンが表裏一体だから、ユウが落ち込むとジョナサンが高飛車になって、ジョナサンが落ち込むとその逆、っていうシーソーになってちょうど良かった。オルファンの中で権力握るってのはライバルとして普通じゃないですか。それが動機が母親のことだったっていうのが、すごいな、と思った(笑)。こんなキャラ初めて、って。
河口 案外ちっちゃい奴だった(笑)。
面出 でもみんなそうなんですよね、今回は。全員、戦争とか軍隊のような大儀名分じゃなくて個人的な理由で戦ってたから、わかりやすかった。
――最終的に、人もほとんど死にませんでしたしね。
面出 最終回のプロットを立てながら、誰か忘れてないかなーと思ったら、「いかん! ナッキィ忘れてる」って(笑)。キャラが死なないってことは減らないってことだから。勝手に増えてく(笑)。
河口 いっそのこと二番艦つくって、二軍はそっちに移せば良かったのかも(笑)。レイト艦長のところとかに。
高橋 そう言えば、私は沈んでる(目立たない)キャラを書くのが楽しかったですね。そういうのを浮かすのが(笑)。他のことは他の方がやってくれるので、私は沈んでるキャラ担当だ、と。ヒギンズとかシラーとか、レイトとか(笑)。
――富野監督と仕事された感想は?
高橋 懐が深くなってるのかな、と。我々がぶつかったとき、昔だったら弾き飛ばされてると思うんですけど、「しょうがねぇなぁ」って受けてくれる(笑)。
面出 怒鳴られてないもんね。先輩ライターに散々脅かされたんですけどね。「勝手なことしやがって」とは言いますけど(笑)。
河口 富野さんのストレスを一身に富岡さんが受けてくれたから(笑)。
――富岡さんはいかがでしたか。
富岡 すごい苦戦しましたよ。僕、大変なのばっかりやってるんですけど(笑)。オリジナルをつくるのも大変ですね……。

  • 富野監督が一番好きなキャラクターは比瑪。「あの声が戯作者とか演出家として面白いっていうのがある」
  • ユウが働いていた店が「すいとん屋」というのは、富野監督も気に入っていたそうだ。
  • 面出「カントはブレンに乗ったり、オルファンには行かないと言っちゃうところが面白いキャラでしたね」
  • ネリーの登場した17、18話は雪の降る森が舞台。位置関係などの細かい部分はうやむやにできたのは美術スタッフにはありがたかったらしい。
  • 凍った湖の上でスケートをするネリー・ブレンというのは富野監督から出されたアイデアだ。
  • ネリー・ブレンやバロンズゥにコンパネ・シートがないのは、話の途中で必要がないことに気づいたからだそうだ。

(1998年8月3日収録)

abemaTV放送記念ということで。BD発売時には、これの完全版(あるのか?)を収録してほしい。
日付から分かる様に、この対談は最終回放送前。タイミング的には、脚本最終話脱稿後、コンテ作業前といったところか(最終回に入れよう、くだりがあるので)? 隅沢氏以外の脚本陣が揃っている富野作品インタビューは珍しい。